ゴエモンのつぶやき

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水巻の浅附さん陸上1500メートル初V アジアユースパラ競技大会

2013年12月25日 00時59分11秒 | 障害者の自立
 10月にマレーシア・クアラルンプールで開かれた障害者のスポーツ大会「アジアユースパラ競技大会マレーシア2013」で、知的障害部門の陸上競技1500メートルに初出場した遠賀町の養護老人ホーム「遠賀静光園」職員浅附(あさづけ)弘孝さん(18)(水巻町吉田東)が初優勝を飾った。7年後に開かれる東京パラリンピックに向け、「もっと努力して、世界の舞台で戦えるようになりたい」と語った。

 大会では、イランやマレーシア、中国などの選手8人で対戦。2位の選手に1秒差の4分24秒30でゴールテープを切った。「うれしさはもちろん、期待に応えられたことに、ほっとした」と振り返る。

 陸上選手だった父に憧れ、中学から陸上を始めた。北九州高等学園(中間市)に進学後、「もっと練習したい」と北九州市八幡西区の「本城陸上クラブ」に通い、大阪市の障害者陸上大会で3年連続入賞するなど、めきめきと力を付けた。

 今年4月、同園に就職。清掃や洗濯業務を担当し、週5回ほど、仕事を終えた後に10キロの走り込みや筋力トレーニングなどに励んでいる。

 8月に東京で開かれた選手権で好成績を残し、日本知的障害者陸上競技連盟の強化指定選手に選ばれ、大会への出場権を得た。

 現在の自己最高記録は4分18秒72。同連盟によると、パラリンピックで戦うには、4分5秒台を出せる力が必要という。負けず嫌いで、こつこつと努力して記録を伸ばすタイプだけに、「障害があることと、弱者であることはイコールじゃない。やればできることを証明したい。フルマラソンにも挑戦したい」と意気込んでいる。

 同大会には、北九州市からも2人が出場。車いすバスケットボールの福澤翔選手(22)(八幡東区)が銀メダルを、水泳の椎葉潤人選手(16)(八幡西区)が水泳100メートル平泳ぎと400メートル自由形で銅メダルを獲得した。


金メダルを手に今後の抱負を語る浅附さん

(2013年12月24日 読売新聞)


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