東京・千駄ケ谷で開催中のポップカルチャーのイベント「もしもしにっぽんフェスティバル」で7日、義足の女性6人がカラフルな衣装をまといランウェーを歩いた。テーマは「原宿KAWAiiスポーツ」。登場したうち4人がパラリンピック出場を目指すアスリートであることにちなんだ。
障害者の枠を飛び出し、ありのままの自分を表現しようと、今年2月から始めた「切断ヴィーナス」のショーは4回目。今回は来日中だった米国のトライアスロン選手サラ・レイナーセンさん(40)も特別参加した。イベントを企画・運営する「アソビシステム」では「足を失っても、自信を取り戻した彼女たちの姿を世界に発信したかった」という。
陸上でパラリンピック出場を目指す村上清加さん(32)は「同じ人間として楽しんでるってことが伝えられたらうれしい」と話した。
ショーの最後にポーズを決める「切断ヴィーナス」たち=7日午後、東京都渋谷区、井手さゆり撮影
2015年11月8日 朝日新聞
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