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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

同行援護:重度視覚障害者の移動支援、申請進まず 600施設中23カ所 /茨城

2011年10月11日 00時53分26秒 | 障害者の自立
 ◇わずか23カ所 「研修の機会を広げて」

 重度視覚障害者の外出時の移動支援に際し、新たに文字読み上げなどの情報保障を行う「同行援護」と呼ばれるサービスが今月から県内の居宅サービス施設や社会福祉協議会などで始まった。視覚障害者からは期待の声が上がっているが、実際に新サービスを取り入れる施設はほんの一部。普及に向けた取り組みが急がれる。

 「会合に参加しやすくなり、活動の幅が広がる」。こう語り、同行援護のスタートを歓迎するのは、土浦市に住む県視覚障害者協会会長の本多操さん(77)。これまで、買い物の際などに移動支援を利用してきたが、会議や会合に行く時には利用しなかった。代読・代筆がサービス内容に含まれていなかったためだ。本多さんは「会議資料を読むなど一般の人では伝え方がわからないと思った」と話す。

 移動支援は、06年施行の障害者自立支援法で地域生活支援事業として位置付けられており、代読・代筆のサービスは行われないケースが多いという。同行援護は、こうした視覚障害者側の不満に応え、移動時や外出先での代筆や代読を含む視覚的情報支援を実態に即して行えるようにしたものだ。

 ただ、県に事業者としての指定を受けるため申請した居宅介護施設や障害者施設は、県内約600カ所のうち、わずか23カ所だという。申請を済ませた水戸市内の居宅介護支援を行う事業所は「毎日行うサービスでないので利益はない。しかし、利用者のことを考えて『できるだけのことをしたい』と同行援護を行うことに決めた」と話す。

 一方、移動支援事業を行ってきた北茨城市のNPO法人「夢工房」はまだ申請に至っていない。丹幸一郎代表は「前向きに考えてはいるが、スタッフ教育が進んでいない。県が研修などの機会を設けてもらえればありがたい」と話す。

 これに対し、県障害福祉課は「どのような形で研修を実施するか国の方針も決まっておらず、情報を集めている段階」としている。

毎日新聞

つえ支えに戦う障害者サッカー W杯戦士がチーム 大分

2011年10月11日 00時51分57秒 | 障害者の自立
 病気や事故で片足、片手を失った人がつえを支えにプレーする「アンプティサッカー」の日本代表、加藤誠さん(28)=大分県別府市=が中心となり、九州で初めて、全国で3番目のチーム「FC九州バイラオール」を結成し、9日、同県日出町で初練習をした。

 加藤さんは小中高とサッカー部。2007年、福岡県内での交通事故で左膝から下を切断した。10年7月、義足の技師から「代表になれる」と同サッカーに誘われ、映像で見た強烈なシュート、ヘディングなど思った以上の迫力に魅せられた。東京のチームに加わり、同年10月のワールドカップ(W杯)アルゼンチン大会に九州からただ1人の代表として出場した。

 5戦全敗だったが数千人の観衆の前での真剣勝負に感激し、今年8月にチームを立ち上げた。この日の初練習で5人のメンバーが初めて集合。東京のチームも加わり、試合形式で練習をした。

 バイラオールはスペイン語で、フラメンコの男性の踊り手を指す。メンバーの鹿児島市出身で東京都の会社員、上中進太郎さん(37)は「九州でアンプティを広める」。福岡市中央区の会社員、安藤裕介さん(24)は「日の丸を背負いたい」と意欲は十分だ。

 来年のW杯はイランで開催される。加藤さんは「12月の日本選手権を制し、W杯に代表を送り込みたい」と意気込んでいる。チームはメンバーを募集中。

■アンプティサッカー

 アンプティは英語で「手足を切断で失った人」の意味。1986年に負傷兵向けに米軍が考案。1チーム7人で、ゴールキーパーは腕の切断障害者20+ 件、フィールドプレーヤーは脚の切断障害者20+ 件が務める。つえはクラッチと呼ばれる医療用を使う。つえでボールをコントロールすると反則。ピッチの広さは普通のサッカーの3分の2ほどでオフサイドはない。試合は25分ハーフの50分。

=2011/10/10付 西日本新聞朝刊=


障害者のスポーツ大会 鳥取、被災地からも参加

2011年10月11日 00時47分46秒 | 障害者の自立
 障害者が水泳とランに挑む「第5回全日本チャレンジド・アクアスロン大会」が10日、鳥取県米子市で開かれた。東日本大震災で被災した宮城県からの招待参加者を含む約120人が出場し、ボランティア約460人と一緒にスポーツの秋を満喫した。

 仙台市からは障害者9人と支援者ら計16人が参加。大塚一美さん(31)は「自宅は被害にあったが仲間がいたのでくじけなかった」と話し、支援に感謝。鳥取県の平井伸治知事は「日本の元気を米子から」と激励した。

 大会テーマソングを作曲したフォーク歌手でアスリートの高石ともやさんは歌で応援した。

2011/10/10 17:47 【共同通信】