Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

チーズと日本酒

2007年01月13日 | 日本酒
チーズと日本酒の相性が良いことはよく知られています。

白カビを使ったクリーミィなチーズは吟醸酒で、青カビを使ったマイルドなチーズは山廃純米などのがっしりした純米酒で。
ミモレットやパルミジャーノ・レッジャーノといった、熟成されたチーズならば、純米酒にも吟醸酒にもぴったり。

さて、今日の晩酌はチーズと日本酒。
チーズはゴルゴンゾーラ、日本酒は「美田 山廃純米無濾過 山田錦」「田酒 特別純米 燗」。
ゴルゴンゾーラは力強い味わいのチーズなので、日本酒も純米で。

特筆すべきは、「燗とチーズ」。
まず、ゴルゴンゾーラを一片、口に入れる。
軽く噛んで舌に乗せ、その状態で燗酒を口に含み、転がす。
すると、燗酒の熱でチーズが溶け、米の味わいとチーズの甘みが混ざりあって、すげーウマイ!
当然、吟醸酒では味わえません。

言うまでもありませんが、この場合お酒は食べ物の引き立て役です。
つまり、「燗とチーズ」の主役はあくまでチーズ。
そのチーズの味わいを、ハイレベルに引き上げるのは、「燗酒」だとぼくは確信しています。

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