前回のエントリ冒頭で、昨年衝撃を受けたお酒が2本あり、そのうちの1本が【豊賀 Dスペック】だったと書きました。
今回は、もう1本をご紹介します。
【旭興(きょくこう)】
栃木県の渡邉酒造のお酒。
新聞紙に包まれた上に、ラベルが貼ってあります(ラベルが震災時の記事で、神妙な気持ちになりました)。
今年5月出荷。
アルコール度数15%、酒度+1.5、酸度1.3です。
面白いのは、このお酒がブレンド酒であるということ。
37%精米の大吟醸、同じく37%精米の純米大吟醸、48%精米の純米吟醸をブレンドして出荷しています。
今回はすべて兵庫県産山田錦使用ですね。
(昨年のものはもっと複雑なブレンドで、使用米も1つではありませんでした→昨年のエントリ)
さっそく飲んでみることにしましょう!
上立ち香はほんのり甘い果実感を伴った吟醸香。
口に含むと、ふわっと舌の上に着地する旨味、少し遅れて甘み。
酸は舌先に人懐っこく現れて、すぐに奥へ引っ込みます。
口の中で転がすと、旨味に結びつくようにほんのりと渋味が感じられます。
酸はあまり主張しません。
甘みは含み香の甘い香りと重なって、ジューシィさを感じさせますね。
後口はすっきり爽やかな余韻を残します。
甘渋で締める印象。
スパッとキレるというより、ラムネのような後味です。
去年のものとは、全然違う味になりました。
ずいぶんと上品にまとまった印象です。
2,625円という価格からは、やはり考えられない酒質。
うまいですね~!
アテは「鮎の塩焼き」。
今回は、もう1本をご紹介します。
【旭興(きょくこう)】
栃木県の渡邉酒造のお酒。
新聞紙に包まれた上に、ラベルが貼ってあります(ラベルが震災時の記事で、神妙な気持ちになりました)。
今年5月出荷。
アルコール度数15%、酒度+1.5、酸度1.3です。
面白いのは、このお酒がブレンド酒であるということ。
37%精米の大吟醸、同じく37%精米の純米大吟醸、48%精米の純米吟醸をブレンドして出荷しています。
今回はすべて兵庫県産山田錦使用ですね。
(昨年のものはもっと複雑なブレンドで、使用米も1つではありませんでした→昨年のエントリ)
さっそく飲んでみることにしましょう!
上立ち香はほんのり甘い果実感を伴った吟醸香。
口に含むと、ふわっと舌の上に着地する旨味、少し遅れて甘み。
酸は舌先に人懐っこく現れて、すぐに奥へ引っ込みます。
口の中で転がすと、旨味に結びつくようにほんのりと渋味が感じられます。
酸はあまり主張しません。
甘みは含み香の甘い香りと重なって、ジューシィさを感じさせますね。
後口はすっきり爽やかな余韻を残します。
甘渋で締める印象。
スパッとキレるというより、ラムネのような後味です。
去年のものとは、全然違う味になりました。
ずいぶんと上品にまとまった印象です。
2,625円という価格からは、やはり考えられない酒質。
うまいですね~!
アテは「鮎の塩焼き」。
割合から計算すると、実質的な精米歩合は、40.52%じゃないですか!(それはどーでもいいですね。)
3つとも、一つ一つがおいしそうなお酒ですね。たしかに、こんなスペックのお酒、普通はその値段では売ってません。
やりますね~、旭興。
申し訳ない。昨年のエントリは、今日はじめて拝見しました。
それにしても、このCPは凄すぎです。
鮎のこんな風な”縦置き”も凄いです。
まだ、川を泳ぎそうだ。(笑
そうなんです、すごいですよね~。
いちおう表記上は、もっとも精米歩合の高いもの(純米吟醸)似合わせて書いてあるんですけど、実質的な値はその通り。
そして味もそれ相応のものです。
こんな酒出されたら、毎年買うしかありません。笑
去年のエントリで、親爺さまコメント残されてますけどね。笑
鮎の縦置き(笑)ですけど、串を打って焼くだけです。
縦に焼くのは、ちょっとコツがいりますが・・・笑