4月も終わりだというのに薄ら寒くて、冬のセーターをまだ着ています。
桜が早咲きした先月の方が、よほど暖かかったはず。 体調崩れそう。
「銀魂」のオフィシャルアニメ本を買いました。
2年目までの100話解説から、様々な版権イラスト、全ページにわたるオーディオコメンタリーなど見所満載で、一度に見きれない内容がスゴイ一冊。
なかでも、原作者×ジャンプ編集(現)担当者×(前)担当者の対談の中のアニメ話に、「少女革命ウテナ」と「彼氏彼女の事情」のことが出てきて、今バリバリに活躍している人達には、その辺の作品が大きい刺激になったんだなぁと、妙に感慨深く思えたりして。
というわけで、98年にアニメ化された「彼氏彼女の事情」より、有馬総一郎君をピックアップ。
優等生だが見栄張り大王の宮沢雪乃と、同じく優等生だが内面に傷を持つ有馬の恋愛と成長の物語。
漫画を意識した実験的な演出が面白いシリーズですが、原作が連載途中だったため、中途で終わってそれっきりだったのが残念でした。
にぎやかな学園生活の雪乃の物語・陽に対し、暗い過去から脱却していく有馬の物語・陰も、是非アニメで見てみたいものです。