指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

「文春4月1日号」を読む

2021年03月27日 | 政治
「週刊文藝春秋4月1日号」を読む。
言うまでもなく、菅総理大臣の問題である。
今回は、横浜駅東口周辺の飲食店の出店をめぐる利権である。
菅総理が、小此木彦三郎議員の秘書だったことは有名で、小此木彦三郎議員は、運輸族で、そのつながりで国鉄、JRに強い影響力を持っていた。

           
それを利用したのが、横浜駅エキナカの飲食店の出店である。その店はキャラバンコーヒーの系列で、横浜駅のナカへも出店していて、この喫茶店の最大の売物は、パンケーキだというのだから、大いに笑える。
いろいろな疑惑が書かれているが、結構微妙な犯罪で、贈収賄か脱税くらいで、検察が捜査するには少し罪が小さいと思う。
いずれにしても、菅義偉は、見たとおり「小悪党」という感じだ。
とうてい、雲霧仁左衛門のような大悪党ではないようだ。
総理大臣は、その時代を象徴すると言われるが、小悪党の菅義偉が総理と言うことは、今の時代が小さいと言うことなのだろうか、非常に興味深いことである。

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