畑に目を向けると
春にスクナカボチャ(宿儺かぼちゃ)の種を蒔き、5つぐらいの苗が出ていた。それが実ってきた。普通のカボチャとは違って、ヘチマのような形をしている。
古くから岐阜県高山市丹生川町周辺で自家用野菜として栽培されてきた飛騨の伝統野菜である。果肉は先から尻までほぼ同じ厚みとなっている。加熱するとホクホクした食感で甘みがある。
ところが、畑の他のところに朱色のカボチャが育っている。スクナカボチャを少しずんぐりしたような、ラグビーボールのような形だ。
昨年採れたスクナカボチャの種を使ったのだが、私の畑ではスクナカボチャしか育てていなかった。
虫たちが媒介したものと考えられる。 普通育てられている栗カボチャでもないところが面白い。
ジャク・オー・ランタンにでも使える感じだが少し細長いかな。
畑の端のほうに植えたニラの花が満開だ。