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ゴエモンのつぶやき

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共生ステーション10周年記念講演

2015年11月16日 01時57分20秒 | 障害者の自立

地域ぐるみ支援確認 「子どもや高齢者輝くケアを」

 障害の有無や年齢に関わらず、さまざまな福祉サービスが受けられる「地域共生ステーション」が県内に誕生して10周年を迎え、記念講演会が14日、鳥栖市のサンメッセ鳥栖で開かれた。約150人が参加、これまでの歩みを振り返り、目指すべき地域包括ケアのあり方を再確認した。

 県内の地域共生ステーションは10月末現在で204カ所。高齢者対象の「宅老所」と、子どもや障害者をはじめ全世代を受け入れる「ぬくもいホーム」があり、住民やNPO法人が運営主体となっている。

 この日は宅老所・グループホーム全国ネットワーク代表の惣万(そうまん)佳代子さん(64)=富山県、写真=が基調講演。地域共生ステーション同様、子どもからお年寄りまでが集まる富山型デイサービスの取り組みを紹介した。

 要介護度4の高齢女性が子どもと一緒に笑顔を見せている写真を例示し、「高齢者や障害者だけでの集団生活は異様。豊かな人間関係の中で人は育ち、一人一人が輝く」と持論を語った。また、「1人暮らしの高齢者がずっと地域で暮らしたいと願ったとき、私たちがまず支えることで、周辺住民の意識も変わっていく」と地域ぐるみでの支援の重要性も呼びかけた。

 続いて、佐賀県内の共生ステーションの代表者や行政の担当者らが意見交換。「県内でもステーションの数は増えてきたが、全世代を受け入れるぬくもいホームは4割程度。その割合を今後増やし、地域の人の関わりを増やすべき」といった課題が出された。

子どもから高齢者までが一つの場所に集う富山型デイサービスの取り組みについて話す惣万さん

2015年11月15日      佐賀新聞


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