Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地 2007

2009年02月02日 | 日本酒
さあ、godanismが気になっていたお酒の登場です。

【醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地 2007】


【九平次】といえば「別誂」。「別誂」といえば【九平次】。
というほど、「別誂」がgodanism、好みでした。

そんななか、去年この「彼の地」が新発売。
気になるでしょうよーそりゃ。

で、飲んでみるとこれがもう旨い。
香りはリンゴ系の甘い吟醸香。
口に含んだ後も、リンゴを思わせる甘味と酸味がふわっと広がります。
余韻に来る柔らかな米のうまみが、全体をキレよくしていますね。

とにかく甘味と酸味のバランスが絶妙。
食中でもまんまでもイケる、すばらしい中間地点。

裏ラベルに書いてありますが、「彼の地」は、2007年に収穫されたお米で2008年4月16日に醸されたお酒。
それから約9ヶ月を経て出荷されたようですね。
熟成の仕方が抜群に巧いのか、そんな感じはいっさいなく、かなりフルーティ、まろやか。

今回は720mlで買いましたが、1升瓶でも良いね。

お肴は「むつの煮付け」。


付け合わせはブロッコリィです。