ガチャコのお絵かきブログ

私、ガチャコがアニメ・コミック・ドラマ・映画・音楽その他について、イラスト付きで語ります。

夏の陽射しにできる影

2006年06月30日 | 映画・ドラマ

本格的に暑くなってきて、お絵描きも減速しつつあります。
平日は、真夜中過ぎに投稿しているのですが、都合により夜中手前にしようかと・・。 曜日が移動する場合は、改めて告知します。

金子修介監督作品で思い出したのは、大島弓子原作の「毎日が夏休み」。
イジメで不登校になった女子中学生スギナ(佐伯日菜子・これがデビュー作)は、勤め先と折り合いが悪く、退社していた義父・母親の再婚相手(佐野史郎)と偶然出くわし、お互いの立場を偽装していたことが発覚。
二人は新しい人生を始めようと、自宅で「なんでも屋」を開業する。 が、これまでの生活に甘んじていた母(風吹ジュン)は、怒ったあげくに高給ホステスになって家から逃げ、家族はチグハグな関係に・・。

原作は、とても清清しい気分で、読み終えることができる名作ですが、映画版も娯楽的に仕上がっていて、仕事職人だがちょっと外れているキャラクターの佐野史郎さんが、見ていて楽しかったです。
風吹ジュンさんも、見え張りの意地っ張りなお母さんが、かわいらしくもあり、よくハマっていました。

「夏の陽射しに出来る影は濃くて深いけれど、人生にそんな影があっても、その裏には輝くまぶしい光が、絶対あるんだよ!」のスギナのセリフが心に眩しい作品です。
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不条理の行方

2006年06月28日 | 映画・ドラマ

映画化にはまったく興味が沸かなかったにもかかわらず、公開直前になって、金子修介(平成版ガメラの)監督と知り、それじゃあ行かねばならんでしょう!と「デス・ノート 前編」を見に行って来ました。

あの漫画のようなメディア以外では、観客を説得しにくい仰天設定がうまく運ばれているのはさすが。 原作を読んだ時、字があまりにも多いのにゲンナリしたものですが、切るところはバッサリ切り捨てて、解りやすく見れました。

主役・月の藤原君は相変わらず藤原君でしたが、原作の怜悧さとは異なった、より非情な雰囲気を出しているのが面白い。
そして、今回一番の拾い物だったのが、Lの松山ケンイチさんの存在感! こちらは原作に近いイメージを作っていて、漫画でも実写ででも、どう見ても変な感じがするのがイイ。

少年漫画初出とはいえ、歳の若いキャラが展開するピカレスク作品はめずらしいので、是非この調子で、後編へ突っ走ってもらいたいです。
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まどろむ午後

2006年06月26日 | Portrait with Nature

ちょっと厚い雲のかかった日曜日。 昼間涼しかったので、昼寝してゆったり。
そういえば、猫は一日16時間も寝ているのですよ。 人が毎日それだけ眠っていたら、確実に脳が衰えそうだ。

猫の遺伝子は人間のそれに近いそうで、いろいろ研究されているとのこと。  でもまだ、猫のおかげで、難病の治療が可能になったとかは聞いた事が無いが・・。

猫の身体機能でびっくりするのは、別々の父親の子供複数を、一度に妊娠出産出来ることですね。 受精卵をいい時期がくるまで、体の中で保存しておくことが可能らしい。
人間がそれをやったらすごいけどね。 (SFっぽい。)
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猫がいっぱい

2006年06月24日 | Portrait with Nature

昨日今日と雲が多めながら晴れて、湿度が多少は飛んだよう。 部屋の隅などのカビ臭いのが改善されたか。

猫でお絵描きその2。 何匹も入れたら、収拾付かなくなってしまった。
昔は洋猫(アビシニアンやシャム)趣味でしたが、今は日本猫。 長毛より短毛の精悍さに惹かれます。
毛色では三毛もしくは黒雉+白が好みかな。 一番好きなのは、真っ黒い奴。 近所にも一匹いて、道端で遭遇するとうれしいです。 (この場合、凶兆とかはまるで頭にナシ。)
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猫と金魚

2006年06月23日 | Portrait with Nature

休み無く雨が降り、本当に梅雨らしい梅雨の毎日。
職場は相変わらず冷蔵庫のよう。 やっと体も馴れましたが、用心に膝掛けを用意しておきました。 (何か間違ってる。)

動物と一緒のシリーズ、いつも奇数月に登場させていますが、今回は番外編で猫。
「金魚はエサじゃないから!」と怒られるのが快感になっている確信犯猫のようです。
金魚鉢に爪跡が残るのは、クリスタルでは無理なので、たぶんアクリルガラス製ではないかと・・。 (あるのかそんなの。)
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星々の河

2006年06月21日 | Weblog

職場の冷房に疲れた体に7月並の気温が重い。 夜にペンタブを使用していて、手肌がベタつくのがたまりません。
今週は、身近から夏のグリーティングに使えるような絵をと言われて、描き始めたのですが、2枚描いたらもうアゴが出てしまった。 暑さで頭まで疲れています。

取り立てて書くことも無いので、この「ガチャコのお絵描きブログ」の見方をご案内。 (ブログ・ウォッチャーの方々には今さらでしょうが。)
一画面あたり、5個の投稿が見れる設定にしてあります。 
カレンダーの投稿日を選ぶと、一画面一投稿表示。 この場合、コメントが入っていても同時には見れません。
投稿とコメントが同時に見れるのは、Recent Entryのタイトルもしくは、Recent Commentの同タイトルをクリックする場合のみで、古いコメントは、小窓でしか開くことは出来ません。

一ヶ月ごとのArchiveとCategoryをそれぞれ選択すると、一画面10投稿が新しい順に見られます。
内容別のギャラリーの如く、もっと細分化させたいところですが、投稿自体がそれほど多様でもないので、この程度に・・。

これだけ画像が入っていても、Gooブログの容量(3GB)では、まだ100分の1も使用していませんが、見る人によっては、画面が重くて開きにくい場合もあるらしい。
古い内容は、順次、削っていこうかとも思っていましたが、選別もまた面倒なので、しばらくはこのままやっていく予定でいます。
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白樺

2006年06月19日 | Weblog

この梅雨は、雨量が多くてムシ暑さ倍増。 湿度と気温が高い日中には、まるで働けない私。
夜、パソコンを使用していると、放出熱がすごい。 先日も作業中にほっておいたら、熱くなり過ぎたのか、自動的に電源がOFFになってて、データがぶっ飛んだかと冷や汗が・・。 夏場はやりにくいお絵描きです。

長いこと出かけてませんが、夏は高原がいいですね。 湿度が少ないせいか、○キブリもいないし、風は爽やかだし、夜空は澄んでいるし、でも観光地だと、人だけはどこにでもいるんだよな・・。
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讃歌

2006年06月17日 | 和歌・短歌

 青山の 嶺の白雲 朝に日(け)に 常に見れども めづらし吾君(わぎみ)
  -湯原王 万葉集-

青々とした山に漂う白雲のように、いつまでも見飽きることなく讃うべき(美しい)愛しいあなた・・・。 
季節ものネタ切れの為、恋歌を取り上げました。

古典和歌の恋歌といえば、小野小町などの女流歌人が印象的です。 女性ならではの繊細さが心に響くと言うか・・。
今回の湯原王は、天智天皇の孫の一人だそうで、と言うことはすごく古い時代の歌人なわけですが、素直で感性豊かな作品が、時を越えて伝えられていることに感動します。
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睡蓮

2006年06月16日 | 和歌・短歌

 蓮葉(はちすば)の 濁りに染まぬ 心もて なにかは露を 玉とあざむく
  -僧正遍昭 古今和歌集-

泥水の中にあっても、その濁りに染まらぬ心を持つ蓮の葉だが、その上の水滴を玉のように見せかけるのは何故だろうか・・。 お経の本(法華経)の一説から読まれた歌なので、禅問答な雰囲気も。 蓮が時期なので、取り上げてみました。
古典和歌もいいかげんネタ切れ。 夏の句自体少ないので、しばらくはお休みになるかも。 いよいよ、勅撰和歌集でも取り寄せないと・・って感じです。

今週に入って、いやに体がダルい。 どうやら職場の冷房に当たったらしい。 今からこんなんで、夏場はどうするんだ私。 難儀な季節がやってまいりました。
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プリン・ア・ラ・モード

2006年06月14日 | 映画・ドラマ

宮藤官九郎脚本の昼ドラ「我輩は主婦である」を、週5日チェックしています。 30分とはいえ、毎日見るのは結構大変。 

見れば見るほど横幅が広くなった斉藤由貴ちゃんが、家計のやりくりに苦労するあまり、旧千円札の夏目漱石に乗り移られてしまう主婦というのが突飛で面白く、漱石になった前と後で、ちゃんと演じ分けが出来ているのも素晴らしい。 また、達者な共演者との掛け合いも楽しく、漱石の由貴ちゃんが、理不尽な事に対して、ズバッと啖呵を切るのが小気味いいです。
ダンナ(及川ミッチー)が突然、会社をやめてしまい、経済状態が悪くなったのが元々の発端なんだけど、ダンナの実家の古本屋に一家で居候するのがうらやましいね~。 私も住んでみたいな古本屋さん。

斉藤由貴ちゃんといえば、弟がミスマガジンの頃よりのファンで、当時CMに出ていたAXIAのテレカ(・・・)プレゼントに応募する為に、カセット・テープ(・・・・)のセット買いに協力させられた時期がありました。
結局、1種類だけ当たりましたが、わりかし地味なデザインだったような・・。
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