「葉痕」撮影は毎年のようにやった。
都合5~6回は出掛けたであろうか?
そこから見えて来たモノは驚くべき自然界の珍奇な「顔姿」だった。
何と言っても人面樹:「鬼胡桃」「ヌルデ」「葛の葉」等が王者だろう!!! 「トチンブク:栃の木」も面白い!!!
今、Topページに「トチンブク」の葉痕をシリーズで掲げているが、中々、愛嬌があって面白い!
最初に、これ等「葉痕」を知ったのは、上さんが子供に買い与えた子供向けの絵本だった。 もう、30~40年も昔の話である。
面白シレ~ものがこの世の中にあったもんだ!!!と、感心した程度だったが、歳を追うに従い、自然界の神秘に嵌り込んで行く・・・
そして、この撮影をするようになり、当時、本で見たよりその裾野は深い事を知った。
「鬼胡桃」は超有名だが、「ヌルデ」や「葛の葉」、「藤」、「アジサイ」、「桐」、「キュウイ」等等は、山野を駆け摺り回り自ら発見した!!!
これから、閑散期、ネタ埋めに使わして貰おうと思っている。。。
そしてソシテ、笑っちゃった!!!
或る時、牛伏寺川の渓谷に入り、「アカシヤ」の葉痕撮影をし始める。と、鬼の顔した「アカシヤ」の葉痕、この棘の股に真白いモノが!!!
これは絵になる!!!
シャッターを切り出すと噴き出しちゃった!!!
棘に刺さっていたモノは「飯粒」だった!!!
??????
瞬時には理解し難かったが、少し、間を置いて考え直すと、誰かが「ムスビ」を投げ込んだのか?それとも、烏等の鳥が「ムスビ」を見付け運び込んでこの枝で食べていたのだろう?
想像を絶する不可思議な事が起こるもんだ!
アハハ…
流石に自分なり気に考え、笑っちゃった!
ついつい4~5年前の話である・・・