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『ストーン・カウウシル』正統派オカルト

2007-11-27 00:38:59 | ホラー
ストーン・カウンシル
LE CONCILE DE PIERRE(2005年フランス)
 監督 ギョーム・ニクルー
 脚本 ギョーム・ニクルー、ステファーヌ・カベル
 出演 モニカ・ベルッチ、カトリーヌ・ドヌーヴ、モーリッツ・ブライブトロイ

 ■ストーリー■
 ローラ・シプリアンは、子供が産めないために、モンゴルの赤ん坊リウ=サンを養子にするのだった。そして、7年が経ち、リウ=サンが誕生日を迎えようとするころリウ=サンの胸に赤いアザが出来るのだった。主治医ヴァンケルに診せるが、何でもないとのことだった。しかし、ヴァンケルは、謎の一味で、リウ=サンを狙っていたのだった。そんなとき、リウ=サンを車に乗せて、ローラが運転していると、鷹が襲ってきて大事故になってしまうのだった。
 
 ■感想■
 ジャン=クリストフ・グランジェ原作のスリラー映画。
 出演は、モニカ・ベルッチにカトリーヌ・ドヌーヴ。カトリーヌ・ドヌーヴも大女優なのに、こういうジャンルの作品に出演しちゃうんですね。さすが懐が深い!
 
 ただのミステリー映画だと思っていたら、なんと正真正銘のオカルト系作品でした。正統派ミステリ映画ファンからは怒られそうな内容の映画です。

だって今作の内容って、「監視者」と呼ばれる100年に1度生まれる超能力者を扱った正統派のSF系の作品です。また「監視者」を狙う秘密結社が存在します。そのうえ、ロシア情報局まで巻き込んでの大サスペンスになっていきます。なのに、なんでこんな地味なデキになってしまったんでしょう??
 なんかハリウッドで映画化したら、すごく面白くなりそうな作品です。自分は、どちらかと言えば、ハリウッド映画より、ヨーロッパ映画のエンターテイメント作品の方が好きなんですけど、今作はダメでした。
 いくらでも盛り上がりそうなテーマの作品なのに、盛り上がりに欠けまくりなんですから!

 80年代だったらTV東京の火曜ロードショーでも放映したら絶対に面白く観れちゃう作品です!90分枠の実質68~69分の放映時間ですけどね!あれ、それってテンポが悪いってこと??
 69分はオーバーにしても、あと20分くらいカットしたら、もっともっと面白く観れたのに!ランニングタイム103分は、この作品には長すぎ!今や、90分枠の映画劇場ってなくなっちゃいましたけど、80年代のTV東京の放映する作品はすごい作品ばかりでした!あのラインナップで、「午後のロードショー」とかで2時間枠で放映してくれたら良いのに!
 でも今や、地上波の映画枠が少ないから、「午後のロードショー」とゴールデンタイムも映画枠にしちゃえば良いのに!(映画嫌いの人からは怒られそうですけど)

 あ、また本題からずれちゃいましたけど、今作って本当にハリウッドでリメイクして欲しいです!もっとお金をかけてエンターテイメントな作品に仕上げてくれそうですもんね!
 ハリウッドもリメイクばかり考えないで(あれ、「リメイクして」とか言ってたくせに)、こういう原作を見つけてきて映画化すれば良いのね!50点
ストーン・カウンシル

アルバトロス

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