ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

高齢者らの投票支援広がる 期間短く、対応できない自治体も

2017年10月23日 01時58分18秒 | 障害者の自立

 体が不自由なお年寄りや障害者に対し、投票を支援する活動が広がっている。ただ今回は衆院選が突如決まったため、支援活動ができなくなった自治体も出た。

 栃木県栃木市は、前回平成26年の衆院選で投票所の数が21カ所減った影響から、距離が遠くなった有権者のため市内を巡回する「ふれあいバス」を無料で運行した。しかし今回は「選挙がいきなり決まり、国への申請が間に合わず、投票支援ができなくなった」と残念がる。

 国土交通省旅客課によると、乗り合いバスを使う場合、運行計画や運賃などの変更申請が必要であり、認可が出るまでに数カ月かかる場合があるという。

 21年から投票支援の無料バスを運行している兵庫県神河町は「『解散か』という報道があった直後に申請し、間に合った」。

 総務省によると、昨年の参院選では215団体がバスなどで投票支援し、約4千人の利用者があった。23年の参院選の122団体から7割も増えたというが、今回は減少を見込む。

 政府は投票所へ行けない人のための「郵便投票」も対象者の拡大を目指していた。現在、郵便投票を利用できるのは重度障害者や要介護度が最も重い「5」の人だけ。総務省の有識者研究会は6月、要介護4や3にも拡大すべきだとの報告書をまとめたが、今回の適用には時間が足りなかった。7月末現在、要介護5の人は約61万人。4は約78万人、3は約84万人いる。

2017.10.21   産経ニュース

 


パラスポーツの魅力 選手同士が語り合う

2017年10月23日 01時48分10秒 | 障害者の自立

 【北斗】パラスポーツ(障害者スポーツ)の魅力についてアスリートが語り合う「パラスポーツの魅力in函館」が21日、市萩野の道新総合印刷函館工場見学者ホールで開かれた。

 北海道新聞函館支社と、道南の道新販売所でつくる函館地方道新会の主催。全員が目隠しをし、鈴が入ったボールを使ってプレーするブラインドサッカーのチーム「ナマーラ北海道」所属の芳賀博信さん(34)と、バンクーバー冬季パラリンピック・パラアイスホッケー銀メダリストの永瀬充さん(41)の対談に、約30人が耳を傾けた。

 元北海道コンサドーレ札幌主将の芳賀さんはブラインドサッカーについて「(全員が目隠しをしてボールを追うため)視覚障害者も健常者も一緒に楽しめる」とPR。永瀬さんは「健常者も気軽にパラスポーツを始め、障害者と交流してほしい」と呼び掛けた。

 22日には、ブラインドサッカーや車いすバスケットボールなどの体験会が函館アリーナ(函館市湯川町1)で開かれる。午後12時50分~同4時。入場無料。希望者は直接会場へ。

  • 芳賀博信さんと永瀬充さんの対談
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
芳賀博信さんと永瀬充さんの対談
 
10/22   北海道新聞
 

松山のグループがバリアフリートイレマップ作製

2017年10月23日 01時40分02秒 | 障害者の自立

バリアフリートイレマップの作製に携わった野本圭佑さん(左)と山之内さん

障スポ大会観戦に役立てて

 28日に開幕する全国障害者スポーツ大会を前に、愛媛県松山市を訪れる車いす使用者に役立ててもらおうと、障がい者支援グループ「IncluDe(インクルデ)」(同市)は中心市街地と道後温泉周辺の「バリアフリートイレマップ」を作製した。大会で約1000枚配布するほか、松山空港やJR松山駅などにも置く。

 インクルデ代表で社会福祉士の野本英教さん(46)が車いすを使っている「なかま共同作業所」(同市太山寺町)の4人に声を掛け、約2カ月かけ作製。マップはA3判四つ折りサイズで、約70カ所のトイレの利用可能時間やスロープの有無などをアイコンで示している。

 実際に街で調査をした野本圭佑さん(37)は「『バリアフリートイレ』とあっても、補助なしでは上れない急なスロープのあるトイレや、入り口が狭くて入れないトイレがあった」と話し、アイコンで表示しきれない注意点はマップ下にメモで示した。

 障スポ大会の選手でもある山之内佑衣さん(28)は「多くの人が松山に来てくれるので、マップを活用して観光も楽しんでほしい」と笑顔。野本代表は「市内在住の車いす使用者にとっても、街中に遊びに行ってみようと思えるきっかけになれば」と話している。

2017年10月22日(日)(愛媛新聞)


盲導犬の役割知って 小学校で全盲の高知県職員が講演

2017年10月23日 01時31分23秒 | 障害者の自立

 視覚障害者として初めて高知県職員に採用され、全国障害者技能競技大会でも活躍する吉岡邦広さん(39)=高知市=を講師に招いた人権教育講演会がこのほど、高知県長岡郡本山町の本山小学校で開かれた。全校児童と保護者ら約110人が視覚障害者や盲導犬について理解を深めた。

 同校PTAの主催で19日に開かれた。吉岡さんは5歳の時に病気で右目を失明。高知大学在学中に左目の視力も失い、全盲となった。点訳や朗読ボランティアの協力を得て卒業し、3度目の挑戦で県職員に合格した。現在は障害保健福祉課に勤務する。

 盲導犬は県内で9頭(9月1日現在)が活躍しており、吉岡さんはそのうちの1頭、「ガウス」(1歳雄)と登場。「安全に歩けるのは盲導犬のおかげ」とし、健常者が盲導犬と接する際は犬が集中力をなくさないよう、触らない▽目をじっと見ない▽食べ物をあげない▽話し掛けない―を注意点に挙げた。

 さらに吉岡さんは「失明を理由に人生を諦めるのは嫌だった。周りの手助けがあれば、勉強し、働くことができる」と振り返った。6年生の上山このかさん(12)は「視覚障害の人を見掛けたら困っていないか注意し、手伝えることがあれば手伝いたい」と話していた。

盲導犬と歩く様子を実演する吉岡邦広さん

2017.10.22   47NEWS


選手と一緒にシッティングバレー 伊那で体験会

2017年10月23日 01時23分19秒 | 障害者の自立

 2020年東京パラリンピックの正式種目「シッティングバレーボール」の体験会が21日、伊那市の市民体育館であった。シッティングバレーは座った状態で行うバレーボールで、全日本の男子強化選手がこの日から市内で合宿を始めたのに合わせた企画。約40人が参加し、11人の選手たちと一緒に楽しんだ。

 市総合型地域スポーツクラブと市教委が、障害者、健常者が共に楽しめるスポーツを広く知ってもらおうと初めて開いた。選手は座った姿勢でコート内を移動するこつを助言。トスの練習では「両手で三角形をつくるイメージでやろう」などと声を掛けた。最後には4チームに分かれて試合を体験。参加者はスパイクが決まると選手とハイタッチするなど、和やかな雰囲気で競技に親しんだ。

 シッティングバレーは戦争で体が不自由になった人たちによって1956年、オランダで考案され、80年からパラリンピックの正式種目になった。箕輪進修高校(上伊那郡箕輪町)1年の小池祐衣(ゆい)さん(16)は「座ったまま手を使って移動するのは難しかったけれど、楽しくできた」。日本パラバレーボール協会(東京)全日本男子チーム監督の大久保正樹さん(57)は「競技を知り、選手を応援してもらえればうれしい」と期待していた。

シッティングバレーを楽しむ参加者ら。ユニホーム姿の強化選手も交じった

(10月22日) 信濃毎日新聞