Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

旭興 特別純米 生原酒 直汲み

2011年01月14日 | 日本酒
1週間ぶりの更新です。

実は「godanism 新年会(未開封パーティ)」を控えている関係で、あまりお酒をご紹介できませんでした。
おそらく、次の更新でその時の模様をアップできるのではないかと思いますが・・・。

待てず、新年会で開ける予定だったお酒をフライングしてしまいました。
そのお酒はこれです。

【旭興 特別純米 生原酒 直汲み】


godanism の2010年ベスト10で、輝く第1位を獲得した銘柄です。



このお酒は、2010年度最初の新酒になります。

全量「五百万石」使用、精米55%。



シリアルナンバが入っています。

さっそく飲んでみることにしましょう。


嗅ぎ香は、ふんわりと漂う果実香。
ただ、かなり微かなものです。

口に含むと、まず爽やかな含み香が鼻に抜けていきます。
うっすらと酸、そして旨味が感じられますが、濃厚なものではなく、香りのほうが勝る感じ。

転がすとピリッと渋みが出てきて、酸も少し強くなります。
同時に甘みが舌先に感じられてきます。
全体としては非常にシャープな味わいで、新酒らしい若々しさがありますね。

喉を通るときになって、初めて酸と甘みが一体化します。
含み香の爽やかさと、青リンゴのような甘酸っぱさが、後口でまとまる感じ。

口に入るときは非常にすっきりした水のような味わいなのに、余韻がとてもしっかりしているので、次がすぐ欲しくなって杯の進みが早いです。
口当たりから旨味全開の酒も良いですが、こういうお酒もうまいですね!


【旭興】、今年追いかける予定のお酒の1つです。