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ゴエモンのつぶやき

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藍染製品のブランド化目指す あゆみ園利用者、技術PRへ作品展

2011年11月10日 01時07分04秒 | 障害者の自立
 障害者就労支援施設・徳島スローワークセンターあゆみ園(徳島市万代町6)が、利用者の作る藍染製品のブランド化を目指している。園には藍がめがあり、染料のすくもの仕込みから染色、仕上げまでこなせ、顧客の要望に細かく応えられるのが強みだ。市木工会館で開催中の初の作品展(11日まで)で、園の技術をPRしている。

 あゆみ園は15年前、就労支援作業に藍染を導入。利用者十数人が専門家の指導を受けながら、藍がめ2基を使って作業をしている。

 県内外の縫製工場の下請けとして、靴下の染色を行っているが、売り上げは月5万円から多い時で15万円前後と変動が大きい。さらに近年はほかの就労支援施設でも藍染を扱うようになり、販売額は頭打ち傾向にある。

 売り上げの多寡は、利用者の収入にも直結する。このため、園の技術を前面に打ち出し、新規取引先を開拓するとともに独自商品を作り、収入の増加を目指すことにした。来年の開園30周年を機に、あゆみ園の名を冠した藍染製品を販売する計画を進めている。

 染料の仕込みから仕上げまで園で行えるため、「染め具合など取引先の注文に柔軟に対応でき、品質も自信がある」と島谷淑子所長は強調する。

 作品展はデザインや染色技術をアピールするため開催。阿波踊りの踊り子の姿を染めたタペストリーや、絹を染色した肌触りの良いスカーフなど200点余りを展示している。藍染絞りのハンカチやTシャツなど一部は400~4000円で即売し、売れ行きは好調という。


【写真説明】あゆみ園利用者が作った藍染製品が並ぶ作品展=徳島市木工会館

2011/11/9 14:37 徳島新聞


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