昨日、今日と恵方巻を食べる。
「恵方巻なんて、コンビニの宣伝だ」との声もあり、たしかに関東に、昔は恵方巻はなかったと思う。
ただ、江戸時代から、「恵方」という考え方はあり、むしろ初詣などは、明治以後に生まれた鉄道会社の宣伝によるものなのだ。
鉄道など交通機関が発達していなかった明治中期まで、庶民は、遠くの神社等に詣でることは不可能だった。
だから、普通の庶民は、正月は、その年の恵方に行く、「恵方参り」をしていたのだ。
そして、節分に食べるのは、だいたいは散らし寿司だったと記憶している。
まあ、恵方巻は、結構おいしいので、それでよいと思って食べている。