ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

小規模の障害者施設、スプリンクラー設置義務付けへ

2013年11月07日 02時20分50秒 | 障害者の自立
 総務省消防庁は5日、障害者施設でこれまで対象外だった小規模施設にもスプリンクラーの設置を義務付ける方針を決めた。消防庁は今後、関係法令の改正などを急ぐ。

 障害程度の重い入所者向けのグループホームや支援施設、乳児院などは現在、延べ床面積275平方メートル以上でスプリンクラーの設置義務がある。

 長崎市で2月に起きた認知症グループホームの火災を受け、消防庁は全ての高齢者向け福祉施設をスプリンクラー設置義務の対象とする方向で検討。障害者施設でも同様に、設置義務を小規模施設に拡大する必要があると判断した。

 ただし、避難に介助が必要な利用者が少ない施設や火災時に避難しやすい構造の施設などは設置を免除する方向。

 5日に開かれた障害者施設の火災対策検討部会では、利用者が避難に介助が必要かを客観的に判断する方法などをめぐって出席者から意見が相次いだ。次回会合で、対策をめぐる報告書をとりまとめる予定。〔共同〕

日本経済新聞-2013/11/6 1:35

障害者と健常者 ゴルフ交流

2013年11月07日 02時09分11秒 | 障害者の自立
 身体障害者と健常者が一緒にプレーする広島県障害者ゴルフ大会が5日、東広島市高屋町の賀茂カントリークラブであった。障害者たちでつくるイーブンカップ広島実行委員会(広島市安佐北区)が開き、79人が参加した。

 2~4人が一組となり、プロゴルファーの助言を受けながら18ホールを回った。視覚障害者は付き添いのパートナーにクラブの向きを調整してもらいながらプレーを楽しんだ。

 視覚障害のある広島市東区の鍼灸(しんきゅう)師中神誠さん(58)は「芝生を踏む感触やカップにボールが入った時の音が何とも言えない」と喜んでいた。


【写真説明】プレーを楽しむ大会の参加者

中国新聞-'13/11/6

板橋の「国際視覚障害者援護協会」 中央アジアの留学生受け入れ

2013年11月07日 02時01分45秒 | 障害者の自立
 日本で鍼灸(しんきゅう)やマッサージを学ぶ目の不自由な留学生を支援する「国際視覚障害者援護協会(IAVI)」=板橋区蓮沼町=が、中央アジアのキルギスとウズベキスタンから初めて留学生を受け入れた。両国とも視覚障害者が鍼灸などを学び、職業とする制度が整っていない。留学生二人は帰国後、新たな自立のモデルとなるよう期待されている。 

 九月末に来日したのは、キルギス出身の女性で生まれつき弱視のジョロベコヴァ・シリンさん(26)と、二歳の時に腫瘍が原因で失明したウズベキスタン出身ズロディーヴ・アレクサンドルさん(32)。一九八一年以降、IAVIが受け入れた留学生は十九カ国七十八人となった。

 シリンさんはキルギス医科大学付属マッサージ校で学んだが、「技術が古く、日本で東洋医学を含めた本格的な勉強をしたかった」と語る。アレクサンドルさんはウズベキスタン国立大学でドイツ語と文学を学んだ後、家業を手伝いながら、視覚障害者も医療系の大学や専門学校で学べる制度を求める活動をしていた。

 二人とも、国際協力機構(JICA)が派遣した障害者問題の専門家などを通じてIAVIを知り、日本への留学を決めた。ともに「鍼灸とマッサージを勉強して国に戻り、仕事をしながら指導もしたい」と希望する。今後、日本語や歩行訓練などの研修と、視覚特別支援学校の入学試験を受け、来年四月から学ぶ学校を決める。

 両国の視覚障害者団体は、二人が帰国後、目の不自由な人たちにマッサージなどを指導できる仕組みづくりを目指している。IAVIの石渡博明(いしわたひろあき)理事長(66)は「今後も両国から留学生を受け入れ、複数の指導者育成に寄与したい」と話す。


来日したアレクサンドルさん(左)とシリンさん(中)、IAVIの石渡理事長=板橋区で

東京新聞-2013年11月6日

視覚障害者スキーを記録 クラブ支援で写真集

2013年11月07日 01時54分45秒 | 障害者の自立
 駒岡在住のアマチュアカメラマン・金指栄一さんが、視覚障害者らで作るスキークラブを撮影した写真集『風を切って滑りたい』を発表した。売り上げの一部は同クラブに寄付する。金指さんは「視覚障害者がスキーにふれる機会を増やしていきたい」と話す。

 金指さんは、カメラ歴30年以上のアマチュア写真家。これまでに、生麦魚河岸の商人たちをとらえた写真集も出版している。

 『風を切って滑りたい』は、視覚障害者を中心に参加するスキークラブ「だいすきークラブ」に出会ったことがきっかけ。同クラブは、金指さんも所属する神奈川県スキー協議会の加盟クラブだった。「視覚障害者が滑るってすごいと興味を持った。彼らも風を切って滑る爽快感を感じると聞き、記録に残すことで、他の視覚障害者にも気持ちよさを味わってもらう機会を作りたかった」

ガイド確保も

 撮影は、昨年長野県・白馬のスキー場で行われた。当日は、視覚障害者や知的障害者、また障害者の滑走を導くガイドなど約50人が参加した。視覚障害者は、前や後ろにガイドについてもらい、「右、左」と進行方向の指示を受けて滑る。

 金指さんは、この視覚障害者とガイドのやりとりを特に注目して撮影した。「スキーヤーとガイドの信頼関係や、『上手くなりたい』『上手くなってもらいたい』という両者の熱意を撮りたかった」という。

 視覚障害者が滑るのに、ガイドの存在は欠かせない。しかし、ガイドを雇う金銭的な負担などから確保が難しいという。写真集は、ガイドの成り手を増やす願いもこめられている。「実際に滑る姿を見て、私だったら絶対にできないことをやっていると改めて思った。ハンディを持ちながらも滑りたいというエネルギーや思いはガイドなしには活かせない。視覚障害のスキーヤーはもちろん、ガイドが増えるきっかけにもなれば」と金指さんは話している。

 1冊500円。うち100円は「だいすきークラブ」のカンパに充てる。注文・問合せは、金指さん【携帯電話】090・7631・1749。


発表した写真集を手にする金指さん

タウンニュース-:2013年11月 7日

14年世界選手権、東京で開催=視覚障害者サッカー

2013年11月07日 01時51分22秒 | 障害者の自立
 視覚障害者の競技団体、日本ブラインドサッカー協会は6日、東京都内で記者会見を開き、2014年にB1(全盲)クラスの世界選手権を日本で初開催すると発表した。東京・国立代々木競技場を主会場とし、11月に10カ国程度が参加する。
 選手が音に敏感に反応して行う競技のため、大会期間中は近隣施設の催しに配慮することで東京都が協力する。世界選手権は4年ごとの開催で、日本の最高成績は06年大会の7位。落合啓士主将は「やるからには頂点を目指す」と開催国として意気込んだ。
 大会アンバサダーを務めるサッカー元日本代表の北沢豪氏は、20年パラリンピック東京大会に向けて「日本がリーダーシップを取って行動していかないと」と話し、競技の普及を訴えていた。 

時事通信-(2013/11/06-17:00)