きまぐれストロール

植物、風景などを主として

宇津ノ谷峠と丸子宿

2013年02月26日 08時45分33秒 | Weblog

2月23日(土)晴天、「歴史街道を歩く会」・恒例の例会で東海道の「宇津ノ谷峠から丸子宿」まで行って

まいりました。東海道の中で最も小さな宿場でしたが、かっては、宇津ノ谷峠がある交通の要所として栄えていた。

今でも、その風情は宇津ノ谷峠越えと満観峰からの街並みは往時を彷彿とさせられるものがありました。

丁度この日、2月23日~24日は「丸子宿場まつり」とのことを地元の方から教えていただきました。

23日は「宵祭り」で、そのイベント内容は、灯籠と提灯の明かりの中を狐に扮した嫁入り道中を繰り広げる。

とのこと。19:00~21:00。24日は本祭りで9:00~14:30とのことでしたが、残念ながら、その場を去ること

としました。

  

                           宇津ノ谷峠概略図

     

                       宇津ノ谷峠・今や昔のゆめ街道

 

 

 「旧東海道」と「つたの細道」の分岐点にありました。            坂下地蔵堂

                                    本尊は聖徳太子の作と伝えられてる延命地蔵で「鼻取

                                    地蔵」の伝説で名高い。境内の鐘楼には、元禄15年

                                    卍山銘の鐘がある。

 

   坂下地蔵堂の横側に並んでいる地蔵様                 蘿径記碑

                                    駿府代官であった羽倉簡堂が宇津谷の古道(つたの

                                    細道)を愛し、その消滅を惜しんで文政13年宇津谷の

                                   入口に建てたものです。

 

           東海道宇津ノ谷峠                         髭題目碑

丸子宿と岡部宿の間にある峠です。中世の道である  碑の正面に「南無妙法蓮華経」の題目が筆端を髭の

つたの細道、近世の道として東海道、現代では明治   ようにはねて書く書体で刻まれている。

の道、大正、昭和、平成の其々のルートやトンネルが

残り道の博物館のような場所です。

 

 

          明治トンネル                     旧東海道・宇津ノ谷峠越え「国指定史跡)

2年の歳月をかけて明治9年(1876)に開通した手彫

りの有料トンネルです。ガス灯の失火で通行不能となる

明治36年(1903)、県の事業で、煉瓦造りのトンネル

として修復されています。

 

          宇津ノ谷集落                    宇津ノ谷集落の中ほどにある御羽織屋

  満観峰から少し下ったところからの町並み       豊臣秀吉が小田原城を攻めるときに、この家に立ち寄った

                                    主人の石川忠座衛門のとんちに喜び、戦いに勝利した

                                    帰途、再び立ち寄り、褒美として鎧の上に着る羽織を

                                    与えた。(静岡市文化財)

 

   屋内には豊臣秀吉公より、拝領の品、羽織                    慶龍寺

   が展示されている。                    旅人が災難に遭わないように延命地蔵が安置されて

                                    います。室町時代から、魔よけの「十団子」が伝わり

                                    8月の縁日に魔よけとして販売されています。

        

   右側が「つたの細道」入口(国定史跡指定)               江戸時代の名残りの松

                                      丸子地区に残る、当時の面影を残す松3本のうち

                                      の1本です                                      

   

                            丸子宿概略図

 

            長源寺の庭園                    高札場&丸子宿(大阪・京方)見付

 

             丁字屋                             お七里役所碑

慶長元年(1596)創業、広重が描いた丸子宿の名物  西国の大名の中には江戸屋敷と領国の居城との連絡に

とろろ汁の店です。                        7里飛脚を持っていました。この役所跡は紀州徳川家の

                                    もので、とうじ、江戸‐和歌山間584kmに約7里(28km)

                                    毎の宿場に中継ぎ役所を置き主役と5人1組のの飛脚を

                                    配置していました。

 

  明治天皇小休所阯・丸子宿脇本陣跡                      丸子宿江戸方見付跡

            丸子一里塚跡


中山道鵜沼宿冬まつり

2013年02月16日 07時55分37秒 | Weblog

2月11日(月・祝)晴天、中山道鵜沼宿冬まつり、10:00~15:00(終日開催)

近隣の友人とともに徒歩で鵜沼宿へ10時きっかり出掛けました。すでに、中山道鵜沼宿一帯は人混み溢れて

いました。 この日は少し肌寒さもあり、まず、身体を中から温める意味あいもあって御酒の試飲コーナーへ

新酒、原酒、にごり酒、梅酒などいずれもおいしさはひとしお、さらに甘酒をいただきました。 それからイベントの

時間に合わせて、あちらこちらへと歩きまわる有様。

昼食は焼きそば&ジャンボウインナーなどをたべてお腹を満たし、終日、お祭り気分に浸りました。いつの間にか

鵜沼宿名物「がんどばぼち」、クッキー、栗きんとんなどの土産を手にし家路に着きました。

【イベント内容】

1 鵜沼宿演芸会

                     桂三輝(吉本芸人による落語)

         脇本陣内は満席でしたので、外から観客の頭越しにヤットの思いで撮影。

                         レギュラー

             ここも撮影する間だけ窓越しに横顔を撮影

                          飴玉ソング

           午後の部でしたので、予め、早めに席を確保するため入場しましたが

               それでも満席でしたので、後部の立ち席から

2 鵜沼宿童謡コンサート

                   児童合唱団「かかみのキッズ」

                    日本の童謡、わらべ歌など

                   児童合唱団「かかみのキッズ」

3 鵜沼宿いろはカルタ大会

                              熱戦

         鵜沼宿ボランテァガイドの会が製作した「鵜沼宿カルタ」を使ってかるたとり大会

                            熱戦

                         小学生の部

                            こちらも熱戦

                             一般の部

                  それぞれの優勝者には、商品をプレゼント

4 宿場&城下町名物販売

                       御酒・甘酒等の試飲コーナー

         このコーナーは、後から来る御酒好きな人達で終日にぎわっていました。

                    試飲コーナーの奥まった場所、そばの販売

 

 

 

 

 

 

                             

 

  このそば販売の場所で、そば造りをしている職人さんの「原料から製品」が出来あがる行程

    の見事な手さばきを拝見していました。

    ☆☆このほか鵜沼宿名物「がんどばぼち」をはじめ太田宿、御嵩宿、犬山の名物を販売。

           鵜沼宿名物「がんどばぼち」などは販売早々に完売。

5 鵜沼宿ボランティアガイド&中山道宿場交流・御嵩宿の名物料理「みたけ華ずし」の体験講座

     ☆当日はイベント会場に、オレンジ色の法被を着た「鵜沼宿ボランティアガイド」が常駐

     ☆中山道交流「みたけ華ずしをつくろう(鵜沼西町交流館)など

 6 犬山および各務原市のマスコット

                犬山市の「わん丸」くん&各務原市の「ラララ」ちゃん

               午前中はなぜか見かけなかったが午後になって御登場

                       にこやかに記念撮影

                          わん丸くんを囲んで

【蛇足】

本当に蛇足ですが、帰りの交通道路の激しい場所に「アオサギ」を目の前に見ました。至近距離(4~5m)に近

ずいてもその場を離れようとしないので、サギが怪我でもしているのかなと思い更に近づいた。ふと側溝を見ると

大きな鯉の頭部分のない魚体が横たわっているのを発見。 「ナルホド」と、うなずき、その場を足早に去りました。

         スーパー・ハローとドンキホーテの駐車場のそばにある金山稲荷大明神の杉林


ヒレンジャク&コハクチョウ

2013年02月11日 07時32分28秒 | Weblog

2月9日晴天、肌寒い日でしたが、【午前】は友人とともに太田宿の中山道会館に飛来してきている渡り鳥「ヒレンジャク」

を目当てに出掛けました。 到着後、車中で半時ほども待ったでしょうか、どこからともなく「榎の木」に数羽のヒレンジャク

が飛来するのを目撃しました。 榎の木の周りを取り囲んだ大勢のカメラマンが、一斉に静かとなり緊張した瞬間でした。

【午後】は、木曽川で北帰が真近かに迫っている渡り鳥、コハクチョウも見納めになる時期だと思い、出掛けてみました。

こちらも運良く観察することが出来ましが、最盛期の半数ほどでした。 3連休とあって野鳥マニアはもちろんのこと

家族連れと思われる人達も観察に訪れていました。

 【午前】

 

         榎の木は大木となっていますので、かなりの高さと距離がありますので

         私のカメラでは、この程度がやっとです。

 

             3羽は、位置的に前向きか、後向きにしかなかなか止まってくれません

             たまに向きを変えるとき、横になってくれます

           前向きに止まってくれています、羽の美しさは横向きになった時です

     飲み水を求めて、木のすぐそばにある井戸の場所へ飛来します、この時がチャンスとばかり

           シャターを切ります。 残念!真正面でした。

             横向きですが、残念、後ろの羽根模様が見えません

    一応、横向きの体勢と眼光の鋭さ、頭の冠状の毛並み、鮮やかな羽毛の美しさが見えますが

     ピントがすこし甘い! 私的には不満足

 

               こんな体勢の時もありました、真正面と後姿の2羽

                仲良く向き合って、ピントがかなり甘い!

                     御無礼ですがブログアップ

 【午後】

                     風の方向に向かって遊泳

                        風を避けて一休み

                   最盛期の半分ほどの数です

 

                        同じ方向に遊泳

                     1つのグループとなって

         向こうは着水寸前のコハクチョウ、場所変えで飛翔中の姿は撮影できず

                     風に向かって、羽ばたいた瞬間


宝光院(節分会はだか祭)

2013年02月06日 07時31分39秒 | Weblog

2月3日晴天、大垣市野口町にある宝光院の「節分会はだか祭」へ昨年に続き友人と出かけてまいりました。

今年は2月3日(土)が節分となり、当日は車の混雑が予想されました。 午前中には現地へ到着、駐車場を

確保し、午後からの行事に備えていました。 当日は穏やかな好天にも恵まれ、人出は例年になく大勢の人達

で賑わっていました。

待つこと数時間、行事内容通り、スムースに実施されました。 今年の裸男の総勢は130名との拡声器による

放送がなされていました。

  

             行事内容                              宝光院本堂

                                     天台宗寺院、山号仏道山。 本尊は釈迦牟尼如来。

                                    またはひだりめ不動とも。  伝教大師の開基と伝えら

                                    れる。

 

            本堂外陣                               本堂内陣

     龍とひだりめ不動明王の天井画           終日、大般若祈祷が行われる。 信者は住職が操る

不動明王は密教特有の尊格である明王の一つ      経典の前で、頭を下げて加持祈祷を受ける。

                          

                      厄除・裸男出場開始(午後1時半頃) 

                みそぎ川渡りの観客(杭瀬川を挟んで対岸と橋の上にも)

                     総勢130名の参加者(杭瀬川)

                      全員杭瀬川に入り雄叫び

                       下流方向に向かって

                           心男を本堂から担ぎあげて

                    心男に遠慮なく冷水をぶっかける

                         心男の表情

                         本堂へ遷座

                      屋根の上から福俵授与の瞬間

                           福俵授与

       福俵の中にある利剣木の争奪戦後、つかみ取った男が高く突き上げた赤い木の棒

            (赤い木の棒は白い布で包まれ赤い紐で括ってある木の棒) 

                  つかみ取った男は福を授かるという。

          ☆ その後の豆打式での豆も3袋ほど拾い、帰りの車の混雑を避け帰路に着きました。


各務原権現山(北山展望台・東屋)

2013年02月03日 09時28分31秒 | Weblog

1月30日晴天、探歩会・恒例の会で有志7名が、各務原市にある北山のすぐ南に位置する「各務原権現山」に

好天にも恵まれ登りました。

権現山は岐阜県各務原市と岐阜市にまたがる標高317mの山。 周辺にある岐阜権現山(芥見権現山)と尾崎

権現山とを区別するために「各務原権現山」と呼ばれることがある。 「各務原権現山」の近くに在住する人達の中

には、健康管理面から日課として登っている人も多くいるように聞いています。 この遊歩道コースは階段などしっ

かりと整備されており、頂上からの360度の眺望は、濃尾平野、乗鞍岳、御嶽山など望め、そのパノラマはすばら

しい。

 

                                  概略行程図 (往復約5km程度)            

 

  伊吹の滝不動明王を参拝し、左側横の登山口         さあー出発! いきなり階段が続く

  から歩く

 

  遊歩道案内で北山展望台・権現山方向へ       林野火災(平成14年4月5日)が、発生した時の枯れ木

 

         残雪が残っていた。                   途中、各務原権現山の東屋が見え隠れ

 

         大きな木立は見られず                  階段はここにもありました

  

                途中の北山休憩所兼展望所からの眺め・手前は岐阜CC

  

                         各務原権現山・最後の階段

    登り口からここまでの階段数約400段、ここから頂上まで加えると500段近くになろのかなぁ~

   

            頂上の東屋(標高317m)              多度神社の祠が祀られていた(頂上)

 東屋設置の温度計と時計は、8℃と時刻は11時8分を

 指していた。

   

        向こうの山は岐阜権現山(頂上)               右側上方は北山方面(頂上)

   

                             頂上からの下り

 

         下りも同じ階段を歩く                  ゴール地点もすぐそこ、最後の踏ん張り