9月9日曇天、かねてから友人との約束で郡上市明宝・白山神社への奉納である「寒水の掛踊」を見てまいりました。
「掛踊」は約300年踊り継がれており、神々への御馳走として、世の平安・豊年万作を希(こいねがう)ため、また旱(ひでり)
の時は 雨乞いの祈りをこめて奉納されており、同時に人々の心の和を温め合う行事であります。」
岐阜県重要無形民俗文化財および文化庁選択民俗芸能 観光協会資料抜粋。
☆☆ 音頭に合わせ、 笛を吹き、鉦(かね)、折太鼓を打ち鳴らし、 そして、色鮮やかな役者の服装・持ち物
鬼、奴 激しく舞い踊る!!
☆☆明宝地区では、寒水の「掛踊」がかわきりに次々に7地区・8ヶ所の白山神社で祭礼が奉納され、
10月14日の祭礼・奥住白山神社が最終日となります。
明宝寒水・屋号中桁(和田氏宅)前庭でも奉納中
毎年ここから打ち出され白山神社へ
白山神社へ向う行列(役者は総勢130名)、先頭の赤鬼は手に軍配と槍
そのあとに続く、露払い、祢宜(ねんぎ)、鍵取、御供、出花持ち…
神社へ向う道のり 白山神社では、すでに特等席は陣取っている。
お祭りの先頭がお供えを担いで奉納 続いて、後に続く役者達が神社境内を
一巡。
さらに後に続く役者達 赤鬼が激しく舞い踊る
青鬼も激しく舞い踊る 境内にまるく円になって
境内に高く鳴り響く、地歌頭による音頭に乗り、舞い踊る
舞い踊る中心の輪になって
背に花飾りをつけた「しない」を激しく地面に打ち、花飾りが落ちる。
真ん中の四人が激しく地面に打ちつけた瞬間
落ちた花飾りの争奪戦
花飾りの花は縁起物で村人たち等に喜ばれている。