指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

栃の心の反則負けは残念だったが・・・

2019年09月12日 | 相撲
横浜稲門会の伝統文化鑑賞会で、大相撲9月場所4日目に行く。
相撲は伝統文化であり、折口信夫は「相撲は演劇である」と言っているとおり、相撲の伝統性は面白く、西欧の人が好きになるもその辺だろうと思う。

両国駅に1時集合で、1時半過ぎに会場に入るので、幕下の途中。
照の富士が出ていて、勝つ。こんなところにいたのかと思い、新ためて個人競技の相撲の厳しさを思う。
十両では、嘉風、魁聖、蒼国来等が出ている。魁聖も、一時は幕内にいたが、こういうタイプは長く続かないなあと思う。

白鳳が休場で、土俵入りは鶴竜のみ。
中入も、相撲と寄席にあるもので、芸能としての相撲の性格を現している。
審判も入れ替わりがあるが、栃東、琴錦は二度出ている。結構、大変だな。

幕内になると、場内の声援が大きくなり、貴源氏、石浦などはものすごく、相手は大変だなと思うが、石浦には錦木がやっと勝つ。
琴奨菊、豊ノ島などは、もう大部歳だなあ。
朝乃山が、遠藤に負けたのは非常に残念、朝乃山は、富山県の出身で、2年前に高岡に行くと朝駅で号外を配っているので見ると、彼の入幕の報せで驚く。



貴景勝と豪栄道は順調に勝ち、贔屓の栃ノ心も勝ったと喜ぶと、物言い。
髷を掴んだとのとのことで反則負け。
本当かねと思うが、栃ノ心の相撲自体は悪くなかったので、一安心。
打ち止めの鶴竜は、壱ノ城を問題にせずで、今場所は、鶴竜、貴景勝と豪栄道の争いだろう。

出ると雷と雨、近くで軽く打ち上げ。
安い店だったので、学生はじめ若者で満員だった。

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