きまぐれストロール

植物、風景などを主として

歴史街道を歩く会・伊勢街道(松阪市内)

2014年08月28日 07時51分39秒 | Weblog

 8月23日(土)雨、「歴史街道を歩く会」の8月の例会は「松阪市街」となりました。貸切りバスにて

 松阪ICをOUTし、松坂城に到着した頃から、終日雨でした。 松坂城を出て御城番屋敷に着いたころ

 どしゃ降りの雨と雷鳴が激しく歩行困難となり、しばらくの間休憩。その後も雨は降り止まず、雨中の

 決行となりました。 歩いてみて、「氏郷公と松坂城下町造り」「松阪商人のすごさ」の一部を

 垣間見ることができ、勉強させていただきました。

 概略行程図:各務原IC→一宮JKT→東名阪→伊勢自動車道→松坂IC→松阪公園・松阪市駐車場

 →スタート地点・松坂城跡→歴史民族資料館→御城番屋敷跡→商人屋敷→本居宣長旧宅跡→松坂

 もめん手織りセンター→新上屋跡→松阪物産館→松坂IC(帰路)→各務原IC 。

       

                        松阪市内地図

              右上の「Pマーク」:松阪市駐車場迄貸切バスにて

             (ぶらり松阪路のパンフレットの地図をお借りしました。)

【松坂城】

             

                                   松坂城跡・入り口   

  

                       国史跡  松坂城跡 

蒲生氏郷は城を築くと楽市楽座の制度を取り入れ、それまで海岸近くを通っていた参宮道を町の中へつけかえ、

大手通りに、前の居城(松ヶ島)から蔵方を移住させ、近江の日野から商人を呼んで日野町に、伊勢大湊から

海運業者を招くなど城下町として、ほぼ現在の形に整えました。

 

             松坂城跡の石垣                        松坂城跡石垣

【松坂城内・歴史民族資料館】

                 

                     松坂城跡内・松坂市立歴史民族資料館 

                      (旧飯南郡図書館)本館・倉庫

  

                松坂城跡内・松阪市立歴史民族資料館 

                (旧飯南郡図書館)本館・倉庫の説明板

              

                 庭園の鬼瓦   金波楼の鬼瓦(明治12年)

              

                 松阪市立歴史民族資料館内にある 

                     薬種商桜井家の看板

          腹痛薬「黒丸子」と足の膏薬「万能千里膏」(中央少し奥にある小判状物)の看板

                 三島屋(多気郡新茶屋村、現在の明和町)の看板

          擬革紙の煙草入(擬革紙とは和紙を固め油をひき型押しした革に似せた紙)

     

                      黒丸子と万能千里膏の説明板

 

         館内にある織機                           主庭にある百日紅 

【松坂城】

 

          松坂城の石垣                          松坂城本丸跡(1)

 

       松坂城本丸跡(1)の反対側                       松坂城天守閣跡

【御城番屋敷】

 

       城番屋敷跡・国の重要文化財             三重県立松坂工業高等学校誕生の地・石碑                     

御城番屋敷は松坂城の警備を任務とする紀州藩士   城番屋敷内に松坂県立工業学校(現在の松坂工業高等   

とその家族の住居として文久3年(1863)に建立。   学校)創立時、西棟北端の2戸が利用された。 

☆この辺りから雷雨交じりの天候でしたので、ここで

      一休みとなりました。

【商人屋敷長谷川邸】

             

                     商人屋敷跡・松阪木綿商長谷川家  

        

                    松阪木綿商・長谷川家(1)            

          

                  松阪木綿商・長谷川家(2)・(1)の続き

【本居宣長旧宅跡】

            

                  本居宣長旧宅跡(国指定特別史跡)

  江戸中期の国学者で歌人でもあった。この地にあった鈴屋は松坂城跡に移されている。

  

                    本居宣長旧宅跡の説明板

  

              特別史跡  本居宣長宅跡碑(本居宣長旧宅跡地内) 

【牛銀本店】 

              

                           牛銀本店

                         明治35年創業の松阪の肉処。 松坂市魚町

【松阪商人小津邸】

             

                    松阪商人の小津清左衛門家

                       松阪市指定史跡

 

   小津清左衛門家(邸内)                        小津清左衛門家(邸内)

             

                        小津清左衛門家の説明板

【三井邸】

                    

                            三井家発祥地(松阪市指定史跡)

                   松阪商人の代表格としてこの地は、後に越後屋、三越と発展し

                    三井家 全盛の基礎を築いた三井高利ゆかりの場所。 

                    

                            松阪もめん手織りセンター 

                     江戸で活躍した松坂商人・越後屋(三井家)の店舗跡。

                     松阪木綿製品や機織機があり、機織り体験もできる。

                     

                          松阪もめん手織りセンター内の機織機           

                          

                             和田金ビル(松阪中町) 

                          明治11年創業の松阪肉料理・精肉店。

                      1200余頭の雌の但馬牛を肥育する自家牧場を保有

                         している。

【馬問屋場】

                   

                              馬問屋の石碑

【新上屋跡】

                  

                            新上屋跡(市指定史跡)

             

                         新上屋跡の説明板。市指定史跡

               この出会いが、宣長の古事記研究のきっかけとなった。

【旧参宮街道】

             

               旧参宮街道・通り日野町のこと(松阪地方の方言)の説明板

           


知多半島の豊浜~美浜(漁港)

2014年08月22日 06時02分00秒 | Weblog

8月16日晴天、家族連れで久方ぶりに中部地方のグルメ処で有名な愛知県知多郡南知多町にある豊浜

出掛けました。 南知多町豊浜の「まるは食堂」へ着いたのが11時半頃でした。 名古屋方面からグルメ目的の

多くの観光客が予想されたので、すぐに昼食の予約を取りましたが、1時間強の待ち時間ということでした。 その間

付近の海辺を散策しました。 外は日差しが強く、長い時間を過ごすことができず、散策後、ビル内で過ごすことに

しました。 館内はこの時期、お盆と夏休みもあってか、大変な賑わいでした。食事を終えたのが、午後2時過ぎでした。

       その後、概略行程:魚ひろば網元直売・魚太郎えびせんの里・美浜本店帰途に着く

            なにはともあれ、癒された1日を過ごすことができ感謝々!!

 【南知多町豊浜へ】

 

            まるは食堂のビル                   まるは食堂のすぐ裏側は伊勢湾内

     

                   波しぶきの向こう側、左から渥美半島

                     やや右よりの真ん中が神島

               神島の右側に見える半島が鳥羽及び答志島方面

              

                     今朝、水揚げされた活魚料理

                        新鮮な料理に舌鼓

【豊浜の魚ひろばへ】

              

                  豊浜漁業組合が経営する、魚ひろば。

                     魚ひろば内の様子を撮るのを、周囲の雰囲気にのまれ

              うっかり忘れてしまいました。   ゴメンね!

               愛知県・知多半島の先端に位置する。

            現在地と表示されている場所が、「魚ひろば」です。

   もう1ヶ所、上図の「魚ひろば」の反対側にある、美浜町に網元直売の「魚太郎」があります。

          

                 豊浜漁港に係留する漁船群 

       

                   漁船に佇む青サギとカモメ

         

                    豊浜港の岸壁で釣りを楽しむ人達

  

                   豊浜港の突堤で羽を休めている鳥達

【網元直売・魚太郎へ】              

              

                      美浜町にある網元直売「魚太郎」

               

                  魚太郎・市場内の展示風景と買い物客

   

              網元直売・魚太郎・浜焼きバーベキューを楽しむ人達。

                   このすぐ右横が美浜漁港です。

                         

【えびせんべいの里・本店美浜工場と駐車場】 

 ここでもいろんな種類のえびせんべいの試食ができ、販売されている。

試食とみやげ物の選択におわれ、後で気がつけば、場内の様子を撮影するのを忘れていました。           

 

 美浜町にある・えびせんべいの里・美浜本店工場        休憩所で無料でふるまわれるコーヒー

【帰途・途中】

夕暮れ時、名古屋を過ぎ岐阜に帰る途中、どしゃ降りの

雨にみまわれ、視界不良となる。

 

       木曽川にかかるライン大橋               ライン大橋のすぐ上流に位置する犬山城

すでに、雨はやんでいましたが、日中の暑さのせいで     国宝犬山城の川面も、ご覧のとおりでした。

でしょうか。 ひと時、「もや」が川面にかかっていました。

 


松の小品鉢物

2014年08月16日 06時42分00秒 | Weblog

8月15日「お盆」の供養を済ませた後、午後から、きまぐれに「松の小品鉢物」をいじくり回しました。

そもそもの始まりは、日ごろ近くの森へ散歩に出かけていました。その際、赤松の枝振りの良い松傘を拾い

持ち帰り、試しに苗床を作ったことに始まりました。 それから10年、水やりなどを続けてきました。 本来なら

毎年、肥料、水やりや植え替えなどしなければなりません。 そこは、きまぐれ者、自然環境にまかせていました。

たいした手入れもせずにいましたが、敵も去るもの生き残っていました。 その間、友達が言うには、貴殿の

後は誰が面倒を見るの? とか 針金かけはしないの?とか。 中には好意的な意味なのでしょうか。?私も

やろうかな、など。 いろいろと気遣って戴きました。 自然の中にこそ「美しさ」が育まれてくるものと我ながら、

勝手な解釈をしています。 この画像はすべて10年を経過した松ですが、皆さんの適切な「アドバイス」

お待ちしています。 

  

         この松は若き日の失敗作です。記念にと一鉢だけ残していたものです。

                (樹高30cm、鉢の大きさ約19cm)

【ここからが10年を経過した松】

        春に植替えするのですが、数年替えずにいたところご覧の通りイワヒバ

        生えてきました。  (鉢の大きさ 9cm)

             コケでしょうかこんもりと盛り上がってきました。

                   (鉢の大きさ 約11cm)

  

              次回こそ植替えするぞ!! (鉢の大きさ7~8cm)

    

         直幹仕立て向きですが、まず小枝の整理からでしょうか

                  (鉢の大きさ 8cm)

    

         模様木仕立てですが、左右の枝数をスッキリしたほうがいいのかな

                     (鉢の大きさ 9cm)

        これも根元の辺りと上部の小枝の整理といったところでしょうか

                   (鉢の大きさ  約8cm)

    

            根上がり松、土をもう少し補充した方がいいでしょうか

                    (鉢の大きさ 8x12cm)

         2~3年頃、面倒になり、小さな鉢にまとめて植えたところ

         10年経ってもこの大きさです。 (鉢の大きさ 8.5x11cm)

          この松は葉の長さが他の松に比べて短葉です。

           植替えしないからでしょうか(鉢の大きさ 7.5角)

            この木は悩ましいですね。左側の枝と喧嘩している。

          左側の木を生かして一本立ちにするか、斜めの木を切るにしても

          傷が深い、強制不能かどうか教示されたい。(鉢の大きさ 12cm)

       これも右側上部が少し枝透かしするか否か教示されたい

                 (鉢の大きさ  12cm)

             面倒でしたので寄植えでここまできました。

                (鉢の大きさ   14x16cm)

            次回には必ず植替えと根の整理かな

                (鉢の大きさ 11cm)

    

                  植替えと施肥を適当に

                 (鉢の大きさ  12cm)

                 鉢もひび割れて~、葉抜きも必要ですか

                    (鉢の大きさ 9x10cm)

         家族が正月用の飾りを作ってくれとのおねだりがあり、

             急遽、作ったままで数年経ったものです。

                (鉢の大きさ 23x28cm)

                寄植えです。 松林に見えるでしょうか

           (樹高 約20cm前後 鉢の大きさ 30~31cmx26cm)

 


王滝渓谷と松平郷(愛知県豊田市)

2014年08月10日 06時26分16秒 | Weblog

8月6日晴(水)、恒例の探歩会で愛知県豊田市王滝町にある「王滝渓谷」と同市松平町にある

松平郷へ行ってまいりました。  はじめての参拝でしたが、深い感銘を受けました。

ごく々、身近な場所に、徳川家の始祖である「松平郷」があったことすら忘れていました。 

ほとほと、歴史に無関心であったことが、正直、恥ずかしい気持ちで一杯です。

   ☆☆ もう一度、じっくりと訪れたいところの一つとなりました。

【王滝渓谷】

     

                 王滝渓谷と周辺案内図

                     王滝渓谷の説明板(1)

                      王滝渓谷の説明板(2)

  

           王滝渓谷遊歩道                     妙昌寺   宗派 曹洞宗      

 

           遊歩道に巨岩                             歌石園地

 

            王滝湖園地                           仁王川に架かる橋

                                          周囲には巨岩がゴロゴロと~

   

             大石くぐり                      仁王川の浅瀬で水遊びをする子供たち

 

           川辺で憩う人々                           王滝湖かけ橋

                 

                           急な階段を下る会員  

 【松平郷(松平町)へ】  

               

                           松平郷史跡観光案内図

                                

                                                   松平東照宮(改修中)

                  八幡神社・松平東照宮の由緒

        

                  国指定史跡 松平氏遺跡(1)

               

              国指定史跡 松平氏遺跡(続き2)          

           

                  国指定史跡 松平氏遺跡(続き3)   

 

                     松平東照宮の由緒(1)

 

                    松平東照宮の由緒(続き2)

 

           産八幡の宮                             家康公産湯の井戸

                                     在原信盛が掘ったと言われ、松平家は代々この井戸

                                     の水を産湯に用いました。 岡崎城主松平広忠の子

                                     竹千代(後の家康1542~1616年)が誕生した際、

                                     この水を竹筒に入れ早馬で届けたと言われます。

                                    「在原信盛:松平郷の開拓領主は後宇多天皇(在位

                                    1274~1287年)に仕えた公家。」

                                      (松平郷のパンフレットより)

              

                            松平郷館

  

                    笠掛けの「かえで」と見初めの井戸(跡)

                      

                                    天下池(龍池) 

         

                       天下池の説明板

                 

                                   松平太郎左衛門親氏像 

                ここに徳川家の始祖、松平太郎左衛門親氏

                   (不詳~1394年4月24日没)。                   

  

               天下茶屋                       見初めの井戸(七つ井戸)  

            武家屋敷風休憩所

 うどん、そば、天下もちなどが楽しめます。(水曜日定休)    

           

                        見初めの井戸(七つ井戸)

  

         松平氏遺跡(国指定史跡)                          高月院入り口

           高月院への階段

                    高月院入り口の説明板

 

             高月院山門                            高月院本堂

                                         徳川家の始祖、松平家の菩提寺

 

                       松平氏墓所の説明板

    

           松平家墓所                     中央に松平氏の始祖である親氏(ちかうじ)の墓塔

                                              右に二代 泰親(やすちか)

                                       左に4代親忠(ちかただ)夫人の墓塔が配されています。

 

 

         


伊勢街道・六軒~松阪(松坂市内は除く)

2014年08月05日 18時04分03秒 | Weblog

7月26日(土)晴、「歴史街道を歩く会」・7月の例会で伊勢街道の「六軒から松坂」を歩いてきました。

ただし、松坂市内は別個にし、次回・8月の例会で散策する事になっています。従いまして、今月は松坂

市内をまたいで郊外である六軒追分~垣鼻町辺りまで散策いたしました。

概略行程:各務原市→小牧北IC(IN )→名古屋西IC→亀山JCT→伊勢自動車道→松阪IC(OUT)

       →六軒追分→垣鼻町(六軒~垣鼻町間は徒歩)→松阪IC(IN)から帰宅。

【午前】

                  松阪農業公園・ベルファーム

 

            松阪農業公園(休憩)                   松阪農業公園内の鬼ヶ窪池

 

           追分(スタート地点)                         市場庄の町並み

  三渡橋のたもとに立つ。「いがごへ追分」「右いせ

 みち」と刻まれた道標。ここが初瀬街道と伊勢街道

との分岐点。川に沿って上流へ向かうのが初瀬街道。                          

 

             忘井之道                             市場庄公会堂

      別れゆく 都の方の恋しきに             この公会堂は大正7年に建築された旧米ノ庄村役場

    いざ結びひむ 忘井の水                 の建物で、現在は市場庄の公民堂として利用されて

平安朝 斎王郡行に随行した官女 甲斐が遠く       います。この敷地の背面側にある神楽寺の境内の一部

離れた故郷の都を思い出し 涙ながらに詠んだ       用いたといわれています。建築前面の石製門柱が独

歌にちなむ遺跡です。 今はもう、井戸水は涸れて     特の景観を生む近代的和風建築となっています。

ありません。

                

                           格子戸のある家            

                     格子戸のある町並み案内

            中央の黒く塗りつぶされた所:順番に忘井、市場庄公民館の位置

                 右端の黒く塗りつぶされた所:舟木長屋門の位置

             

           お地蔵さん                             行者堂

 

             舟木家長屋門                          庚申堂

武家屋敷などで長屋の一部に門を開いた造りの長屋

門は、南北朝時代から続く舟木家の格式を示すものと

いえます。門には2つの家紋が刻まれ、その両端には

重厚な海鼠壁が残っています。

 

            古川水神常夜燈                         富士大権現

                                         塚本橋の手前右にある自然石。

                                        この辺りでは、村単位で富士講があった。

 

           薬師寺山門                              薬師寺本堂

  薬師寺の文化財:本寺は行基の開基と伝えられ、天正年間の兵乱で灰燼に帰し、17世紀半ばごろ良海により

  本堂・二王門等が複興された。寺内には県指定文化財1件、市指定文化財7件がある。

  大造薬師如来坐像(県指定有形文化財:昭和61年4月28日指定)。 時代 平安時代、 薬師寺の本尊、

 像高 83cm、 檜材。 薬師如来像の通常の姿であり、堂々とした風格を持つ量感にあふれた尊像である。

                                      2007年3月31日        松阪市教育委員会

                          現地の説明板

    

                        薬師寺の仁王さんの説明板

【午後】

                   

                               三角公園

 

         荒神山稲荷                                 閻魔堂

                                                信楽寺の右隣

          

                信楽寺山門  天台真盛宗

                         垣鼻町第1区自治会

         上図の案内板によれば、中心にある「卍」マークのところが信楽寺

              左下部分が神戸神社、 左上にある学校マークが第五小学校

   

             神戸神社                                  拝殿

  

               JA松坂神戸支店                           第五小学校