障害者同士の親睦と卓球技術の向上につなげてもらおうと、大津市の「におの浜ふれあいスポーツセンター」で22日、県ゆかりの卓球選手3人を招いた指導会が開かれた。
県障がい者卓球連盟(倉谷義数会長)が主催。同連盟は昨年4月に発足し、身体や知的、ろうあなど障害の垣根を超えた交流を目的に、練習場の提供や情報発信を行っている。
この日は全日本卓球選手権のダブルス優勝経験者ら3人が、特別支援学校に通う生徒や卓球クラブに所属する高齢の障害者ら約35人を指導。参加者は2時間にわたって手首の使い方やスマッシュを打つ時の足裁きなどを熱心に学んでいた。
2020年の東京パラリンピックを目標に掲げる同市の会社員堀井友哉さん(22)は「トップを経験した人と打ち合うのは刺激になった」と話していた。
今後も練習会などを開催予定。問い合わせは同連盟(077・534・1855)へ。
2015年09月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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