「出口のない海」原作本。

　今日は野暮用で外回り。

　日本のテレビゲーム業界最大の寄生虫というか犬というか、まあ『人民日報』というべき最大手誌『フ×ミ通』を出している会社に、

「ご無沙汰してますから」

「取材を御願いしたいので」

　などと理由を構えて顔を出してきました。そして旧知の部門の面々（旧知×１、初対面メタボリック系オサーン×１、初対面在日×１）を前に御家人爆発。

　同社ヒゲ社長浜×某が『フ×ミ通』に連載しているコラムのもんのすごーく糞な部分を嫌味たっぷりに思いっきり批判してしまいました。どうしても許せない部分があったので。……そこを畳みかけてから、

「まあでも『フ×ミ通』ですからねー」

「子供とゲーヲタしか読まない雑誌ですからねー」

「良識のある大人にはこういう内容は見せられませんよねー」

　いやーそれをぶちまけたくて最近ウズウズしていたので、口実を作って行ってきたのです。

　あーすっきりした。つまらない内容ですけどこの話には後段もありますから後日詳報するかも知れません。

　消息筋によると浜ちゃん結構ギリギリみたいじゃん。カドカワに切られないよう頑張りなねー。

　そのあと地図を見たら九段坂北に近いので、帰路はそっち方面に歩いて靖国神社に参拝。もちろん例によって「海軍コーヒー＆零戦」で至福のひとときを過ごして参りました。

　続いてアキバで「しょこたん」をバックアップというかある種のプロデュースを行っている人と久闊を叙しました。場所はその人たちの企画でできた「しょこたん」系の濃ゆいビルです。ていうかその中にある男装喫茶で密議。

　ブログってすごいんですねえ。個人がメディアを持ったとき、広告会社の仕込みなんかでは到底かなわないような効果的で大がかりなブーム（しかも費用対効果が抜群、というより先行投資額ほぼゼロ）が自然発生することがあるのだ、ということを実感しました。

　んで帰宅したら恩師から電話でこれは私にとって癒しの時間。癒されるだけじゃなくてある少数民族の伝統文化について色々教えてもらいました。

　何と申しますか、様々な意味でハードな一日でした（笑）。

　――――

　それはともかく、週末ではありませんけど楊枝削りをさせて下さい。余熱が残っているうちにということで。m(__)m

　「出口のない海」という私の好きな映画の原作本をたまたま書店で目にしたので購入しました。

　物語に魅き込まれて、一気に読んでしまいました。さらに再読。すごくよかったです。

　原作と映画っていうのは往々にしてガッカリすることが少なくありません。映画の尺に合わせて原作が端折られることは避けられないからです。「男たちの大和」なんかはその典型。

　ところが「出口のない海」は違いました。やはり原作と映画では少なからずストーリーが異なるのですが、脚本が良かったのか、映画は映画で単体で堪能できました。展開のやや異なる原作は原作で登場人物それぞれのキャラが立っていてぞくぞくしました。両方ともオススメです。

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　本当は映画館で売っていたパンフレットも出来がよくて素晴らしいのですが、こればかりはどうしようもありません。orz