フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

人々との交流

2011-03-18 | 人々との交流

今日は空は雲ひとつなく晴れ渡っている。
外気温は、なんとマイナス14度まで冷え込んだ。室温8度、湿度20%。
テレビでライフラインが断たれた被災地の厳しい冷え込が報道されていて胸が痛む。

庭は霜で真っ白だ。南アルプスは美しく輝き、赤岳では雲が舞いあがっている。美しい山々の姿が心に滲みる。

午前中、近くの貸別荘「野分け」さんのところへ行く。オーナーは非常に明るい人柄の人で、快く迎えてくれた。
「野分け」の庭は、春になると美しいバラやクレマチスで覆われる。日本ガーデニングコンテストで銅賞を受賞されたそうで、オーナー夫人の熱心なガーデニングの努力の結果だ。

ここの水は大変美味しいと評判なので今日も貰うことにした。オーナーさんの話では、ガソリン、灯油は確保されているが、お客さんは、計画停電があるので、「野分け」さんのほうからキャンセルしているとのこと。東京にいる息子さんから物資が不足しているとの連絡がある。同時に、企業活動がストップしているので、派遣職員の仕事がなくなって、派遣切りが始まっているとのことだ。

11時過ぎ、「野分け」を出る。途中の道からは南アルプスの全貌を見ることができた。春の様な陽気、真っ青な青空を背景に堂々たたずんでいる。

午後は、計画停電中に入ったが、ペンション「銀の森」のオーナー夫妻がやってきてくれた。計画停電があるので、この3連休中のお客さんは、全てペンションからキャンセルしたとのこと。ペンション経営が厳しくなってきている。ガソリンは安定して供給されているとのことだった。
「野分け」さんといい「銀の森」さんといい、会って話をし状況や情報を交換することができるのがありがたい。

「銀の森」さんが帰ってからは、昨日に引き続き、森へ出てたきぎ拾ろいを行った。二日分ほど確保する。

今日で東北関東大震災後1週間が過ぎた。停電が終わったのでテレビのスイッチを入れると、被災地の小学校の卒業式がおこなわれていた。子どもたちの顔をみるにつけ一日も早い回復を祈りたい。


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2 コメント

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Unknown (カタナンケ)
2011-03-19 09:27:50
出かけた郵便局の本局まで停電で
義捐金が遅れず きのうまた出かけて
ささやかな「善意」と、、を??
わずかなのに なんだか義務を果たした気持ち、、
今日は1日 計画停電が中止になりました、、 お昼の停電だからいいのに、、とおもったけど 企業の影響が大きいのでしょうね、、
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義捐金 (山栗)
2011-03-20 09:51:17
カタナンケさん今日は!
義捐金遅れてよかったですね。私もささやかですがさせていただきました。
計画停電は今日20日も無いらしいのでほっとしています。東京消防のハイパーレスキュー隊がんばってますね。
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