指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『戦う少国民』に見る精神主義

2020年12月27日 | 政治
映画『戦う少国民』では、眼や耳の訓練を小学生にやっている。
実に悲惨というか、バカバカしい。
敵を見ることは、人間の眼や耳ではなく、すでにレーダーによって確認できるようになっていたのだからひどいと言うしかない。
また、回転する輪に子供を入れて廻すのもやっているが、航空兵の三半規管の訓練なのだろうか。
飛行機にとって重要なことは、アクロバット飛行をすることではなく、通常の飛行を確実に行うことである。
すべてを国民の精神に帰そうとしている。
それは、国民に自粛を言う菅義偉首相も、同じように見えてくるのは、私だけだろうか。


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