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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

裁判員制度:障害者裁判員を支援、手話や点字の通訳準備 長崎地裁が講座 /長崎

2010年08月31日 01時00分45秒 | 障害者の自立
 09年5月に始まった裁判員制度。障害者が裁判員に選ばれた際の裁判所側の支援体制を学ぶ講座が28日に「もりまちハートセンター」(長崎市茂里町)であった。障害者や支援者ら約20人が参加し、長崎地裁の書記官から現状を聞いた。

 NPO法人「ながさきハンディキャプトサポートセンター」(松島和仁理事長)の主催。長崎地裁の鵜池(ういけ)隆喜・刑事次席書記官(52)が現状を報告した。

 県内では制度導入から9例の裁判員裁判があったが、障害者が裁判員に選ばれたケースはない。しかし、裁判員選任手続きの段階から障害者であることを事前に告げれば、裁判所は手話通訳や点字プリンターなどを準備。裁判中の証拠調べなどでも、手話や点字への通訳が容易になるよう心掛けるという。

 鵜池書記官は「多くの市民が裁判員を経験して、社会のルールや、なぜ悪いことをする人がいるのかを真剣に考えるようになった。ハンディの有無にかかわらず、分かりやすい裁判を心掛けることで社会に蓄積ができていく」と制度の意義を語った。

毎日新聞 2010年8月30日 地方版

障害者保養所「つつじ山荘」12月末で事業廃止へ、利用者減少や老朽化/川崎市

2010年08月31日 00時58分23秒 | 障害者の自立
 川崎市は30日、同市麻生区細山の川崎授産学園内にある障害者保養所「つつじ山荘」について、12月末で事業を廃止すると発表した。

 つつじ山荘は1981年に民設民営で設置され、市の委託事業として社会福祉法人「セイワ」が運営していた。市の唯一の障害者保養所で定員22人(6室)。障害者や家族、ボランティア団体の関係者などが宿泊利用している。

 市は廃止の理由について、利用状況の低下や施設の老朽化のほか、バリアフリーなどの普及で一般の民間宿泊施設での障害者受け入れが拡大したことなどを挙げている。

 利用者数は82年度の約2千人をピークに年々減少し、2009年度は615人だった。廃止後は、障害者の通所事業や短期入所事業の拡充に向け、施設を有効活用する方針だ。

カナロコ(神奈川新聞)

障害者参加し ネットを監視

2010年08月31日 00時56分10秒 | 障害者の自立
◆「働き方の一つ」定着を期待


 ネット上の有害情報などを監視する作業を、障害者の仕事として事業化する試みに、インターネット・コンサルティング会社とNPO法人が取り組んでいる。働く意欲があるのに、体が不自由なために通勤できず、仕事の機会が狭められている現状の中、働き方の選択肢が増えると期待されている。


 事業化を進めているのは、インターネット・コンサルティング会社のビー・ナチュラル(中央区日本橋本町)と、NPO法人「障がい者就業・雇用支援センター」(千代田区神田佐久間町)。


 最近は、携帯ゲームなどの会員制交流サイト(SNS)や自己紹介サイト(プロフ)、ブログなどの「非出会い系」と呼ばれるコミュニティーサイトでの書き込みに、未成年売春の誘いや金銭詐欺などが増えている。こうした有害情報を取り除こうと、問題のある言葉を検閲するソフトも開発されているが、暗号化などのすりぬけ方法が考え出され、対応しきれていないのが実情だ。


 そこで、ビー・ナチュラル社長の林俊樹さん(54)が「在宅で、日頃からパソコンを使用する機会が多い障害者に手伝ってもらえるのではないか」と考えた。最後は、人間の目が頼りとなる監視・検閲業務を、障害者スタッフに24時間体制で行ってもらおうというものだ。以前はゲームの開発もしており、ゲームユーザーたちに安心して書き込みをしてもらいたいという責任も感じていた。


 また、100人近くの障害者の就労を支援してきたセンターも「働く意欲のある人にチャンスが増える」と協力を決めた。事務局長の三浦眞さん(48)によると、一部試験的に始めたところ、「無理なく働ける」と好評だという。


 まず、ビー・ナチュラルが企業から受注し、障がい者就業・雇用支援センターが働き手を確保する。ビー・ナチュラルは、セキュリティーを確保しつつ、簡単な操作で障害者が作業できるソフトも開発していくという。


 当初の目標は「ビジネスとして利益を出すこと」だ。10月から大手ゲーム会社「サミーネットワークス」の掲示板の監視を任せられることが決まり、3人の障害者スタッフで始める。数万円から十数万円の月収を見込んでいる。


 林さんは「今は持ち出しが多いが、社会的意義のある事業として続けていきたい。将来的には障害者の働き方の一つとして定着してほしい」と話している。

朝日新聞

障害者らゴルフ場でのびのび

2010年08月31日 00時50分03秒 | 障害者の自立
 東広島市高屋町の賀茂カントリークラブは30日、地域貢献のため初めて、定休日のゴルフ場を市民向けに開放した。芝生の感触を楽しんでほしいとの企画で、障害者施設の利用者たちがはだしで駆け回った。

 幼児から50歳代までの約20人が参加した。段ボールをそりにして斜面を滑り大喜び。体が不自由な人も車いすを降りて緑のじゅうたんに寝そべった。

 クラブ従業員の指導で、テニスボールより一回り小さい球を使うスナッグゴルフにも挑戦。風船を使ったバレーボールや紙飛行機飛ばしも楽しんだ。

 安芸津町の自立支援センターつばさに通う日浦浩二さん(53)は「ゴルフ場に来るのは初めて。広いしのんびりできて気持ちいい」と喜んでいた。

中国新聞

「イクメンの星」4人決定 専業主夫や障害者のパパに

2010年08月31日 00時47分29秒 | 障害者の自立
 厚生労働省は30日、インターネットで公募した育児に積極的な男性「イクメン」の中から、専業主夫として家庭生活を支えたり、障害がありながら夫婦共働きで子育てに取り組んだ4人の父親を、「イクメンの星」として初めて公表した。

 選ばれたのは、五十嵐豊さん(北海道)、西村貴志さん(滋賀県)、北橋惇さん(大阪府)、小谷雅彦さん(岡山県)。

 五十嵐さんは、育休取得後、退社を余儀なくされたが、専業主夫としてブログで地域の子育て情報を発信するなど、逆境をはねのけて育児を楽しむ姿勢が評価された。

 北橋さんは、体験談の中で自ら障害者であると告白。不況で家計が苦しい中、共働きで子育てをする「強い覚悟」が、イクメンにふさわしいと判断された。

2010/08/30 19:08 【共同通信】