ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

まちのおすすめスポット:那珂・パン工房 かしの木 /茨城

2010年07月16日 01時03分02秒 | 障害者の自立
 ◇障害者の自立促進施設で40種を販売

 自動ドアを抜けるとパンの香ばしい香りが鼻腔(びこう)を刺激する。白色で統一された店内には、食パンから菓子パンまで約40種類以上のパンが並ぶ。

 09年4月にオープンした「パン工房 かしの木」は、身体障害者や知的障害者などの利用者に働く場を提供し自立を促進する施設で、社会福祉法人「やまびこの里福祉会」が経営する。施設利用者は、開店前の店内清掃やパンの袋詰めなどの作業を行っている。

 パンを作っているのは施設長の金子健太郎さん(38)。店がオープンする約半年前からパン屋などでパン作りを学んだ。当初は約20種類しかなかったパンも、バリエーションが増えた。

 金子さんの一押しは「オールデニッシュ」。1斤500円と手ごろな価格に抑えてある。もう一つのおすすめは、ラスク。デニッシュで作ったラスクなど6種類あり、中でもフランスパンで作った一口サイズのラスクは「食べやすい」と女性に好評だ。

 店内で食べることもでき、昼食の時間帯にはパンとコーヒーを片手に歓談する客も多い。出張販売も行っており、那珂署や那珂市役所の職員も常連客。金子さんは「一度足を運んでもらえれば良さがわかる」と話している。

 <メモ>

 住所は那珂市杉361の4。常磐道那珂インターから車で約8分。JR上菅谷駅からは徒歩約20分。営業時間は午前10時から午後6時まで。日曜日定休。電話予約も可。電話029・295・3247

毎日新聞 2010年7月15日 地方版

障害者施設で社員研修 外食チェーン・音羽

2010年07月16日 01時00分28秒 | 障害者の自立
 関西ですし店や和食店など35店舗を展開する外食チェーン、音羽(本社・大阪府豊中市庄内宝町)が14日、産経新聞厚生文化事業団が運営する障害者福祉施設「池田市立くすのき学園」(同市五月丘)で社員研修を行った。

 音羽の各店に障害者の来店が増えていることから、同社は7年前から、創業地の池田市にあるくすのき学園に入社1~2年目の若手従業員を派遣。もてなしの精神を高めるため研修を行っている。

 この日は同社の従業員11人が調理場ですしを作り、食堂で利用者らに振る舞った。「カニは食べられますか」などと声をかけ終始、笑顔で接客。普段はごはんとみそ汁しか食べない利用者が、1人前を食べ終えてみなで喜ぶなど、施設内は和やかな雰囲気に包まれた。

 くすのき学園は複合型授産施設で18歳から30歳代の男女34人が利用している。

産経関西

幸せ呼ぶ無心の一文字 王子で知的障害者書道展

2010年07月16日 00時58分30秒 | 障害者の自立
 紙全体で楽しさを表現した「楽」、お金をためたい思いで書いた「福」。迫力満点の「一字書」が、見る人の胸を打つ。知的障害者施設などを運営する北区の社会福祉法人「ドリームヴイ」(同区上十条)の書道クラブの第六回書作展が十四日、同区王子一の北とぴあ六階ギャラリー「遊」で始まった。 

 クラブは、働く障害者のリフレッシュを目的に二〇〇四年三月に発足。長年、区内の障害児学級を担当した元教諭で書道家の有馬高枝さん(66)が月一回程度、指導している。

 題材は部員が本で探したり、生活の中で思いついた文字。有馬さんが指導しながら手本を書き、続いて部員が筆を持つ。ほとんどが、紙いっぱいの大きな一字書。「字数が少なく大きいほど個性が発揮される」と有馬さん。

 部員には、障害者作品展の入賞常連者も多い。文京区内の福祉作業所で働く小山博史さん(25)もその一人だ。四年前、書作展を見に来た際、有馬さんから声をかけられ入部。ダウン症で、言葉での意思疎通が難しい。クラブに入ってから、見違えるように明るく積極的になったという。

 「手本にこだわらず自由に、一発勝負で書かせる。そんな有馬先生の指導が自信を芽生えさせてくれたのかも」と小山さんの母、幸江さん(53)はいう。

 クラブ発足から六年を有馬さんは、こう振り返る。「一番変わったのは周囲の私たち。書作展を見に来た人から“元気をもらった”“ありがとう”と声が寄せられ、クラブのスタッフに加わった人もいる。無心で書いた彼らの一文字が、幸せの輪を広げてくれる」

 作品はクラブ員二十人の四十点を、前後期に分けて二十五日(十九、二十日休館)まで展示。入場無料。問い合わせはドリームヴイ=電03(3906)7753=へ。

東京新聞

「障害者の県職員採用増やして」 要望書を提出

2010年07月16日 00時54分20秒 | 障害者の自立
 障害者や保護者らでつくる「障害者(児)の生活と権利を守る佐賀県連絡協議会」(興梠多津子会長、85人)が15日、県職員の「障害者別枠採用」制度維持や受験年齢延長、採用職種拡大を要望した。

 興梠会長ら7人が県職員課の實松尊徳副課長に要望書を提出した。興梠会長は「公務員として働きたいという気持ちをくんで欲しい。一般の採用枠が絞り込まれ、障害者はますます厳しい」と述べ、現在は29歳までの年齢制限を31歳まで引き上げることや、点字受験の実施などを求めた。


 實松副課長は「本年度も障害者枠を設けたい」とした上で「県職員の数を7年間で500人削減している。対象を拡大するのは難しい」と理解を求めた。


 別枠採用制度は1989年に設けられ、昨年度は3人、累計で知事部局で27人、県教委などを含めると40人が合格している。

佐賀新聞

【参院選投票干渉事件】知的障害者大半が代理投票 佐野市選管、県と協議へ

2010年07月16日 00時52分13秒 | 障害者の自立
 参院選の投票で、佐野市内の会社社長が知的障害者ら従業員23人に特定の候補者などへの投票を働きかけたとされる事件で、知的障害者の従業員の大半が代理投票を行っていたことが14日までに、捜査関係者などへの取材で分かった。同市内の投票所で係員に特定の候補者などが書かれた紙片を見せ、係員が投票用紙に代理で記入したという。

 同市選挙管理委員会は代理投票の意思を投票者それぞれに確認したとしているが、事件を受け再発防止のため「県選管と対応を相談しなければいけない」としている。

 また従業員が社長に持たされたとされる紙片の記載は、選挙区の候補者名と比例代表が政党としては別だったことが同日までに、関係者への取材で分かった。

 県警などによると、公選法違反容疑(投票干渉)で逮捕されているのは同市飛駒町、「吉川油脂」社長吉川勲容疑者(66)。投票日の11日朝、同社の従業員23人に特定候補者と政党名が記載された紙片を持たせて投票させ、投票に干渉した疑い。投票所では出口付近に従業員とみられる別の男性もおり、紙片を回収していたという。

 市選管によると、代理投票は体が不自由だったり文字が書けない投票者から申し込みがあれば、投票管理者(市職員)と立会人の承認を得た上で、係員が投票用紙に代理で記入し、別の係員が記載台に立ち会い投票する。

 一方、県警は同日、同法違反容疑で吉川容疑者を送検、同市飛駒町の同社などを家宅捜索した。

下野新聞