『スケルトン・キー』
THE SKELETON KEY(2004年アメリカ)
監督 イアン・ソフトリー
脚本 アーレン・クルーガー
出演 ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ
ジョン・ハート、ピーター・サースガード
■ストーリー■
大病院での仕事に嫌気がさした看護士のキャロライン・エリスはルイジアナの大きな屋敷で住み込みでベン・デベローという男の看護をすることにするのだった。しかし、その屋敷には鏡が一つもなく、また屋敷裏部屋の奥の小部屋は、マスターキー(スケルトンキー)でも開けることができない不気味な小部屋がある屋敷だった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ゴールディ・ホーンの娘ケイト・ハドソン主演のオカルトホラー。
全米初登場第2位でも、日本ではDVDスルーになっちゃいました!
DVDスルーだと、早く観れるのはウレシイんですけど、ケイト・ハドソンが主演でも、全米でヒットしても、劇場公開出来ないんですね。
ケイト・ハドソンも、日本では人気ないんでしょうかね??
ところで、今作はキャスティングは、どうなんでしょうね??
ジーナ・ローランズが悪い人っていう印象持っちゃいます。
ところで、今作を観て初めて知りました。
“ブードゥー”と“フードゥー”ってのがあるんですね。
「え、フードゥー??」って、最初は思いましたけど、アメリカ南部で発展したアフリカ系アメリカ人の間での信仰されてる呪術みたいですね。
信じてる人間にしか効果が無いんですって!
ダメダメ!自分だったらすぐ信じちゃいます。TV雑誌の星占いまでじっくり読んじゃうんですから。
今作なんですけど、最近のハリウッドのメジャー作のわりにストーリー展開が、妙に1970年代チックなオカルト映画です。
脚本は、アーレン・クルーガー。アーレン・クルーガーだから、1970年代風な展開でも、メジャースタジオの作品っぽくなくても、全然不思議じゃなかったです。
なんてたって、アーレン・クルーガーといえば、『隣人は静かに笑う』(1998年)の脚本家ですからね。ハリウッドのメジャー作品で、あういうスリラーの脚本を、書いたんですもんね。
その他のアーレン・クルーガーが脚本を書いた作品を観て気がついたんですけど、アーレン・クルーガーの作品にある共通点を発見しました!今作現在。
全作ではないので、あくまでもアーレン・クルーガーが多分、好きなテーマということで。
アーレン・クルーガーの主な作品というと
□『隣人は静かに笑う』(1998年)
隣に引っ越してきた家族によって引き起こされる恐怖を描くスリラー。
□『レインディア・ゲーム』(2000年)
刑務所で一緒だった友人のになりすました男が巻き込まれるスリラー。
□『クローン』(2001年)
エイリアンが作り上げたクローンではないかと疑われた科学者の恐怖。
□『ザ・リング2』(2005年)
サマラが、レイチェルの息子エイダンになって甦ろうとする。
その共通点とは、
それは誰かが誰かになりすます(なりすまされる。または、なりすまされそうになる)ことによって起こる事件や恐怖
が描かれていることが多いってことです。
『隣人は静かに笑う』では、隣に引っ越してきた謎の家族が主人公を犯人にさせようとする恐怖が描かれてます。
『レインディア・ゲーム』では、主人公自ら友人になりすまして事件に巻き込まれちゃいます。
『クローン』では自分がクローンにとって代わられる恐怖を描いてます。
『ザ・リング2』ではサマラがエイダンにとって代わろうとする恐怖が描かれますもんね。
ってことは今回も??って思っちゃいました。
で、かんじんな今作『スケルトン・キー』なんですけど、あまりにもていねいな展開なんで、中盤でネタが割れしちゃいました。
ちょっと、ていねい過ぎ!あと10~15分短くても良かったのに。ランニングタイム104分ですけど、60分くらい観たところで「もしかしたら…」って思って、80分くらい観たところで完全にストーリー分かっちゃいました。
最後も多分そうなるんだろうなぁ…。って思ったらまさにその通りの展開!!
「エーッ、なんのヒネリも無い!!」
途中でヒント出しすぎです!!
あの謎のレコードの説明とか!!1970年代ホラーとかを、たくさん観ていたら、誰でもわかっちゃうようなストーリーです。
『悪魔のワルツ』(1971年)とか『家』(1976年)とかを、観ていたら、当然、想像がつくラスト!!今作もケイト・ハドソンの運命は!!
ちなみに、今あげた2作品の方が全然面白いです。
途中でネタが割れちゃって展開も思った通りだったから点数は辛目で、 50点
THE SKELETON KEY(2004年アメリカ)
監督 イアン・ソフトリー
脚本 アーレン・クルーガー
出演 ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ
ジョン・ハート、ピーター・サースガード
■ストーリー■
大病院での仕事に嫌気がさした看護士のキャロライン・エリスはルイジアナの大きな屋敷で住み込みでベン・デベローという男の看護をすることにするのだった。しかし、その屋敷には鏡が一つもなく、また屋敷裏部屋の奥の小部屋は、マスターキー(スケルトンキー)でも開けることができない不気味な小部屋がある屋敷だった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ゴールディ・ホーンの娘ケイト・ハドソン主演のオカルトホラー。
全米初登場第2位でも、日本ではDVDスルーになっちゃいました!
DVDスルーだと、早く観れるのはウレシイんですけど、ケイト・ハドソンが主演でも、全米でヒットしても、劇場公開出来ないんですね。
ケイト・ハドソンも、日本では人気ないんでしょうかね??
ところで、今作はキャスティングは、どうなんでしょうね??
ジーナ・ローランズが悪い人っていう印象持っちゃいます。
ところで、今作を観て初めて知りました。
“ブードゥー”と“フードゥー”ってのがあるんですね。
「え、フードゥー??」って、最初は思いましたけど、アメリカ南部で発展したアフリカ系アメリカ人の間での信仰されてる呪術みたいですね。
信じてる人間にしか効果が無いんですって!
ダメダメ!自分だったらすぐ信じちゃいます。TV雑誌の星占いまでじっくり読んじゃうんですから。
今作なんですけど、最近のハリウッドのメジャー作のわりにストーリー展開が、妙に1970年代チックなオカルト映画です。
脚本は、アーレン・クルーガー。アーレン・クルーガーだから、1970年代風な展開でも、メジャースタジオの作品っぽくなくても、全然不思議じゃなかったです。
なんてたって、アーレン・クルーガーといえば、『隣人は静かに笑う』(1998年)の脚本家ですからね。ハリウッドのメジャー作品で、あういうスリラーの脚本を、書いたんですもんね。
その他のアーレン・クルーガーが脚本を書いた作品を観て気がついたんですけど、アーレン・クルーガーの作品にある共通点を発見しました!今作現在。
全作ではないので、あくまでもアーレン・クルーガーが多分、好きなテーマということで。
アーレン・クルーガーの主な作品というと
□『隣人は静かに笑う』(1998年)
隣に引っ越してきた家族によって引き起こされる恐怖を描くスリラー。
□『レインディア・ゲーム』(2000年)
刑務所で一緒だった友人のになりすました男が巻き込まれるスリラー。
□『クローン』(2001年)
エイリアンが作り上げたクローンではないかと疑われた科学者の恐怖。
□『ザ・リング2』(2005年)
サマラが、レイチェルの息子エイダンになって甦ろうとする。
その共通点とは、
それは誰かが誰かになりすます(なりすまされる。または、なりすまされそうになる)ことによって起こる事件や恐怖
が描かれていることが多いってことです。
『隣人は静かに笑う』では、隣に引っ越してきた謎の家族が主人公を犯人にさせようとする恐怖が描かれてます。
『レインディア・ゲーム』では、主人公自ら友人になりすまして事件に巻き込まれちゃいます。
『クローン』では自分がクローンにとって代わられる恐怖を描いてます。
『ザ・リング2』ではサマラがエイダンにとって代わろうとする恐怖が描かれますもんね。
ってことは今回も??って思っちゃいました。
で、かんじんな今作『スケルトン・キー』なんですけど、あまりにもていねいな展開なんで、中盤でネタが割れしちゃいました。
ちょっと、ていねい過ぎ!あと10~15分短くても良かったのに。ランニングタイム104分ですけど、60分くらい観たところで「もしかしたら…」って思って、80分くらい観たところで完全にストーリー分かっちゃいました。
最後も多分そうなるんだろうなぁ…。って思ったらまさにその通りの展開!!
「エーッ、なんのヒネリも無い!!」
途中でヒント出しすぎです!!
あの謎のレコードの説明とか!!1970年代ホラーとかを、たくさん観ていたら、誰でもわかっちゃうようなストーリーです。
『悪魔のワルツ』(1971年)とか『家』(1976年)とかを、観ていたら、当然、想像がつくラスト!!今作もケイト・ハドソンの運命は!!
ちなみに、今あげた2作品の方が全然面白いです。
途中でネタが割れちゃって展開も思った通りだったから点数は辛目で、 50点
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