ゴエモンのつぶやき

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なるほドリ:稲スポーツセンター、なぜ廃止に? /大阪

2012年01月10日 02時25分06秒 | 障害者の自立
 ◇府「市町村が提供を」 利用障害者ら、反対署名提出

 なるほドリ 府が府立稲(いな)スポーツセンター(箕面市)を廃止する方針というけれど、どんな施設なの?

 記者 障害者の社会参加を促すため、府が96年に開館しました。体育館、トレーニング室に加え、和室や会議室なども併設されています。

 Q 利用者が減っているの?

 A 最近5年間の利用者は3万人前後で推移し、減ってはいません。10年度は約3万3000人が利用し障害者が5割以上を占めました。知的障害者や脳梗塞(こうそく)、交通事故で障害を負った人などが利用しています。

 Q では、なぜ廃止に?

 A 府は「身近にスポーツを楽しむ場を提供するのは市町村の役割だ」として今年3月末で廃止すると決めました。利用者の8割超が地元・箕面市と隣の豊中市の住民で、両市にも同規模の体育館があることも廃止理由の一つです。

 Q 廃止後、センターの建物はどうなるの。

 A 府は建物を活用し、13年夏をめどに児童福祉の施設をオープンさせたい考えです。

 Q 利用者は廃止に納得しているの?

 A いいえ。府が昨年11~12月、3回行った説明会では「廃止の理由に納得できない」「行き場がなくなる」との反対が相次ぎました。利用者らは昨年末、存続を求める署名1万886人分を府に提出しました。

 Q 府は代替措置を考えていないの?

 A 廃止後も一定期間、引き続き体育館を利用できるようにするほか、豊中、吹田両市の体育館などでのスポーツ教室開催を計画しています。ただ利用者からは、利用時間の多くが平日朝や夜など不便な時間帯しか確保できないのではと懸念する声が上がっています。

 Q 廃止は正式に決まったの?

 A まだです。府が議会に提案したセンター廃止条例案は、2月議会で引き続き議論することが決まりました。障害者のためどういうあり方がいいのか、慎重な検討が必要ですね。<回答・堀文彦(社会部)>

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毎日新聞 2012年1月9日 地方版

経験浅く1人体制過半数 県内の障害者相談支援専門員

2012年01月10日 02時19分45秒 | 障害者の自立
市町の委託で障害者の相談支援に当たっている県内の「相談支援専門員」の経験年数は平均で3年足らずと短いことが8日までに、県が昨年初めて実施した調査で分かった。窓口となる相談支援機関は、過半数が専門員1人体制だった。県は「専門性が十分確保されないまま、一人で問題を抱え込んでしまう傾向にある」と分析。
2012年度から、専門員への助言や関係機関との連携を行う専門のコーディネーターを県内6地域に配置する方向で検討に入った。

 相談支援専門員は、地域で暮らす障害者の悩みや希望を聞き取り、必要な福祉サービスや生活支援が提供されるよう、関係機関と連携し調整する。障害者20+ 件自立支援法に基づく相談支援事業として、06年から市町村に実施が義務付けられている。

 県の調査(11年4月1日時点)によると、県内全市町が社会福祉法人やNPO法人などに委託しており、計32カ所の相談支援機関に常勤・専従の相談支援専門員が計44人いる。

 専門員としての経験年数は最高が5年間で、平均2年11カ月。相談機関32カ所のうち18カ所が専門員1人体制だった。

 専門員になるには、障害者福祉分野での実務経験があるか専門の研修を受けることが条件だが、定着率は低く、1人体制で誰にも相談できずに負担が重くなるといった実態が浮き彫りになった。

(1月9日 朝刊) 下野新聞

障害者や高齢者のための防災セミナー参加者募集 29日 三重

2012年01月10日 02時16分34秒 | 障害者の自立
 名張市などは29日午後1時半から同市鴻之台1番町の市防災センター研修室で、無料の「障害者等のための防災セミナー」を開くことにし、参加者を募っている。障害者や高齢者を取り巻く周囲の人らに、日ごろからの備えの重要性を再認識してもらう。

 障害者の自立をサポートしている社会福祉法人「AJU自立の家」が運営する「わだちコンピュータハウス」(名古屋市)の水谷真所長が講演。「東日本大震災の被災地から学ぶ要援護者支援」をテーマに、現地での活動を紹介するなどする。

 「日ごろの備えを考えよう~今日からできる防災・減災」と題したパネルディスカッションでは名張市聴覚障害者協会の窪田智子会長、同市危機管理室の藤岡善光室長らパネリストが意見を交換。有効な手立てなどを探る。

 会場には間仕切りなどしつらえた「モデル避難所」も設けられ、見学の時間も設ける。

 事前の申し込みは不要。詳しくは名張市高齢・障害支援室((電)0595・63・7591)へ。

MSN産経ニュース - 2012.1.9 02:08

視覚障害者ら「歩き初め」 山歩きの会、東京タワー上る

2012年01月10日 02時10分34秒 | 障害者の自立
 視覚障害者と目の見える人(晴眼者)が共に山歩きを楽しむ「六つ星山の会」(新宿区)のメンバーが8日、新橋駅からお台場までを歩く「歩き初め」を行った。東京タワーの展望台まで階段で上ったり、レインボーブリッジを徒歩で渡ったりして、心地よい汗を流した。

 同会は、メンバー約200人のうち、3割が視覚障害者。障害者と晴眼者がペアになって、月に3回ほど、関東周辺などで山歩きを楽しんでいる。例年1月の歩き初めは、高尾山などの山で行っているが、今年は趣向を変え、都心を歩くことにしたという。

 この日は、障害者13人と晴眼者23人が参加した。

 午前8時半に新橋駅を出発し、東京タワーを上った後、愛宕神社(港区愛宕1)を参拝。お台場までのコースを約6時間かけて歩いた。東京タワーでは、高さ約150メートルの第1展望台までの約600段の階段を、障害者が晴眼者のリュックに手を置いて、ゆっくりと上った。

 幼い頃に高熱の影響で全盲になったという埼玉県富士見市の治療院経営、長沢泰代さん(56)は「大勢で話しながら楽しく歩けた。今年も色々な山に登りたい」と話していた。

 同会は、障害者と共に山歩きをする晴眼者を募集している。問い合わせは同会ホームページ(http://www.mutsuboshi.net/)から。


「だいぶ高くまできたよ」などと声をかけあいながら、東京タワーの階段を上るメンバー

(2012年1月9日 読売新聞)

手話で誓う夢や抱負 中京で聴覚障害者成人式

2012年01月10日 02時05分41秒 | 障害者の自立
 聴覚障害のある新成人の門出を祝う「京都市聴覚障害者成人式&新年大会」が8日、京都市中京区の京都アスニーで開かれた。スーツ姿の新成人8人が手話で将来の夢や新年の抱負を語った。

 市聴覚障害者協会の主催。市内の聴覚障害者や手話サークルのメンバーが交流を深める目的もあり、約300人が参加した。

 式典では緊張した面持ちの新成人を前に、市聴覚障害者協会の中山昌一会長が「皆さんおめでとう。私たちとともに差別のない社会を築きましょう」と呼び掛けた。

 新成人は壇上で一人一人あいさつし、「将来は自分の店を持ちたい」「大人の仲間入りをしたので、前向きに頑張りたい」などと決意を示した。

 式典後、世界聴覚障害者マジシャン・フェスティバルで優勝経験を持つNOBU(ノブ)さんがショーを行い、会場は盛り上がった。


京都市聴覚障害者成人式で、手話で抱負を語る新成人たち(京都市中京区・京都アスニー)

【 2012年01月09日 09時13分 】京都新聞