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『鮮血!悪夢の卒業式』80年代ホラーDVD化

2009-03-29 11:46:04 | ホラー
鮮血!悪夢の卒業式
GRADUATION DAY(1981年アメリカ)
 監督 ハーブ・ブリード
 脚本 ハーブ・ブリード、アン・マリッセ
 原案 デビッド・ボーン
 出演 クリストファー・ジョージ、パッチ・マッケンジー、E・J・ピーカー、マイケル・パタキ

 ■ストーリー■
 高校の陸上部の試合でランニング中、女子学生ローラが死亡してしまうのだった。2ヵ月後、卒業式のため、海軍にいたローラの姉アンがやってくるのだった。アンが帰ってきた日、ローラと同じ陸上部のメンバーでクロスカントリーの選手ポーラがジョギング中に殺されてしまうのだった。その日から次々と陸上部のメンバーが殺されていくのだった。
 
 ■感想■
 『13日の金曜日』(80年)の大ヒットによって1大ブームの起きた1980年代のスラッシャームービーの1本。
 13日の金曜日、卒業式、エイプリルフール、誕生日etcと、1980年代は、記念日という記念日は殺人鬼が暴れまわってました!!
 今回、今作は“DARK RABBIT”のブランドからセル&レンタルで発売になりました。実は、今作はビデオテープでソフト化されたときも、あまり店頭で見たことがなかったので、ず~っと、ず~っと見逃していた作品だったので、今回のソフト化はすごくウレシイです!!
 同じように、1982年のスラッシャームービー『スプラッター・ナイト血塗られた女子寮』も、未見なんでどこかDVD化してくれないでしょうか??リメイクも作られたようだし、『スプラッター・ナイト血塗られた女子寮』はそれなりに(←本当に「それなり」ですけど)話題になると思うんですけどね。

 低予算の自主映画チックなスラッシャームービーですけど、出演者が豪華です。TVシリーズ「ラットパトロール」「不死身の男」、『大列車強盗』(72年)、『グリズリー』(76年)、『アニマル大戦争』(77年)、『地獄の門』(80年)と、1970年代にアクション映画系の作品でヒーローを演じたクリストファー・ジョージと、『ドラキュラ・ゾルタン』(76年)、『スパイダーマン』(77年)、『ゾンゲリア』(81年)のマイケル・パタキが出演してます!!この2人の出演者がポスターやビデオのパッケージにあるだけで、作品の価値が違っちゃいますからね。


 ヒロインのアンが帰ってきた日から殺人事件が起きるので、犯人はヒロイン??それともコーチ役のクリストファー・ジョージ??って一応、ミステリー調な要素もあるんですけど、そこはやっぱり低予算のスラッシャームービーなんで、犯人は予想通りというか、余りにもストレートな感じすぎて誰にも分かるはずのない犯人という展開に!!ある意味、この犯人でビックリ!!マイケル・パタキが犯人だったら、もっとビックリだったのに!!
 犯人を当てられないっていう意味では、ほとんど反則技の『誕生日はもう来ない』(81年)というミステリー調のゴアシーン満載のスラッシャームービーがありましたけど、観た当時は「何だ!これは!」って思いましたけど、今作に比べるとしっかりと作られていて、超大作に思えてきちゃいます。

 『誕生日はもう来ない』も日本語吹き替えつきで発売されていたら、買っちゃうのに!!字幕のみなんですよね。
 発売して欲しいといえば、最近リメイクされたジョージ・ミハルカ監督の炭鉱町ホラー『血のバレンタイン』(81年)もゴアシーンカットなしのバージョンを日本語吹き替えつきで発売して欲しいですね!!『血のバレンタイン』は、ミステリー的には突っ込みどころ満載の犯人ですけど、けっこうファンが多いのでDVD化されたら、それなりに売れると思うんですけどね!!

 今、観ると低予算!低予算!って感じですけど、1980年代当時は、喜んで観ていたんでしょうね。確かに当時は、もうスラッシャームービーが劇場公開されるだけで喜んで観に行ってましたもんね!!観終わったあと、入場料と映画の内容を考えて、多少、後悔しながら帰ることが少なくなかったですけどね!!

 あと、今作は古い作品っていうこともあって、発売元が超メジャーでないので画像がかなり荒いのですからね!! 40点
鮮血!悪夢の卒業式

DARK RABBIT

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監督J・リー・トンプソン、出演メリッサ・スー・アンダーソン、グレン・フォードのカナダ製スプラッタームービー
誕生日はもう来ない

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『血のエイプリルフール』リメイク4月バカ

2009-03-29 11:30:38 | ホラー
血のエイプリルフール
APRIL FOOL’S DAY(2008年アメリカ)
 監督 ザ・ブッチャー・ブラザース
 脚本 マイケル・ワイガート
 原案 ダニロ・バック
 原作脚本 ダニロ・バック、ザ・ブッチャー・ブラザース
 出演 テイラー・コール、ジョッシュ・ヘンダーソン、スカウト・テイラー=コンプトン、ジョー・エッゲンダー、ジェニファー・シベール

 ■ストーリー■
 2007年4月1日、カロライナのケネディ家と言われるカルティエ家主催でトーランス・コールドウェルの社交界デヴューのパーティが開かれていた。カルティエ家のデジレは、同じく社交界のミラン・ヘイスティングスに嫉妬していたため、弟のブレインを使って、ブレインとミランのHシーンをビデオに撮りネットで流す計画を立てていた。しかし、ビデオ撮影中、デートレープドラッグを飲まされたミランは薬物への拒否反応が起き2階から誤って転落して死んでしまうのだった。事件を起こしたブレインは財産の権利権を失ってしまうのだった。
 ときが過ぎ、2008年3月31日、あのパーティの事件に関わった者に死んだはずのミランの事故についての証拠があるので4月1日にミランの墓に来いという招待状が届くのだった。そしてミランの墓に行ったメンバーのもとに小包と手紙が届くのだった。手紙には、1年前の事件の罪を認めなければ、1人づつ死んでいくという予告が書かれていた。そして、小包にはゴシップ記事を書くチャールズが死ぬシーンが入ったビデオが入っていたのだ。

 ■感想■
 1980年代のスラッシャームービー『エイプリル・フール鮮血の記念日』(86年)のリメイク作品。
 オリジナルの『エイプリル・フール鮮血の記念日』はフレッド・ウォルトン監督のスラッシャームービーの佳作でしたけどリメイクの今作はどうでしょう??
 
 冒頭のパーティの事件の顛末を描くのに、22分!!ランニングタイム91分の作品で、今作のメインにストーリーに入るまでに22分!!22分なんて長すぎ!!長すぎ!!長すぎ!!
 どうせタイトルも“エイプリルフール”だし、オリジナル版と同じようなネタなんだろうなぁ。って軽い気持ちで観てるのに、ダラダラ、ダラダラ22分も使って!!

 フレッド・ウォルトン監督の傑作スリラー『夕暮れにベルが鳴る』(79年)も、最近『ストレンジャー・コール』(06年)としてリメイクされましたけど、本当にリメイクに恵まれていないです。
 というより、もっとフレッド・ウォルトン監督って評価されても良いと思うんですけどね!!『』もなんでリメイクしたのか意味不明なリメイク作品でしたけど、今作もかなりヒドイ作品になっちゃってます!!
 
 観てる観客にはネタバレなのに、映画の中の登場人物だけ、怖がっちゃって、観てるこっちがシラケちゃいます!!今作もリメイクとしてでなく、オリジナルな作品で作ってくれれば、もう少し評価できますけど、リメイクとしては、やっぱり全然ダメな感じな作品になっちゃってます。
 オリジナルでは、孤島という限られた空間に集められたティーンたちが殺されていく展開のスラッシャームービーが、最後のドンデン返しで驚かされる記念日ホラー作品になってましたけど、今作は、スラッシャームービー風にもなってません!スラッシャームービーどころか、日本の90年代の2時間サスペンスなみの展開です!!

 本当に、こんなリメイク作るのやめて欲しい!!
 オリジナルの『エイプリル・フール鮮血の記念日』がスラッシャームービーだったのに、リメイクは、日本の2時間サスペンスに!!
 スラッシャームービー → 日本のつまらない2時間サスペンスってどういうこと??

 まぁ、今作は劇場作品でなくて、本国アメリカでもオリジナルビデオとして製作された作品みたいなんで、あんまり作品の質を求めちゃいけないんでしょうけどね!!未公開のスラッシャームービー、サスペンスは絶対に観るって映画ファン向きですよね。 30点


 
血のエイプリルフール

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