フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

秋の野の金平糖 可愛いミゾソバ

2014-09-15 | アダージョの森

野原の少し湿っぽいところに、ピンクの可愛いい金平糖のような花が一面に咲いている。

ミゾソバ(学名 Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii )だ。よくわからないが、タデ科タデ属 (Polygonum) に属するのか、あるいはイヌタデ属 (Persicaria) に分類されるのか論議があるようだ。

 他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼とのことである。

下のほうが白くなっているので、パッと見ると蕎麦に似ていることから、溝に生える蕎麦から和名ができたとか。
葉をよく見ると、形が牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)と呼ばれることもある。

野山を歩いていて、何か、気分をルンルンさせてくれる花だ。

 


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4 コメント

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Unknown (KITAHO)
2014-09-18 19:44:58
山栗 さん

こんばんは。
ミゾソバ・・・可愛い花ですね。私も散歩途中眺めては、にっこりしています。

別名、『ウシノヒタイ(牛の額)』とはよく言ったものですね。初めて知りました。

よくよく葉を眺めましたら、ホント、牛の顔みたいですねぇ。
昔の人たちはよく観察していたんですね。
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ミゾソバ (Shige Haru)
2014-09-19 07:58:38
ミゾソバをこんなに近くで見たことはありませんでした。
確かに蕎麦、それも白花の原種に戻りかけた赤蕎麦に似ています。
また、金平糖のように可愛らしく、透明感を感じます。
手前のツリフネソウも可愛らしい。
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継子の尻拭いとの区別 (山栗)
2014-09-19 09:49:30
Kitahoさん、ミゾソバのかわいらしさ、ホッとしますね。このピンクと白の混ざり具合もいいです。

よく似た、あの恐ろしい名前をつけられた「ママコノシリヌグイ」とは、この牛の額に似た葉の形で区別するのでしょうか。

野に遊ぶ楽しさ一杯ですね。
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秋の野 (山栗)
2014-09-19 09:53:25
Shige Haruさん、今年の秋は、どういうわけかスカッとした秋空がやってきません。青空なんですが、雲の比率が多いんですね。

それでも、てくてくの野を歩いていると、いろんな面白いものに出会えますね。

ミゾソバとツリフネソウ、どちらも湿ったところが好きなので、混じり合って群生していました。
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