1人で出歩くことが難しい障害者の「お出かけ」を支える活動を、福岡県北九州市の大学生らが続けている。ボランティア団体「Totoro(トトロ)の会」が始めた活動だ。より多くの障害者が外に出て、買い物などを思う存分に楽しんでほしい――そう願う会は、さらに支援者を募っている。
5月のある土曜日の朝。北九州市八幡西区のJR黒崎駅前に20代、30代の車いすの障害者や知的障害者計6人と、その補助をする大学生ら15人が集まった。駅前商店街のパン屋で洋菓子を購入したり、ライオンのオブジェと一緒に写真におさまったり。なかには言葉が不自由な人もいるが、大学生らが「おなかが空きましたか」と声をかけると、笑顔を浮かべて応じる場面もあった。
参加者の1人、北九州市若松区の平河拓也さん(32)は下肢が不自由で、車いすをボランティアが押して歩いた。「みんなで街を歩くのは楽しい」と声を弾ませた。平河さんの母、嘉江さんは「親もそう頻繁には連れ出せないので助かります。人と接するのが大好きな子で、いつも喜んでいます」と話した。
朝日新聞- 2013年5月30日18時7分
5月のある土曜日の朝。北九州市八幡西区のJR黒崎駅前に20代、30代の車いすの障害者や知的障害者計6人と、その補助をする大学生ら15人が集まった。駅前商店街のパン屋で洋菓子を購入したり、ライオンのオブジェと一緒に写真におさまったり。なかには言葉が不自由な人もいるが、大学生らが「おなかが空きましたか」と声をかけると、笑顔を浮かべて応じる場面もあった。
参加者の1人、北九州市若松区の平河拓也さん(32)は下肢が不自由で、車いすをボランティアが押して歩いた。「みんなで街を歩くのは楽しい」と声を弾ませた。平河さんの母、嘉江さんは「親もそう頻繁には連れ出せないので助かります。人と接するのが大好きな子で、いつも喜んでいます」と話した。
朝日新聞- 2013年5月30日18時7分
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