きまぐれストロール

植物、風景などを主として

古中山道・(禅師宿~土田宿)

2014年09月27日 05時45分29秒 | Weblog

9月17日(水)晴、そも々、中山道が制定された当初の街道は、鵜沼宿を通って「うとう峠」に向かう街道

ではなく、小伊木町から鵜沼古市場を通って鵜沼の渡し(内田の渡し)で木曽川を渡って犬山・禅師野

へ向かい、さらに土田、御嵩に向かっていたようです。 今回はそのなか、古中山道といわれる「禅師野

から土田宿」までを探歩会(探し歩く会)として、多くは平坦な道程でしたが葯8km前後を散策してまいり

ました。

         

                      名鉄禅師野駅

                                木曽街道(禅師野宿)

                              木曽街道・概略地図

                   木曽街道・禅師野宿場概略図

 

              常夜燈                      福寿山禅徳寺  臨済宗妙心寺派

 

              本陣跡                               一里塚跡

 

             大洞池                        禅師野駅から2.3km地点の道標

 

        峠地点(禅師野⇒石原)                    峠越えを直進し越えたところ

 この直前が石拾い峠ですが10cm大のゴロ石             まもなく → 石原へ到着  

 が散見されました。

 

 このような場所で動物(犬、ヤギなど)を飼育して      西帷子にかかる「ナゴヤヒルズゴルフ倶楽部場」

  いるたのを見ました。                       にかかる橋

 

             石原へ到着                           建速神社

                                             建速神社前を左折

                         

                       普傳山真禅寺 臨済宗妙心寺派

              

                  真傳寺・門前にある石碑の説明板(表)

                  真傳寺・門前の石碑にある説明板(裏)

                         

                          切通しの馬頭観音

                       切通しの馬頭観音の説明板

                        

                           土田城趾

                     土田城址の説明板

                           

            織田信長の母、立田御前の出生地                   道標         

                                           左 旧東山道 ⇒  土田宿

   

         この場所で向かって左折                  大道山冨春寺   臨済宗妙心寺派

                    

                        大道山・冨春寺の説明板

               

                      萬峰山報恩寺   曹洞宗

                         

                          土田宿本陣址

                         上田宿本陣跡

                             

                            名鉄可児川駅

                              帰路へ⇒

 

 

 


中山道・鵜沼まつり

2014年09月23日 07時02分52秒 | Weblog

   9月21日「(日)晴天、10時~15時。 中山道鵜沼宿、歩行者天国 

                  シャトルバス運行

            JA岐阜鵜沼支店)9:30~約15分間隔、

            名鉄新9:鵜沼駅9:30~葯50分間隔

              犬山城前9:15~葯50分間隔。

            ☆☆ 当日のプログラムは次のようでした。

    ステージプグラム                街道プログラム       終日開催(10;00~15:00)   

10:00   オープニング           11:30 ミスキャラクター写真    スタンプラリー

10:15   各務原太鼓保存会       撮影会                   飲食ブース出店

10:30   木遣音頭及び子供木遣    12:00 チンドン屋練り歩き     お茶会

11:00   ご当地PR、鵜沼太鼓     13:00 紙芝居             フォトコンテスト

        保存会                                    文化財一斉公開・パネルで巡る中山道  

13:30   よさこい演舞                                「原田泰治の世界をキルトで遊ぶ」作品展

                 駐車場が当日のメイン会場(下記案内図の朱書の場所)

                      中山道鵜沼宿案内図

 

      駐車場が当日のメイン会場に設営                  ボランティアガイドの人達

  

                        木遣音頭演舞

              往時は大木を肩に乗せ音頭をとりながら運んだ。

  

                          子供木遣演舞

  

                各務原ミス・犬山ミスと犬山・鵜沼の各キャラクター

                  (よしもと住みます芸人によるご当地PR)

                        わん丸君とラララ

  

          鵜沼地区の祭太鼓保存会が囃子を奏でながら街道を練り歩く

 

       三度笠ひろしさん演歌を熱唱                   街道を練り歩くチンドン屋さん

 

          町屋館・離れ・お茶会                       脇本陣の裏口

 

     町屋館裏口を通って二ノ宮神社へ                  二ノ宮神社の古墳場所 

                                       二の宮神社の中央部の説明板と遮蔽部分

                                       のなかの横穴式石室です。 

      

                            二の宮神社の古墳説明板                

               

                    二ノ宮神社の高台からの眺め

                     鵜沼宿街道と後方の伊木山

              

                      鵜沼宿脇本陣の横側

                        脇本陣横側にある芭蕉歌碑

                

                                紙芝居

【午後の部】よさこい演舞

 

      参加チームの全員参加による総踊り              各チーム・インディゴ(犬山市)

 

         祭りや鯛(常滑市)                       舞翆(加茂郡川辺町)

中ほどに幼児を連れての参加です。 遠いところ参加

 していただき感謝の一言です。 

                

                         各務原チーム(炎舞連)

                    演舞を見入る大勢の観客

                     半布里(岐阜県加茂郡富加町)

                             半布里(岐阜県加茂郡富加町)

                        再び・総踊り(1)

                         総踊り(2)

           種々のプログラムを通して若者から元気と活力を戴きました。

        おかげさまで楽しい1日を過ごすことができました。 有難うございました。

 

                         

             


桃太郎公園の彼岸桜

2014年09月19日 06時12分07秒 | Weblog

 9月18日晴れ、犬山市大字栗栖古屋敷にある「桃太郎公園」彼岸花を見に行ってまいりました。 

     彼岸花はだんだんと都市化が進むにつれて、生育地が狭められていくようです。

 この地の彼岸花は他の地域よりも、毎年、先駆けてやや早く咲いてくれます。 お陰さまで、私の中では

       ここが目安とし、他の名所はそろ々「彼岸花」の見頃の時期だと教えてくれます。 

        大変助かっています。 とは言え、秋の風物詩は暦の方でも教えてくれます。

      ☆☆この地では彼岸花が咲いている場所を保護するため、綱が張り巡らされています。

    

                          桃太郎公園案内図

        案内図の下方にある栗栖園地、ジャブジャブ池の上部一帯が彼岸花の群生地

 

         ちょうど見頃の時期でしょうか。                    彼岸花(2)

              彼岸花(1)

      

                       ジャブジャブ池に映える白花彼岸花(3)

 

            彼岸花(4)                             彼岸花(5)

              

                            彼岸花(6)

 

                          彼岸花(7)

         上方から撮ってみたところ、雄しべの先、黄色の葯まではっきりと見えました。

 


有楽苑(国宝茶室・如庵)

2014年09月16日 05時43分47秒 | Weblog

9月9日(火)晴天、久しぶりにすぐ近くにあります有楽苑の国宝茶室・「如庵」に行って参りました。

 有楽苑案内図(パンフレット)の順路に沿って散策いたしました。 コースの初めころは、順路に従って散策

していましたが、順路が堂々めぐりなところがありましたので方向感覚が判らなくなり、再三、行ったり、来たり

していました。  特に感じたことは、信長の実弟でありながら、天正10年本能寺の変で兄信長が倒れたあと

別世界の道を歩んだことに、時代の流れを感じさせるものがありました。

何はともあれ、元来樹木や花好きな私ですので、庭園や茶室を見て歩くことには、特に関心がありました。 

何処を見ても瀟洒(しょうしゃ)な庭園や樹木のなかに身をおくことで、ひと時ですが至福の時を過ごすことが

できました。

 

                  

                         斜め前に名鉄グランドホテル

     

                         有楽苑・通用門前の看板

 

        有楽苑入り口付近                             元庵中門 

   順路として中央右側の方向から拝見。                      

    

         岩栖(いわす)門(有楽苑)                        旧正伝院書院

この門は文明年間に細川満元が京都新町頭に建立した   元和4年如庵に隣接して建てられた有楽斎の隠居

岩栖門の唐門と伝えられている。                  所で入母屋造りの温和な外観を示している。

 

             含翠門                               徳源寺唐門

                                     この唐門は、大和宇陀郡岩室の織田家の菩提寺、

                                     徳源禅寺に建てられていたものである。

 

          嘯(しょう)月台                                水琴窟

有楽が隠棲した正伝院には如庵露地のほか大きな

庭があり、庭を眺める石組の台を「嘯月台」とした。

 

                弘庵                              築地塀

苑内で四季折々開催される茶会のために新築された

茶席。  有楽苑の看板にある呈茶は、この弘庵で

戴くことができます。

  

             萱門                              藤原藤房旧蔵石燈篭                            

       

                          旧正伝院書院&如庵

 

       

                             如庵

                   柿萱の端正な外観を示している。

     

                   国宝茶室如庵・内部のご案内(1)           

     

                    国宝茶室如庵・内部のご案内(2)   

  

          有楽好み井筒&路地                           茶花園

                                     この時期、咲いている花は少ないとのこと。(出札所)

                   

                                 待合

                                

                                 元庵

     

                              元庵の説明板

  


国宝犬山城&有楽苑(国宝如庵)

2014年09月12日 06時40分46秒 | Weblog

 9月9日(火)晴天、久しぶりに近くにある国宝犬山城と有楽庵(国宝如庵)へ行って参りました。 

☆犬山城は織田信長の叔父である織田信康が天文6年(1537)に木之下城を移して築城したと伝えられています。

この後、江戸時代初期にかけて城主はめまぐるしく入れ替わりました。 江戸時代になり、元和3年(1617)尾張藩

付家老、成瀬正成が城主にとなってから成瀬氏が代々受け継いで幕末を迎えました。 明治維新に犬山城は廃城

となり天主を除いて大部分は取り壊され公園となりました。明治28年、愛知県から修復を条件に旧城主である成瀬

氏に譲渡されました。 現在、犬山城天主は犬山城白帝文庫の所有となり、犬山市が管理を行っています。

(犬山城パンフレットより抜粋)。

  勝手ながら、画像が多いので、「犬山城(国宝)」「有楽苑(国宝如庵)」の2回に別けて掲載いたします。

 

       対岸から見た犬山城(国宝)                「丸の内緑地」から見た犬山城(国宝)

                  

                              犬山神社 

                         

                           犬山神社の説明板 

                 

                     犬山城のすぐ隣にある猿田彦神社 

                 

                     猿田彦神社の隣にある針綱神社  

 

                        

                       針綱神社の説明板 

【登城道】

 

          犬山城登城口                 天守閣に向かう登城道の始めの門があったところを

    右側の石碑に犬山城と刻まれている。             中御門という。(登城道の途中)        

      

                      悠久の歴史蘇るの説明板(登城道の途中)

 

          矢来門(登城道の途中)                    松の丸門(登城道の途中)

  この位置に矢来門ガあり、現在門礎の1部が       松の丸御殿に通じる松の丸門があったところ。       

  残っている。

 

           登城道                             正面が天守閣への門

【天守閣】

                  

                            犬山城正面(天守閣)

                            

                          犬山城の歴史

 

          天守閣入り口                               付櫓

                          

                           天守閣構造の大要

  

          石落としの間                          上段の間&武者隠しの間

この位置は西北のすみに石落としの間があった。    篭城の際、城主の居間に使用した。また後方には

  石垣より外に突出しているのが特徴です。       城主の警護のため武士が隠れていた部屋がある。

               

                        天守閣の構造と規模

              構造形式 独立天守閣・外観 3重、内部4階地下二階付

              天主の建坪 369.353㎡、総延面積698.775㎡

              石垣の高さ 地上 5m 天主の高さ 石垣から 19m

              地上からの高さ 24m。

【天守閣4階】

 

                      

                       成瀬家以前の城主(1)

 

                        

                         成瀬家以前の城主(2)

 

       廻縁よりの風景(西方面)                       廻縁よりの風景(東方面)

   手前にライン大橋、やや右よりに伊木山            ツインブリッジ、犬山橋及び木曽川

   川は木曽川。

  

     廻縁よりの風景(東方面)                    廻縁よりの風景(南方面)       
 
左方の観覧車があるあたりが日本モンキーセンター    水平線の中央ややふくらんで見える山が小牧山。

  中央の山の麓の大きな建物が犬山成田山。

【犬山城内】

 

          七曲門のあった場所。                 ツインブリッジ・犬山橋及び木曽川

 別名見晴らし門。ここにも門礎が残っている。       七曲がり門の先東屋付近から撮影。丁度、名鉄電車

                                       が通過中。

               

                            高節凌雲霄(石碑)

                  

                       高節凌雲霄の説明板

 

 

 

                                      

                                                                  

                    


吉良紀行(探歩会)

2014年09月05日 06時10分08秒 | Weblog

9月3日曇、探歩会の9月の例会で、愛知県西尾市にある吉良町に行ってまいりました。名古屋近郊には

長く住んでいましたが、こちらの方面へは久方ぶりでした。

吉良町には、上横須賀駅と吉良吉田駅の2つの名鉄の駅があります。今回は上横須賀駅からスタートし

上横須賀へ戻るコースを選び、ボランティァ・ガイド付きでした。 それも上横須賀駅からの「吉良の里」の

散策マップを足早に見て周りましたが、時間的に散策マップの一部をカットせざるを得ませんでした。 

見るところが多く、再度、訪問するしか十分に見ることができませんでした。 吉良吉田駅からの海岸近くの

コースは全く残った状態です。次の楽しみにしたいと思っています。

                   

                 名鉄西尾線・上横須賀駅からスタート

 

                   上横須賀周辺の吉良の里散策マップ

 

           三人衆シンボルモニュメント                    尾崎士郎先生誕生地

  左から尾崎士郎、真ん中吉良上野介義央公、          文壇の雄:義理と人情の「人生劇場」 

      右端は吉良仁吉                        大正末期から昭和にかけて文壇で活躍 

 【信道山源徳寺】  

 

        信道山源徳寺 真宗大谷派                      信道山源徳寺本堂

    

       

            吉良仁吉の墓                            吉良仁吉の墓の説明板

  

                         吉良仁吉の墓

【福泉寺】

 

         福泉寺山門                            福泉寺本堂  真宗西山深草派

               

                        尾崎士郎の墓

【吉良赤馬の径】

       元禄15年(1702)12月14日、江戸本所の吉良家江戸屋敷において

   赤穂浪士に討たれた義央公でしたが領地では赤馬にまたがり巡回をして親しく

       領民と接し、人々から厚く信頼されたと伝えられています。

              

                       吉良赤馬の径

  

                  吉良の赤馬の由来

        

              赤馬の道周辺の畑にひまわりの花

【華蔵寺】

   

              華蔵寺山門                           華蔵寺本堂  

 

                       華蔵寺  臨済宗 妙心寺派

                         説明板    

 

         吉良義央公の墓                           華蔵寺の庭園                    

 

                        庭園の説明板  

              

                       吉良義央公愛用の茶道具

【華岳寺】

              

                          花岳寺本堂 臨済宗

 

                   花岳寺本堂の説明板 

                       花岳寺由緒

                     花岳寺・寺伝抜粋

                     祥雲山・花岳寺の説明板

【岡山陣屋跡】

 

        岡山陣屋跡                         岡山陣屋跡(史跡)・説明板

【西林寺】

    

        西林寺の大椎                  西林寺の大椎 

【白瀬南極観測船】

                 南極観測船「しらせ」スクリュー          

            

              南極探検隊の船のスクリュウの一つ

                    白瀬矗(のぶ)隊長略歴

                  白瀬南極探検隊長墓碑建立の由来

               

                         白瀬隊長の墓

【藤波畷古戦場】

              

                       藤波畷(なわて)古戦場

    永禄4年(1561)9月13日におこなわれた東条吉良氏の居城を巡る

    吉良氏と松平元康(徳川家康)の1連の攻防戦。吉良氏が降伏したとされる。

【東条城跡】

 

       遠方より見える東条城跡                    手前の石柱:登城口へ、

                                  その次の茶色の看板:札辻跡(ここに高札がたてられました。)

                     

                           東条城の帯曲輪

                  

                       東条城復元図(1)

                       東条城復元図・上の(1)の続き

         

                   虎口跡(大手門跡)

                       虎口跡(大手門跡)の説明板 

                 

                           大手門跡と物見櫓

   物見櫓がどの位置にあったか、またどのような構造であったか、今の時点でははっきりしません。

           表門と同様、鎌倉時代の絵物語を参考にして再現しました。

           今後の調査によっては位置等も確認できるかもしれません。

 

            本丸跡                           大手門と物見櫓(本丸から)