Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

「飛露喜 愛山」の真価

2007年04月16日 | 日本酒
今日の帰りにスーパによって、夕飯の買い物をした時のこと。
「大根が余ってるなー、よし、鰤かイカを買って一緒に煮よう」と思い、鮮魚コーナへ。

まず眼についた鰤のカマ。結構大きめの切り身で250円。おおっ、これは候補だ。
でもイカも見ないとな、と刺身コーナへ行き、スルメイカ一杯330円を発見。
うーん、イカはちょっと高いな、よし鰤のカマにしよう。
と鰤を買いに戻ったら、カマがなくなってた・・・。
しかも残ってるの、切り身が3つ入って680円のものだけ。
しまったぁ、歴戦の主婦にやられた、と思いました。
泣く泣くスルメイカを手に取る。

そんなわけで今日の夕飯はイカ大根。イカくらいならさばけます。
一緒に、豚ロースを醤油・砂糖・みりん・ごま油でもみ込んで焼いたものを作る。
お酒は「くどき上手 純米大吟醸 出羽燦々」、「飛露喜 純米吟醸 愛山」。

さて「飛露喜 愛山」。
以前に書いた時べた褒めの「飛露喜 愛山」でございます。
最初に飲んだ時は嫌というほど感動したのに、その次からは意外と感動は薄い、というか、なんか微妙。
酸が強く感じるし、キレもそれほど良くはない。
あれれ、どうなってるんだろう?

その答えが出たので書きます。
「飛露喜 愛山」は、常温に近い状態じゃないと、美味しくないのです。

冷蔵庫から出した時、すぐに飲むと、甘味はどっか行ってるし、酸味が強い。
正直、それほど美味しくない。感動も薄いです。
そこで、室内で10分インキュベートして、それから飲んでみる。
すると、飛露喜らしい香りと見事な甘味が口に広がるのです。これは驚き!
まだ「飛露喜 愛山」をお持ちの方はぜひお試しください。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。