フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

まだまだたっぷりの雪

2012-01-26 | 日記

朝は青空があるが雲も多く、山々は全く見えない。外気温マイナス13度、室温11度、湿度15%。

アルビノーニのフルートソナタを流しながら、薪ストーブに火を入れる。コーヒーが入ったところで、久しぶりにベートーヴェンのチェロソナタイ長調をかける。第3番は何度聴いても心に滲みてくる名曲だ。

朝食を食べていると、時折小雪が舞ってきた。午前中は、外に出る気がしないので、フルートの練習で過ごす。

午後から、いい天気になってきたので、アダージョの森を散歩する。見上げると素晴らしい青空だ。

日当たりのいいところでは、大分雪が融けてきた。落ち葉のあるところは、雪の融けるのが早い感じだ。

森の中を歩くとまだまだたっぷりの雪だ。


外気温がマイナス5度、風が出てきたので体感温度は大分下がるので、30分ほどで散歩を終える。しばらく薪割りや薪運びをしたあと、買い物に出かける。

今日は、庭の雪を楽しむ以外に特に何もすることのない一日だった。


ようやく○がもらえた

2012-01-25 | フルート

今朝の八ヶ岳は晴れているが山々には雲がかかっていて望むことはできない。外気温マイナス11度、室温9度、湿度20%。

いつものことながら、昨夜はかなり酔ってしまって、朝になってもまだ疲れが取れていない。昨夜は遅くなったのでTMTMさんご夫婦に拙宅に泊っていただいた。

朝食の前に酵素がたっぷり入ったスムージーを先ず飲もう。ローフードは二日酔いにも効くような気がする。

食後、紅茶を飲みながらTMTMさんにDIYの手ほどきを受ける。先ずは、2×4材を使って作業台を作りましょうということになった。木工であろう何であろう、何かを作るためには、作業台が無ければ始まらないのだ。作業台の話は、これまでも何人かの人にお聞きしたが、結局、作れずじまいに終わっていた。それではとTMTMさんは、小さなメモ用紙に、分かりやすい概略図を描いてくれた。成程、こういうことか。目の前で図面で説明されると、分かりやすい。2×4材をホームセンターでカットしておくと作業がスムーズにいく。後はビスと電動ドライバーがあれば作れるとのこと。

今日の昼からは、趣味悠々の時間だ。

妻の陶芸教室に、ペンション「銀の森」の奥さんが体験レッスンを受けることになったので、ご一緒する。私は、明野の「ちゃみたくはうす」へ向かう。さすが明野まで下りてくると、雪は融けてしまっている。アルテ21課のトリル練習曲NO1をやる。なんとか最後まで吹きとおすことができたが、やはりAのトリルの終結がまだまだだ。それでも、先生から、これはいいでしょう、○をいただいた。やれやれである。

続くNO2のトリルの練習曲は、やはりだめだ。トリルをかけずに終結部だけを入れる練習を繰り返す。これはできるのようになったが、トリルを入れるとどうも乱れてしまう。拍を心の中で数えられなくなってしまうのが原因のようだ。これは引き続いてやることになる。続いて、22課の短いトリルの練習曲に移る。先生にざっと吹いていただいたので、感じがつかめた。トリルも色んな演奏の仕方があるのを教わった。

フルートの練習を終えて、陶芸教室へ戻る。妻は今日は、茶碗蒸し茶碗の蓋を作っていた。あとは、蓋につまみをつけてから柄を入れ、受け皿を作るとのこと。


「銀の森」の奥さんは、お皿とマグカップ本体を作った。初めてなのに、非常に美しく出来上がっていたので感心した。


いつ終わるとも知れない音楽パーティ

2012-01-24 | 人々との交流

今朝の八ヶ岳は見事に晴れ上がった。放射冷却で冷え込みが厳しい、外気温マイナス14度、室温10度、湿度20%。山々がよく見える。早速山の写真を撮りに出かける。

誰も歩いていない雪道には、動物の足跡がいたるところにある。

南アルプスは実に堂々とそびえている。

翻って我らが主峰赤岳も迫力では負けていない。頂上小屋までよく見えた。

40分ほどの写真撮影を終えて部屋に帰ってきてから、ゆっくりと朝食を摂る。

夕方から、音楽の仲間が集まってパーティをすることになっている。
会場のペンション「銀の森」にはイルミネーションが点灯していた。

銀の森のダイニングルームには、巨大な薪ストーブが赤々と燃えていていい感じだ。


早速持ち寄った料理をテーブルに並べる。さすがペンションなので9人がゆったり座わることができた。

開会時刻となって「乾杯!」の大発声。サラダ、グリッシーニ、ベーコン、唐揚げ、和風キッシュ、洋風ポテト煮る、それにお刺身など。


先ずは、スキーのインストラクターをやっているオーナーのTさんから、最近のスキーの滑り方の話を聞く。昔やっていた「沈み込み回し」などはやっていない、ほとんど何もせずとも自然にスキーは回るそうだ。その後は、もろもろの話をワイワイガヤガヤ。料理の最後は、土鍋ジンギスカンだ。味にくせは無くボリュームたっぷりだ。

 

いよいよ第二部の音楽会へ移る。いつもの、リコーダーとギターの演奏で「白色は恋人の色」、「オバサンズ」によるリコーダーの演奏は「エーデルワイス」続いて私のフルート演奏。最初に、「グリーンスリーブス変奏曲」を演奏した後、TMTMさん夫人のピアノ伴奏で、昨年秋から練習してきたフォーレ「シチリアーノ」を演奏する。

楽器の演奏が一通り終わると、今度は、ギターの伴奏で皆で「翼を下さい」の大合唱だ。その後は、ペンションオーナーの指導で、小野リサのCDを流したり、ジョンデンバーやPPMの懐かしい歌を歌った。その中から、「カントリーロード」や「レモントゥリー」を今後練習して皆で歌えるようになろう、という宿題が出てきた。

飲んだり、しゃべったり、歌ったり演奏したりの楽しい音楽パーティは、いつ終わるともしれない。皆さんふらふらになってようやく12時前にお開きとなった。


雪景色を見に出かける

2012-01-23 | 日記

降り続いていた雪がようやく止んで、青空が戻ってきた。外気温はマイナス5度、室温13度、湿度22%、と暖かだ。

いつも通り部屋を暖め、コーヒーを啜りながら、アルビノーニのフルートソナタを流す。柔らかく包み込むようなフルートトラヴェルソの音を聴くと、心がなごむ。庭に積もった雪はかなり多いので今日は融けそうにない。

部屋が温まってきたのでゆっくりと朝定食を食べよう。

朝食後の庭の様子を見に外にで出る。

昼からは、雪景色を楽しむため、車を走らせた。清泉寮は、標高が高いので積雪の量が多かった。富士山は見えなかったが、秩父の山々はパノラマで見渡せる。

続いて、赤い橋に行く。駐車場に積もった雪がガチガチに凍っていた。

まきば公園はどうだろうか、青空が広がって、実に気持ちがいい。遠くの方で鹿が群れていた。

その後食材を買い出しにきららへ立ち寄る。今夜は、ペンション「銀の森」さんから「オーロラ伝説」という催しがあるので、一緒に行きませんかと、誘われたので夕食を早めに済ます。時間が来たので、ペンション「銀の森」さんの車に乗せていただいて、会場のゴルフ場へ行く。生憎、吹雪になってきたので、大丈夫かなと思っていると、会場には沢山の人が詰めかけていた。

最初に日本語でストーリーが語られたが、よく聞き取れなかった。次は、中国語がしばらく流れていた。中国からの観光客が来ているのであろうか。すると、真っ暗な中、突然、レーザー光線が湧きあがった。

成程、これが「オーロラ伝説」か。

音楽に合わせながら、レーザー光線が次々と色と形を変える。光線に当たって雪がきらきら煌めくのがなかなか美しい。カメラを構える手がかじかんできた、相当の寒さだ。

30分ほどで「オーロラ伝説」が終わった。

本当のオーロラを見るためにはこれぐらいの寒さでは済まないだろうが、今夜の寒さも相当厳しかった。帰り際、車に乗ると、フロントガラスがビシビシに凍っていた。今夜から明日にかけて、山沿いでは大雪になるとの天気予報があったが、どうなるのだろうか。


大雪の日の新たな出会い

2012-01-22 | グルメ・クッキング

昨夜また新たに降った雪が木々の枝に積もっている。空を見上げると、少し雲が薄くなってきている。
外気温マイナス4度、室温14度、湿度23度。

いつも通り、薪ストーブのガラスを磨きながら、コーヒーをすする。煤がしつこく着いているところがあって、拭いとるのに手間取った。灯油ファンヒーターも同時にスイッチを入れるので、部屋が暖まるのが早くなった。朝食を食べる頃は、室温は20度まで上がっている。

食後は、しばらくフルートを吹く。ロングトーン、基礎練習をやった後、「名曲31選」から好きな曲の練習をしておこう。

今日は、Cocoさんご夫婦と一緒に、Aostaさん宅をご訪問することになっている。

雪のことがやや心配だが車を出してみると、新たに積もった庭の雪は柔らかいので運転に支障はなかった。進入路をギュウギュウいわせながら降りていく、スタッドレスタイヤがよく効いて、無事外の道路に出ることができた。県道に出るまでの農道も、心配するほどでもなかった。県道~国道141は除雪されていて、車も走っているので全く問題はない。

Cocoさん宅に立ち寄り、家の中を案内していただく。1Fは少し模様替えがされていた。2Fは部屋の間仕切りが完成していて、大分様子が変わっている。天井板が積まれていて、これからは、塗料を塗ってから張り付け作業が続くとのこと。

訪れたAostaさん宅は、アプリコットに近い色の外壁で家の形が独特だ。駐車場からの鉄平石のプロムナードがいい。案内していただいたダイニングルームは、6角形だろうか、庭に突き出ている素敵な空間だ。そこには既に、ランチョンマットとサラダがセットされていた。

ビールで乾杯となったのは、予期していなかったので、嬉しいハプニングだ。Aostaさんのビーフシチュー、Cocoさんのネギスープ、PAPAさんのポテトグラタン、我が家からは中国風ちまきなどがざっと並んで楽しい食事の始まりだ。最近、家で飲む酒を控えているので、酔いが意外と早く回ってきた。

 

グリム童話「ルンペルスティルツヒェン」の話から自動車免許更新、イギリスでの自動車運転の話など話題満載。食事が終わって部屋にさりげなく置かれていた調度品を見せていただいた。

リビングにはグランドピアノやチェンバロなどが置かれている。

その後、いよいよP氏のリコーダー演奏会へ移る。最初はグリーンスリーブス変奏曲、その後はジブリの主題曲など、次から次へとリコーダーを変えながらの演奏はアマチュアとは思えない演奏である。続いて、私も、フルートでグルック「精霊の踊り」を演奏する。すると、P氏が、一緒に演奏しましょうかと、巨大なコントラリコーダーを持って現れた。ご一緒にヘンデル「ラルゴ」など数曲を演奏した。アヴェマリアではP氏にはピアノ伴奏をしていただく。

緊張した演奏会が終わってからは、ティータイムとなる。小さな赤い箱に色んな紅茶が入っていて各自好きな味と香りを選ぶ。


スウィーツが出されてきたのだが、P氏がなかなか手を出そうしないのは?と様子を窺っていると、ワインを飲もうという運びになった。美味しいワインに思わず舌鼓を打ちながらの楽しい会話が続く。Aosataさんご夫婦の率直で明るい雰囲気が実にいい。

気がつくとあたりは少し暗くなってきたので、名残惜しいがお開きとなった。