Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

萩の鶴 純米吟醸 美山錦 中取り生

2011年08月03日 | 日本酒
しばらくぶりの更新となります。
更新できなかったのには訳があります・・・、と言いたいところですが、とくにありません。
ただ、外飲みが重なってしまい落ち着いて家のお酒を消費できなかったのは理由と言っても良い?(汗)

8月に入りまして、今月はなるべく家のお酒を飲みきっていこうと思っております。
必然的に、ブログのほうも更新できるかと・・・。笑

では、今回ご紹介するお酒に参りましょう。

【萩の鶴(はぎのつる)】


宮城県、萩野酒造のお酒。
当ブログでは幾度もご紹介しています。



今回は、美山錦100%、精米歩合50%。
純米吟醸の中取り生酒となります。



出荷は今年6月。
開けてから1ヶ月程度経っています。

さっそくレビューにいきたいと思います。


上立ち香はふわりと果実感を伴う吟醸香。
青リンゴのような瑞々しい香りです。

口に含むと、まずすうっと通って入ってくる酸。
ふわりと舌の上に旨味が着地します。
甘みはあまり感じませんが、含み香は甘め。

口の中で転がすと、酸が上顎へ移動。
艶のある旨味がじわりと広がります。
舌の裏のほうから渋味が顔をちらり。

後口は酸で締め。
引き出されるように甘みも感じられてきます。
ピリッと余韻を引き締める辛味が心地よいです。

全体として、線は細いながらキリッとした夏にぴったりの味わい。
生っぽさはほとんどありませんね。
火入れと言われても、違和感はありません。
暑い日でも、クイクイ飲めてしまう危険なお酒です。

アテは「茄子とししとうの揚げ出し」。


普通は揚げ衣に上新粉を使うのですが、無かったので小麦粉で代用。笑