3月28日晴天、「歴史街道を歩く会」、3月の例会で、貸切バスにて、伊勢街道の最終目標である、伊勢神宮内宮
までを散策して参りました。
今回のコースは、午前は古市参宮街道の大林寺周辺で下車し、麻吉~参宮街道資料館~猿田彦神社~
おはらい町まで徒歩にて、午後からは内宮のコースとなりました。
今年は年を明けてから、訪れる機会に恵まれたことから数回になりました。新年早々よりも気持ち的には
人並みは多いように思われました。
これまでは平日の参拝でしたが、今回は「陽気」がよくなった事と「土曜日」であったことが原因でしょうか。
次は「どの街道」で皆さんにお会いできるでしょうか。
古市参宮街道から内宮までの概略図
(伊勢市観光協会マップより抜粋)
【古市参宮街道】
古市参宮街道・備前屋跡(スタート地点) 古市参宮街道(1)
古市の妓楼の代表格であった。 伊勢音頭を始めた歴史 外宮から内宮を結ぶ街道
が最も古い。
古市参宮街道(2) 油屋跡
街道から見えた電柱の奥まった高い方の白壁の屋根が 「伊勢音頭恋寝刃」の舞台になったもので
大林寺:浄土宗西山の古刹である。 歌舞伎で有名な 演劇化され、歌舞伎などで上演されている。
(伊勢音頭恋寝刃)のモデルである。 油屋「おこん」と (すぐ左横を近鉄路線が走っている。)
「孫福斎」の墓がある。
長峯神社
長峯神社の説明版
天鈿女命は天の岩戸開きの時、岩屋の前で御神楽を舞った最初の神で、古来芸能の祖神とたたえ
られている。
長峯神社本殿
麻吉旅館説明坂
麻吉界隈(1) 麻吉界隈(2)
麻吉(3) 麻吉(4)
寂照寺(浄土宗西派)
寂照寺の由来
伊勢古市参宮街道資料館 内部の資料の展示
伊勢国最大の歓楽街としてまた伊勢歌舞伎で知られ
役者の登竜門としても有名であった。古市の歴史的
資料を収集、保存、展示する資料館
桜木地蔵 常夜灯
出世地蔵として知られている。江戸時代に大岡越前守 牛谷坂の常夜灯、夜間の参拝者の監視する目的で
忠相が山田奉行の時にお参りし、徳川吉宗に見出されて 造られた
江戸南町奉行に出世した。
番屋跡 猿田彦神社
牛谷坂と宇治の町並みの間に設けられ 地鎮と道開きの神として信仰を集める
俗に黒門と呼ばれ明治維新までここに 主神:猿田彦大神 相殿:大田命
番屋があった。
たから石
宝船のような舟形石に富を象徴する白蛇がのった
目出度い石です。
【おはらい町】
おはらい町通り
伊勢神宮内宮の門前町。切妻・入母屋・妻入り様式
の伝統的な伊勢の街並みが復元されている。
通りには土産物店・飲食店等建ち並び参拝後の町歩きが
楽しみです。
おかげ横丁(1) 横丁(2)
内宮前おはらい町の真ん中にあり、江戸から明治
にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現
されたおかげ横丁。敷地内には食事処やおみやげ
ものが並び太鼓の演奏など毎日がたくさんの観光客
で溢れています。
おかげ横丁(3) おかげ横丁(4)
正面がおかげ座:映像展示の歴史館と縮尺模型で 太鼓櫓・神恩太鼓演奏
おかげまいりを体験できるテーマ館がある。
入館有料。
【おはらい町】
赤福前の賑わい おはらい町の賑わい
土曜日とあって、お祭り気分で散策している
観光客。
【正宮参拝へ】
宇治橋から下流方面 宇治橋を渡ると手入れされたスバラシイ松
五十鈴川の水で心身ともに清めて 札所の周辺
さらに進むと巨木の木陰 正宮の前で、皆さん整列して参拝
【正宮参拝後】
巨木に寄り添って 日当たりの良いところは、はやくも満開近し
宇治橋から上流方面を見る 宇治橋を渡って大鳥居前の大松
集合場所(午後2時)→帰路へ