Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

豊賀 特別純米 生原酒

2009年10月15日 | 日本酒
毎年、【飛露喜】は論争を呼ぶお酒なんですかね。

さて、今日のお酒はこれ。

【豊賀 特別純米 生原酒】


3ヶ月ほど前、糸魚川の「阿吽」さんで初めて頂いたのがきっかけで、このお酒のファンになりました。
ただ、「阿吽」さんでいただいたのは、これの「中取り」(のはず)なので、また違った味わいではあると思います。



しらかば錦59%精米の、特別純米生原酒です。

香りは穏やかな米の香り、吟醸造りではないので吟醸香はしません。
口に含むと、まず立ってくるのが酸で、遅れて甘みがふわっと出てきます。

転がしても味わいの変化がそんなになく、口当たりそのまま。
ただし、酸味はフルーティなものへと少しずつ変わる感じ。
要するに、「噛めば味が出る」タイプのお酒と言えましょう。

後口は一風変わっています。
酸は抑えられて、代わりに甘みが強く出てきます。
余韻も変わりません。

このとき鼻から抜ける香りは、スコッチに似ています。
カスク・ストレングスの甘みで、キャラメルかチョコレート。

うまいですね~。

当ては少し強めで。

・フライドポテト


揚げたてのフライドポテトは大好きです。

・鶏の味噌漬け焼き


鶏の味噌漬け焼きは、網で焼いてみました。
両面焼いたあとに、アルミホイルで包んで蒸し焼き。
鶏肉は中まで火が通りにくいのです。
網で焼くと、香ばしさが違います。