◇第2陣、別れを惜しむ
昨年3月の東京電力福島第1原発の事故後、鴨川市の県立青年の家に集団避難していた福島県内6施設の知的障害者280人のうち東洋学園、東洋育成園の131人が18日、職員23人とともに約9カ月ぶりにふるさとの福島県に戻った。昨年11月に第1陣が帰郷しており、鴨川にとどまる「あぶくま更生園」の入所者36人と職員も来月11日、福島に戻ることが決まっている。
18日は青年の家のホールでお別れ会が開かれ、昨年4月の避難以降、さまざま交流を深めてきた鴨川市周辺の関係者と別れを惜しんだ。市立鴨川中の生徒会長、室里佐さん(14)が「花と一緒に鴨川の春を贈ります。福島に戻っても私たちと鴨川を忘れないでください」と校庭で摘んだ菜の花の束を入所者の代表に手渡した。
一行は4台のバスに分乗、ひとまず同県いわき市内の県施設に入り、事故前まで生活していた施設の復旧を待つ。
毎日新聞 2012年1月19日 地方版
昨年3月の東京電力福島第1原発の事故後、鴨川市の県立青年の家に集団避難していた福島県内6施設の知的障害者280人のうち東洋学園、東洋育成園の131人が18日、職員23人とともに約9カ月ぶりにふるさとの福島県に戻った。昨年11月に第1陣が帰郷しており、鴨川にとどまる「あぶくま更生園」の入所者36人と職員も来月11日、福島に戻ることが決まっている。
18日は青年の家のホールでお別れ会が開かれ、昨年4月の避難以降、さまざま交流を深めてきた鴨川市周辺の関係者と別れを惜しんだ。市立鴨川中の生徒会長、室里佐さん(14)が「花と一緒に鴨川の春を贈ります。福島に戻っても私たちと鴨川を忘れないでください」と校庭で摘んだ菜の花の束を入所者の代表に手渡した。
一行は4台のバスに分乗、ひとまず同県いわき市内の県施設に入り、事故前まで生活していた施設の復旧を待つ。
毎日新聞 2012年1月19日 地方版
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