ガチャコのお絵かきブログ

私、ガチャコがアニメ・コミック・ドラマ・映画・音楽その他について、イラスト付きで語ります。

剣と魔法

2005年12月14日 | 映画・ドラマ

今日の映画は、製作・監督・脚本をジョン・ブーアマンが一人でこなした「エクスカリバー」。 アーサー王伝説に基づいた英雄ファンタジーです。

勇猛な騎士ウーサーは、敵対する男の妻に横恋慕の末に略奪。 その二人の間に生まれたアーサーは、聖剣エクスカリバーに選ばれた王となり、戦乱の世を平和に導く君主となるが、王妃グェナヴィアと信頼厚い騎士ランスロットの不倫に衝撃を受け、傷心のあまりにエクスカリバーを捨ててしまう。

王国が荒廃する中、円卓の騎士達が、病魔に倒れたアーサーをよみがえらせる為、奇跡をもたらす聖杯を探す旅に出るが、そのほとんどは生還できずに終わる。

一番若い騎士パーシヴァルが、やっと聖杯を持ち帰り、アーサーは元気を取り戻すが、盟友の魔法使いマーリンは、アーサーの異母姉モーガナにより迷宮に閉じ込められたまま、再会叶わず。

そのモーガナの魔法に惑わされて関係した末に誕生したアーサーの息子モードレッドは、悪行の末に、王国を乗っ取りにやってくる。
アーサーは、再びエクスカリバーを手に、最後の戦いに赴くのだった・・。

今回の映画バトンで、SFではなくこの作品を選んだのは、このドロドロのドラマの印象が強かったせいでしょう。
今見ると、特撮などたいしたことなく、どちらかと言えばヤボッたい出来なのですが、あの長い叙事詩をわかりやすく配分してあるのは見事です。

アーサーとグェナヴィア役の俳優さん(ナイジェル・テリー&シェリー・ルンギ)に、だいぶ後、「青春のコビントン・クロス」という獅子心王リチャードの時代のTVドラマシリーズで再会出来たのには、感激しました。
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いつか王子様が

2005年12月12日 | 映画・ドラマ

寒いです。 12月なのに、既に1月の一番キツイ寒さに到達してしまい、体が凍り付いて、夏場よりもお絵描きしにくい状況にあります。

こだわり映画の5本目は、ディズニーの長編アニメ「眠れる森の美女」をセレクトしました。

ディズニーアニメといえば、原作に大胆かつアメリカンなアレンジを加えるのが定番ですが、この作品においては、主人公が呪いをかけられた後、3人の妖精に匿われて、森で成長する庶民的なお姫様という設定にしてあるのが、私は結構気に入ってます。 
そして、森に散策に来た隣の国の王子様と出会うのですが、その王子様も何か普通っぽい。 さらには、3人の妖精達もパッと見、どうということのないオバさん。
それなのに、こうまで引き込まれるのは、悪役の悪い魔女の強烈な存在と、その魔女との最後の対決の盛り上がりと、それに続くエンディングが、ディズニーの作品群の中でも1、2を争うほど素晴らしい出来だからでしょう。

本当に、今だ見る度に感動しています。


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GUARDIAN

2005年12月10日 | 映画・ドラマ

こだわり映画4本目、重厚人間ドラマから、いきなり怪獣モノかよ!というツッコミは置いといて、平成版「ガメラ」は、ビョーキの如くに執着して、何回も見まくったシリーズです。
(DVD-BOX発売時には、それを見る為だけにPS2を購入。 そして半年も経たないうちに、PS2の定価が5千円も下がったという悲しい思い出がある。)

ここまでとりこになったのは、やはり、こだわりがある造りだからでしょう。 怪獣がちゃんと生物らしく見えること、登場キャラの生活感が、細かい所まで感じられることが、見ていて気持ちがいい。

平成シリーズでは、やはりVSレギオン篇が、特に好きです。
中心キャラの穂波の部屋の本棚に、ポーの一族(新書版)が並べてあったり、ゲド戦記の裏にお酒が隠してある遊び心がツボ。
ドラゴンボールの元気玉みたいなウルティメイト・プラズマは、何か反則技っぽいですが・・。

シリーズ3のイリス篇は、バトルシーンが少ないのが残念な出来でした。 が、今は無き渋谷の東急文化会館が見れるので、そこはポイント高。(壊されちゃうけどサ。)

昭和版では、VSバルゴン(宝石かと思われた卵から生まれたトカゲのようなヤツ)とVSバイラス(イカみたいなエイリアン)が、お気に入りです。 それはともかく、来春公開の最新作の出来が心配で・・・・・・・・。
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FAMILY

2005年12月09日 | 映画・ドラマ

こだわりと思い入れのある映画その3は、「ゴッド・ファーザー」3部作。
とにかく話が面白く、人物や背景の細かい描写も完璧で、まったく見飽きることがありません。 運命の悪戯で、マフィアの総領に付かざるを得なくなってしまう主人公マイケル(アル・パチーノ)の好感度も高し。

M・ライアンとT・ハンクスの「めぐり逢えたら」の中に、なんで男は皆、ゴッド・ファーザーが好きなんだろうねぇと、女性達が盛り上がるシーンがあり、いや私も好きですが・・と、ちょっと当惑しました。
確かに作品内では、女性がないがしろにされている部分があるので、その辺が許しがたいのかも。 でも、マフィアって男社会だからな。

1と2の後に、まさか3が出来るとは思いませんでした。 マイケルの枯れっぷりがすごく良かったのですが、その娘役S・コッポラは、明らかに浮いていて、もっと何とかならなかったのかと。 その辺が唯一、残念な出来でした。 話の締めくくりとしては、あの展開しかないのでしょうが、あまり見たくは、なかったような気も・・・。

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DAY FOR NIGHT

2005年12月07日 | 映画・ドラマ

投稿画面を開けたら、ジャンル(必須)という項目が出現していた。 面倒なので、すべてウェブログにします。

こだわりの映画2本目は、映画の製作現場を通して映画へのオマージュを語る「アメリカの夜」(La Nuit Americane)。
撮影が始まって終わるまでの他愛ないエピソードばかりのようですが、登場する俳優役のキャラにはそれぞれモデルがいたり、決めのセリフは過去の秀作映画からの引用が多かったりと意外と深いものがあります。(オーディオ・コメンタリーで解説してもらいたい。)
何よりも、映画好きが集まって、活き活きと一つの作品を作り上げていく過程が楽しい作品です。

トリュフォー先生(監督兼出演)は、日本的なものに興味があったそうなので、出来るものならば長生きして、日本で作品を撮ってもらいたかった・・。

タイトルのアメリカの夜とは、フィルターをかけて撮影したものを、夜の場面に見せる技法で、ハリウッドで考案された故に、ヨーロッパではこう呼ばれるそうです。(アメリカでの名称は、day for night 夜のための昼。)
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人生は ただのメリーゴーランド

2005年12月05日 | 映画・ドラマ

昨日は、強烈な寒さで、体がおかしくなりそうでした。 年末はやらなきゃならないことが多いのに、寒さで動きが鈍くなるのがツライ。

だいぶ前に、映画バトンの話があったのですが、他のことに手が付いてしまっていたので、今頃になってやってみようかと・・・。

Q:持っている映画DVD(ビデオ)の総数。
A:DVDは17枚。 ビデオ無し。 そしてLDが14枚。
DVDは安いのはいいのですが、結局見ないまま状態になりそうなので、なるべく買わないようにしています。 LDはその点、値段が高かったので、あまり手が出なかった。

Q:今、見ている萌え映画。
A:特に無し。
キングコングどうでしょうかねぇ。 私は恐竜に萌えそう・・。

Q:最後に買った萌え映画DVD(ビデオ)。
A:ロードオブザリング三部作でしょうか。
剣劇好きなので、全編戦争状態でも、まったく平気で見てられますが、せっかく長いバージョンのを買ったというのに、2と3まだ未見。 今度の正月こそ!

Q:よく見る又は、思い入れのある5つの映画。
A:思い入れ&萌えで、今回8本セレクトしたので、今週から一本づつ紹介したいと思います。

「小さな恋のメロディ」は、公開当時、一世を風靡した作品。
11歳のダニエルは、同学年のメロディに一目ぼれ。 仲良くなるにつれて、いつも一緒にいたいからと結婚を宣言することに。 
ダニエルの友達のトムは、当初二人の仲に嫉妬するものの、真剣さに打たれて、結婚式を慣行。 
二人は、教師や親の妨害を乗り越えて、トロッコで駆け落ちの旅に出てゆきます。

イギリス映画なので、わざとらしい造りではなく、ドキュメンタリーのようにあっさりしているのが、かえって受けたのではないでしょうか。
淀川長治さんが、あの二人は蝶々になってしまったんですよと、よく言ってましたが、私もそうゆう解釈がいいなと思います。

今回のタイトルは、挿入歌のメロディ・フェア/ビージーズより引用しました。

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Can we still be friend

2005年12月03日 | 音楽

思い入れのある洋楽を取り上げていますが、Love is the answerのトッド・ラングレン作品「友達でいさせて」を、今回の締めにしたいと思います。

「お互いに傷つけ合っても、友達のままでいられるかい・・」と大変解りやすい内容の歌で、あっさりしていながら、心の琴線に触れるようなメロディーが美しい。
最後のフレーズで、「記憶から立ち消えない、甘くて物悲しい古い歌のよう」と友人に対する思いを表現しているのに、ジンとさせられます。

いろんな歌手が、この曲をカヴァーしていますが、誰にも共感出来るところが大きいのでしょう。
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Heaet To Heart

2005年12月02日 | 音楽

今回の私の好きな古い洋楽は、トップガンやフットルースといった青春映画のタイトル曲で知られるケニー・ロギンスの82年のヒット曲、Heart to Heart。

軽快で明るいアレンジに、彼のハイトーンな声のサビが美しく、そのイメージだけだと、夜空に煌々と輝く月夜の下の風景とか思い浮かびますが、実際は、冷え切った関係の恋人に、心を通わせて話し合わないと、別れることになってしまうよと呼びかける内容の詩になっています。

ソングライトには、マイケル・マクドナルドとデビッド・フォスターが参加。 私の大好きなデビッド・サンボーンのSaxも聞けて、いろいろ得した気分になる歌です。
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