Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

ネパールのビールと田酒の夜

2007年11月06日 | ビール
友人のネパール土産でビールをもらいました。
それを開栓。



「San Miguel」は、調べたところフィリピンのビールのようですね。
ネパール原産ではないのか。
もう片方の「TUBORG」は(つぶれてて確認できませんが)デンマーク、と書いてある・・・、こっちもぜんぜんネパールじゃないじゃん!

頂き物にそんなこといっちゃあいけません。
ありがたくいただくことにして。

まずは「San Miguel」。
食事中にいただきます。



お、軽い口当たり。とても飲みやすいです。
かといってドライなわけではないし、香りも強く感じて、これはうまいですねぇ。
喉越しに微妙に感じる苦味が独特で、これが存在感をあらわしています。

続いて、写真はないが「TUBORG」。
こっちも口当たりは軽い。でもドライ感がけっこうあって、舌がぴりぴりします。
香りはちゃんとあるのだけど、このドライ感のせいでか旨味はそれほど感じません。

どっちかというと「San Miguel」のほうが好みでした。


さて、今日のメインテーマ。
「田酒 特別純米」です。



右の小瓶は何かって?
それは、去年の9月出荷の田酒。
瓶詰めしたのは去年の12月くらいですか。
で、左のは今年の4月出荷、未開封です。

ようするに、飲み比べ。

まずは今年出荷を開封。
・・・う~ん、酸の立ち方、旨味、キレのよさ。
田酒らしさが満開です。うまい。

次に、寝かしてあったやつ。
こっちはずいぶんまろやかに。
酸はほとんど感じなく、甘みが強くなっている。
キレは若干落ちたか。でもじっくり味わえばという程度で、気にはなりません。
うまいです。

去年の田酒は、開封後2ヶ月くらいして、別の瓶に移したのです。
普通、それだけで老ねたりとか気になるものですが。
驚きましたねぇ。普通にうまいですよ。
田酒のような骨太のお酒は、こういう乱暴な寝かせ方をしても、問題はないのですな。

肴は「アスパラのオリーブ油炒め」、「レバー串」。





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