指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

恵方巻を食べる

2024年02月03日 | その他

昨日、今日と恵方巻を食べる。

                   

「恵方巻なんて、コンビニの宣伝だ」との声もあり、たしかに関東に、昔は恵方巻はなかったと思う。

ただ、江戸時代から、「恵方」という考え方はあり、むしろ初詣などは、明治以後に生まれた鉄道会社の宣伝によるものなのだ。

鉄道など交通機関が発達していなかった明治中期まで、庶民は、遠くの神社等に詣でることは不可能だった。

だから、普通の庶民は、正月は、その年の恵方に行く、「恵方参り」をしていたのだ。

そして、節分に食べるのは、だいたいは散らし寿司だったと記憶している。

まあ、恵方巻は、結構おいしいので、それでよいと思って食べている。


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