室蘭信用金庫(鈴木孝理事長)は、店舗のバリアフリー化を積極的に進めている。視覚障害者や車いす利用者に対応した音声案内用ハンドセット付きATM(現金自動預払機)は、道内各信金の設置比率より高い、全台数の3分の2以上に導入。全店舗に車いすに対応したスロープを設けるなど一層の利便性向上を図っている。
音声案内用ハンドセット付きATMは、受話器タイプのテンキー付きハンドセットを備え付けて、視覚障害者や高齢者の利用に配慮した。ハンドセットの音声案内に合わせ、テンキーを操作し、入金や出金、残高照会などができる。
室蘭信金では、車いす利用者にも使いやすいよう、タッチパネルを通常より低い仕様とした。平成18年度から店舗に順次導入。22年度までに出張所を含めた全64台のうち、利用が多い店舗を優先的に設置し、既に67・2%に当たる43台を更新済み。「道内各信金の中でも導入割合が高い」(室蘭信金)という。
残る21台のうち、本年度は7台を導入する予定。今後はさらに設置を進めて25年度には全台数の更新を終える計画だ。
車いす利用者の利便性に配慮した出入り口のスロープ設置を終えた。トイレについても、本年度内に和式タイプの全便器を洋式タイプに変更するなど、障害者や高齢者に配慮した施設や機器の更新などを進めている。
視覚や上肢障害者が振り込みなどをする際の手数料はATMと店舗窓口を同一にする。店舗窓口の利用では職員の接遇もある。室信は「利用しやすい施設の更新や機器導入を今後も進める。ATMの利用法が分からないなど不明なことがあれば、職員に気軽に声を掛けてください」と話している。

【写真=音声案内用ハンドセット付きATMの導入を進める室蘭信用金庫=室蘭市海岸町、本店】
室蘭民報
音声案内用ハンドセット付きATMは、受話器タイプのテンキー付きハンドセットを備え付けて、視覚障害者や高齢者の利用に配慮した。ハンドセットの音声案内に合わせ、テンキーを操作し、入金や出金、残高照会などができる。
室蘭信金では、車いす利用者にも使いやすいよう、タッチパネルを通常より低い仕様とした。平成18年度から店舗に順次導入。22年度までに出張所を含めた全64台のうち、利用が多い店舗を優先的に設置し、既に67・2%に当たる43台を更新済み。「道内各信金の中でも導入割合が高い」(室蘭信金)という。
残る21台のうち、本年度は7台を導入する予定。今後はさらに設置を進めて25年度には全台数の更新を終える計画だ。
車いす利用者の利便性に配慮した出入り口のスロープ設置を終えた。トイレについても、本年度内に和式タイプの全便器を洋式タイプに変更するなど、障害者や高齢者に配慮した施設や機器の更新などを進めている。
視覚や上肢障害者が振り込みなどをする際の手数料はATMと店舗窓口を同一にする。店舗窓口の利用では職員の接遇もある。室信は「利用しやすい施設の更新や機器導入を今後も進める。ATMの利用法が分からないなど不明なことがあれば、職員に気軽に声を掛けてください」と話している。

【写真=音声案内用ハンドセット付きATMの導入を進める室蘭信用金庫=室蘭市海岸町、本店】
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