ガチャコのお絵かきブログ

私、ガチャコがアニメ・コミック・ドラマ・映画・音楽その他について、イラスト付きで語ります。

守護天使

2007年02月28日 | 耽美な冬

風が強い日、体中に花粉が引っ付きまくりかと思うとゾッとする。
昨年同様、量が少ないってことで安心してたのに、今になって、予想より多めに飛びそうだなんて、ムゴい。

前回より引き続いて「Gungrave」の話。
時は流れ、ミレニオンの頂点に立つ為には手段を選ばないハリーに違和感を抱くようになるブランドン。 次代の後継者に指名されなかったハリーは、ビッグダディを葬ろうと彼に持ちかける。 それを断ったブランドンは、ハリーに左目を打ち抜かれ、そのまま高層ビルから落下していくのだった。

引退していたビッグダディが、ブランドンの死の真相を問いただして返り討ちにされた後、ハリーの帝国となったミレニオンは、ネクロライズという禁断の技術で、死人を生体兵器へ、人をサイボーグ兵士へと作り変え、世界中の紛争地域に供給しては、巨額の富を得るようになっていた。

強大な権力の上にあっても、脅威になるものはすべて消しさるべきだと、身を隠していたビッグダディの娘に刺客を差し向けるハリー。
彼女を護る為に現れたのは、ビヨンド・ザ・グレイヴ-墓場を越えてきた男-と呼ばれるガンマン。 彼こそは死して後、自身の遺言でネクロライズ化された、かつてのブランドンその人だった・・。

初回放映時(2003~04)は、ブランドンの美しい顔が、週に一度の癒しとなりました。 年代別に姿が随分変わっていきましたが、すべてウットリ。
イラストは、ビッグダディの娘ミカと彼女を護るために目覚めたグレイヴ。 彼の持つ赤と白の意匠が施された対の二挺拳銃のデザインも素晴らしい。

今年の耽美シリーズはこれでフィニッシュとします。 
「TRIGUN」のスタッフが再結集して作られたガングレイヴは、前々から描きたかった素材でしたが、やっと取り上げられてよかった。 (・・・出来は散々な感じだけど、それはいつもの事だから・・・・。) 
本物はもっとずっと綺麗なので、興味のある方はアニメをご覧下さい。


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義兄弟

2007年02月26日 | 耽美な冬

また冬に戻ったかのように寒いですが、陽が差せば暖かい日中。
さすがにもう、マスク無しでは表に出られません。

天涯孤独でスラム街に育ったブランドンは、寡黙でヤサ男な外見ながら、チンピラ仕事と仲間の為なら凄腕を振るう頼れる奴。
対立していたチームとの喧嘩が発端となり、仲間達を殺されたブランドンは、リーダー格のハリーと共に街を出て、もっと上の世界へ飛躍することを誓う。

この世界での頂点に位置する組織・ミレニオンに入り込んだ二人は、メキメキと頭角を現し、ハリーは一大派閥を作り上げ、彼を支えるブランドンもまたNO.1スイーパーとして恐れられる存在となった。
ミレニオンを立ち上げてより絶対の服従と信頼を持たれている大ボス・ビッグダディを、最終的には抹殺し、その立場に取って代わろうとしたハリーだが、ビッグダディを父のように慕うブランドンと対立することに。 
そして、互いを何よりも大事に思ってきた二人の絆が、断ち切れられる時が来た・・・。

シューティングゲームを基に作られたTVシリーズ「Gungrave」は、香港ノワールな展開に、ゴッド・ファーザーをも連想させる任侠スタイル、そしてスタイリッシュなガンアクションが炸裂する男達の物語。 
冒頭、チンピラ仲間が敵に惨殺されてしまうあたり、ものすごく暗くて、一瞬、降りたくなってしまいましたが、マフィア組織の話になってからが本領といった感じで面白く、ブランドンの哀しいまでの真摯な想いにもシビレます。

今回のイラストは、スイーパーとして名を轟かすようになった頃のブランドン(Vo.関智一)と、一匹狼の殺し屋から仲間に加わった九頭文治(Vo.立木文彦)。 
どう見ても年上の文治は、対決を挑んだブランドンに負けてからは、その配下になって、ブランドンを「兄貴」と呼び、阿吽のパートナーシップを築くまでになるのです。
この項続く。
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ピンクの水仙

2007年02月25日 | Weblog

昨日は強風吹きまくりの中、2度も外出しなければならず、夜になってから体に溜まった花粉の影響で、最悪~。 我慢我慢のシーズンスタート・・・。

このgooさんのニュースのページから、記事を幾つか見繕い、こんなのブログのネタにどうでしょうと配信してくれるお試し版が届きました。
うちのブログは、思い切り個人趣味に走っているので、世俗な話題を毎度取り上げるわけじゃないしなぁ・・と思っていましたが、珍しく興味を引くニュースが!

漫画○ニプリその他の同人本を出している某同人作家さんが、3年で2億の売り上げを10分の1しか申告せずに脱税で起訴されたというのがそれですが、私もその方の商業出版社単行本を幾つか持っているので、これにはビックリ。 ていうか、ヘタなプロの何倍も稼いでいたというのがスゴイ。 

とても華やかな絵柄で、○ニプリの○帝学園のシリーズなどは大変魅力的。 
ネットのオークションでもいつも高値設定になっている人気モノで、売れるのも納得ですが、やはり申告はちゃんとして、変なネタとして取り上げられては欲しくないですね。
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AMBIVALENT

2007年02月23日 | 耽美な冬

大雨のはずが、たいして降らず、大きい傘が邪魔なだけ。 花粉が飛ばなければ、何でもいいですが。

普通科と音楽科が共存する私立高校で、音楽の妖精に見込まれて魔法のバイオリンを託された主人公が、校内音楽コンクールに挑戦するシュミレーションゲームを基にアニメ化された「金色のコルダ」。

参加者の一人で、豊かな才能と美貌に恵まれた名家の三男・柚木梓馬(ゆのき あずま)は、人当たりよく親衛隊も付く人気者・・・・のはずなのだが、普通科から出場者に選ばれた主人公・日野香穂子がうとましく、ある日、それまでのいい人から「お前、ウザいんだよ!」と大豹変し、コンクール辞退を迫る。

こんなに顔のきれいな王子様から、このセリフはキツい。 香穂子でなくても、ものすごくショック受けそう。 
まぁ、彼には彼なりの葛藤とかあって、普段はそれを完璧に隠し通していたのに、何故か香穂子には素顔をさらけだしてしまうあたりが、カワイイと言えばそう。
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枝垂れ梅

2007年02月21日 | 耽美な冬

今日は、久しぶりに午後休みを取りましたが、ちょっと買い物に回っただけで、すぐ疲れて帰宅。 そうでなくても、天気がいいと花粉にまみれて、後からひどいことに。 たまには丸一日休んで、映画でも見に行きたいが・・。

旗本の嫡男に生まれながら、子供の頃、とり込まれた異界に魅せられ、家を出奔し流浪の身となった竜導往壓(りゅうどうゆきあつ)。
妖夷と呼ばれるもののけが出没する天保時代の江戸で、組織された蛮社改所にスカウトされた往壓は、個性豊かな仲間達と共に、妖夷を退治することになる。

もののけ退治については歴史の上ではもちろんフィクションだが、細かな時代背景や風俗描写が面白い「天保異聞 妖奇士(あやかしあやし)」。
奇士たちが、妖夷の肉を美味しそうにほおばるところが何とも楽しそう。 (妖夷の肉を食べるとやみつきになるらしので、いやおうもなく仕事をしなければならないらしい・・。)


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黒天使

2007年02月19日 | 耽美な冬

毎日毎日とても暖かく、体も動かしやすいのはいいのだが、この影響が後で出てきたらイヤだなぁ。 温暖化が恐い。

法で裁けぬ凶悪犯罪者に鉄槌を下す制裁人ヴァイス。 各々、暗い過去を引きずりながらも、許せぬ悪と戦ってきたメンバー達だが、遂にその運命が決する最後の任務につくことに。 

声優・子安武人企画・原作のシリーズ最終章「ヴァイスクロイツ グリーエン」。
中心人物の一人・アヤは、策略で親を殺されると同時に、妹を植物人間にさせられた仇を討つため、犯罪者を抹殺する道を突き進んでいくのだが、この最後のミッション完了後、仲間の前から姿を消してしまう・・・。

影で泣いている弱者の為の正義でありながら、所詮、殺しを行なう罪人でしかないという思いを抱えていたアヤの顛末は、見ていてツライものがありました。

ヴァイスクロイツのシリーズは、アニメ製作側に何か問題があるらしく、再放送およびDVD化が出来ないままなのが残念。

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闇に続く庭

2007年02月18日 | 耽美な冬

この季節、雨が降ると花粉が少なくなり、ありがたいので、寒いの何のと言ってられません。 
マラソンも雨の下続行中で、大変そう。 観客が予想より少ないはずだから、混乱なくて良かったのかも。

ある日突然、「あなた達はすでに死んでいる。 今、宿っている仮の体を維持し続けたいなら、命令どおりにしなさい。」と見知らぬ女に言われるまま、ケモノのようになった人間と戦い、殺さなければならないという異常事態に陥った女子高生4人の物語「RED GERDEN」。
呪縛を背負った2つの種族の抗争に巻き込まれた故の過酷な状況の下、それでも生きてゆきたいとあがく少女達が、けなげでかわいそう。

独特のキャラデザインに、鮮やかな色彩設計、そして魅惑の街NYが舞台ということよりもまず、先が気になるドラマ性の高い作品。 クライマックスが近いので、どんな風に終わるのかドキドキです。
今回描いたのは、高校の風紀を取り締まる自治組織グレースのメンバーに選ばれたほどの品行方正なケイト。 姉の恋人が、獣化する呪いにかかった種族の一人だった為に、知らずに敵と接触し、さらに悲しい思いをしたりしますが、か弱い外見のわりに芯はしっかりしていて、前向きにものを考えていけるところを見習いたいキャラ。


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青い郷愁

2007年02月16日 | 耽美な冬

昨日、医者に行って、花粉症の薬を出してもらい、今日から服用し始めました。
暖冬の今年は半月ほど早く、通常量飛びかっているので、眼がかゆくて仕方ない。

荒廃した地球を甦らせる為、全人類を他の惑星に移し、徹底的にコントロールされた人間だけが選ばれ、地球市民として生活するようになった未来社会。 
子供たちは離れた惑星で幼年教育を施され、14歳になると、それまでの記憶をすべて消されて、純粋な人間として再出発させられる。
その大事な儀式・成人検査は、御しやすい人間だけではなく、ミュウ・超能力を持つ新人類をも作り出してしまう。
管理社会上では障害でしかないミュウは、徹底的に弾圧されるが、それを逃れた者達は船を手に入れ、地球へ帰り、その存在を認めさせるのを悲願としていた。
長きに渡ってミュウを率いてきたソルジャー・ブルーは、その寿命が尽きかけた時、自分の意志を継ぐ新たな指導者を見つけ出す。 成人検査システムに疑問を抱く少年ジョミーがその該当者だった・・。

70年代終りに登場した超能力者とコンピューターに支配された人類との戦いを描いた「地球(テラ)へ・・・/竹宮恵子」。
あまりに懐かしすぎるこの作品が、なんと4月からTVアニメシリーズになるそうなので、かつての映画版のカラーデザインを基に、ソルジャー・ブルーを描いてみました~。
竹宮さんの原作、そしてデザイン等で関わった過去のアニメ化作品で、作画的にイイのが無かった分、かなり期待しています。 あ~、早く見たい!


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HEART OF GOLD

2007年02月14日 | キャラでコスプレ!

朝から雲が厚くて、うつうつとした雰囲気のバレンタイン・ディ。 
この時期に店頭に並ぶ多彩なチョコは、結局買いに行けませんでした。 それというのも、「○ソナ」のDVD(BOX1&2)を購入したので、お金が無くなったから。

うちの両親(高齢者)、既に2~3回は見ているのに、先日の地上波民放での再放送を途中から見始めたと思ったら、またしてもハマり、「次はいつやるのか」「レンタルDVDでダビングは出来ないのか」等々、わけの分からないことを言い出す始末で、もうこれは買ってしまうしか収集がつかん。
前回ネタの、バレンタイン・ディには、日頃お世話になっている人に感謝の贈り物を・・が現実になりました。
まぁ、10年分のバレンタインということにしておこう。
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感謝のココロ

2007年02月12日 | アニメ

結婚を禁止されていた戦争中に、若いカップルに頼まれて式を挙げた僧侶が、罰として処刑され、後に聖人と奉られたのが聖バレンタインの日だそうですが、何故か日本では、チョコを携えて女性から告白していいということになって久しい。

現在通っている職場では、女性が圧倒的に多いので、逆に義理チョコイベントの習慣が無く、大変楽ですが、以前勤めた会社では、なんやかんやしなくちゃならなかったです。
一昨年の年末のブログにも書いた、法を犯してTVのニュースネタになったかつての会社の上司も、バレンタイン時には、異様にハイテンションになっていたのが、印象的でしたね。 (相当、もてていたのは事実。)
外国では、日頃お世話になっている先生とか親に花を贈る習慣になっている国もあるとか。

今回はそれにちなんで、バラを贈った(贈られた)おじさん・シルヴァーベルヒ。 「銀河英雄伝説」(第三期)のサブキャラの一人です。 (映画・TVドラマ制作者のJ・ブラッカイマーみたいになってしまった・・。)
2年前に描いたものの顔を直して貼るつもりでしたが、結局、同じ構図で全部描き直しました。 おじさんは相変わらずムズカシイ。
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