11月12日晴天、「歴史街道を歩く会」の例会で東海道を歩き始めて、はや6ヶ月となりました。 今年度の計画
では、月一回のペースで「二川宿から白須賀宿」までとなっています。 1体、この会はどこまで歩くのだろうか。
今回は「赤坂宿から御油宿」まで歩きましたが、その史跡は、街道沿いだけでも数知れず、その歴史の深さは計
り知れない。 歩いて史跡を1つ1つを見ることにより、勉強させて戴いています。
三尊種子板碑:供養塔の一種で、西安2年(1300) 長坂城跡:寛永11年(1634)家光上洛のときに休憩
の建立は県下最古の在銘板碑といわれています。 所として建てられた御殿が永沢小学校敷地内にあっ
た。
長沢の一里塚跡 一里山庚申道の道標
八王子神社:祭神は天照大神、素戔鳴命の御子 栄善寺:文永9年(1272)円空立信上人の創立。
五社三神を祀って八王子権現と称した。 本堂へ続く長い石段は平安様式で、本堂も二層式の
珍しい建物。
秋葉山常夜燈 赤坂十王堂跡
西見附跡 杉森八幡社の楠:起源は古く、8世紀ともいわれ
境内の2本のクスノキは推定千年を超える古木で
夫婦楠と呼ばれています。
赤坂の舞台:明治時代に建てられた農村舞台が復元 赤坂陣屋跡:代官所として、年貢の徴収や訴訟など
され、年1回、歌舞伎の公演がおこなわれます。「小屋 を取り扱ったところです。
がけ」と呼ばれる竹ドームの屋根がついた伝統の観客
席が設けられる。(杉森八幡社境内)
赤坂宿休憩所:江戸時代の建物をイメージした無料 音羽生涯学習会館:2階の資料室では赤坂の歴史を
休憩所です。 はじめ、豊川市音羽地区の歴史や文化を展示。
大橋屋・旅籠:江戸時代から続く旅籠で芭蕉が宿泊し 大橋屋の二階の壁面に描かれている。
句を詠んだといわれます。
尾崎屋:民芸品製造卸問屋の看板が掲げられている。 赤坂宿公園:江戸時代の灯篭や籠のモニュメントが
ある。
赤坂公園内:籠のモニュメント 赤坂公園内・高札場
赤坂本陣跡 街道沿いにこんな古めかしい看板がみられた。
古い町並みが残っている。 関川神社:長保3年(1001)の創建。境内には推定
樹齢800年のクスノキの巨木がそびえています。
東見附跡 御油の松並木:御油宿から赤坂までの約600mにわ
たって、約300本の松の大木が並んでいます。
東海道で現存する松並木の中でも代表的なものです。
御油の松並木:天然記念物の標柱 御油の十王堂
石碑群 御油の家並み
東林寺:室町時代の創建で、本尊の阿弥陀如来など 御油本陣跡:天保8年、当時2軒の本陣があり、この
多くの文化財があります。また、宿場のかげで働いた 場所は鈴木半左衛門本陣跡です。
飯盛女たちの墓がある。
松並木資料館:御油宿に関する資料を展示。 松の樹齢:この松の根は樹齢380年のものです。
慶長9年(1604)東海道に松を植えた最初のものと
推定されます。松並木資料館横に展示されています。
御油の問屋場跡 御油の高札場跡:現在は広場の一隅にあります。
御油の追分:東海道と姫街道の分岐点で「ほうらいじ 御油の一里塚跡:江戸日本橋より76里。
道」「砥鹿神社道」「秋葉山三尺坊大権現道」の刻まれ
た道標があります。
大社神社 :祭神は大国主命。 この神社の夏祭りは 国府の薬師堂:薬師瑠璃光如来像が祀られている。
各町内からの山車と歌舞伎行列が東海道を大社神社 瑠璃殿の扁額は文政4年(1828)八幡山巌禅翁の
まで練り歩きます。(国府) 書。
秋葉山常夜燈 半僧坊大権現:浜松市引佐にある奥山半僧坊(方広寺)
に因んで建てられたものだろう。