きまぐれストロール

植物、風景などを主として

赤坂宿~御油宿

2011年11月25日 08時05分34秒 | Weblog

11月12日晴天、「歴史街道を歩く会」の例会で東海道を歩き始めて、はや6ヶ月となりました。 今年度の計画

では、月一回のペースで「二川宿から白須賀宿」までとなっています。 1体、この会はどこまで歩くのだろうか。 

今回は「赤坂宿から御油宿」まで歩きましたが、その史跡は、街道沿いだけでも数知れず、その歴史の深さは計

り知れない。  歩いて史跡を1つ1つを見ることにより、勉強させて戴いています。 

 

三尊種子板碑:供養塔の一種で、西安2年(1300)  長坂城跡:寛永11年(1634)家光上洛のときに休憩

の建立は県下最古の在銘板碑といわれています。   所として建てられた御殿が永沢小学校敷地内にあっ

                                    た。

 

長沢の一里塚跡                         一里山庚申道の道標

 

八王子神社:祭神は天照大神、素戔鳴命の御子    栄善寺:文永9年(1272)円空立信上人の創立。

五社三神を祀って八王子権現と称した。          本堂へ続く長い石段は平安様式で、本堂も二層式の

                                    珍しい建物。    

 

秋葉山常夜燈                           赤坂十王堂跡

 

西見附跡                              杉森八幡社の楠:起源は古く、8世紀ともいわれ

                                    境内の2本のクスノキは推定千年を超える古木で

                                    夫婦楠と呼ばれています。 

 

赤坂の舞台:明治時代に建てられた農村舞台が復元  赤坂陣屋跡:代官所として、年貢の徴収や訴訟など

され、年1回、歌舞伎の公演がおこなわれます。「小屋  を取り扱ったところです。

がけ」と呼ばれる竹ドームの屋根がついた伝統の観客

席が設けられる。(杉森八幡社境内)

 

赤坂宿休憩所:江戸時代の建物をイメージした無料  音羽生涯学習会館:2階の資料室では赤坂の歴史を

休憩所です。                           はじめ、豊川市音羽地区の歴史や文化を展示。                                                          

 

大橋屋・旅籠:江戸時代から続く旅籠で芭蕉が宿泊し  大橋屋の二階の壁面に描かれている。

句を詠んだといわれます。

 

尾崎屋:民芸品製造卸問屋の看板が掲げられている。 赤坂宿公園:江戸時代の灯篭や籠のモニュメントが

                                     ある。

 

赤坂公園内:籠のモニュメント                 赤坂公園内・高札場

 

赤坂本陣跡                            街道沿いにこんな古めかしい看板がみられた。

 

古い町並みが残っている。                   関川神社:長保3年(1001)の創建。境内には推定

                                    樹齢800年のクスノキの巨木がそびえています。

  

東見附跡                              御油の松並木:御油宿から赤坂までの約600mにわ

                                    たって、約300本の松の大木が並んでいます。

                                    東海道で現存する松並木の中でも代表的なものです。 

 

御油の松並木:天然記念物の標柱             御油の十王堂

 

石碑群                               御油の家並み

 

東林寺:室町時代の創建で、本尊の阿弥陀如来など  御油本陣跡:天保8年、当時2軒の本陣があり、この

多くの文化財があります。また、宿場のかげで働いた  場所は鈴木半左衛門本陣跡です。

飯盛女たちの墓がある。

 

松並木資料館:御油宿に関する資料を展示。       松の樹齢:この松の根は樹齢380年のものです。

                                     慶長9年(1604)東海道に松を植えた最初のものと

                                    推定されます。松並木資料館横に展示されています。

 

御油の問屋場跡                         御油の高札場跡:現在は広場の一隅にあります。

 

御油の追分:東海道と姫街道の分岐点で「ほうらいじ   御油の一里塚跡:江戸日本橋より76里。

道」「砥鹿神社道」「秋葉山三尺坊大権現道」の刻まれ

た道標があります。 

  

大社神社 :祭神は大国主命。 この神社の夏祭りは     国府の薬師堂:薬師瑠璃光如来像が祀られている。

各町内からの山車と歌舞伎行列が東海道を大社神社 瑠璃殿の扁額は文政4年(1828)八幡山巌禅翁の

まで練り歩きます。(国府)                   書。                         

 

秋葉山常夜燈                                            半僧坊大権現:浜松市引佐にある奥山半僧坊(方広寺) 

                                                             に因んで建てられたものだろう。