野原の少し湿っぽいところに、ピンクの可愛いい金平糖のような花が一面に咲いている。
ミゾソバ(学名 Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii )だ。よくわからないが、タデ科タデ属 (Polygonum) に属するのか、あるいはイヌタデ属 (Persicaria) に分類されるのか論議があるようだ。
他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼とのことである。
下のほうが白くなっているので、パッと見ると蕎麦に似ていることから、溝に生える蕎麦から和名ができたとか。
葉をよく見ると、形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)と呼ばれることもある。
野山を歩いていて、何か、気分をルンルンさせてくれる花だ。
こんばんは。
ミゾソバ・・・可愛い花ですね。私も散歩途中眺めては、にっこりしています。
別名、『ウシノヒタイ(牛の額)』とはよく言ったものですね。初めて知りました。
よくよく葉を眺めましたら、ホント、牛の顔みたいですねぇ。
昔の人たちはよく観察していたんですね。
確かに蕎麦、それも白花の原種に戻りかけた赤蕎麦に似ています。
また、金平糖のように可愛らしく、透明感を感じます。
手前のツリフネソウも可愛らしい。
よく似た、あの恐ろしい名前をつけられた「ママコノシリヌグイ」とは、この牛の額に似た葉の形で区別するのでしょうか。
野に遊ぶ楽しさ一杯ですね。
それでも、てくてくの野を歩いていると、いろんな面白いものに出会えますね。
ミゾソバとツリフネソウ、どちらも湿ったところが好きなので、混じり合って群生していました。