6月27日曇天、探歩会の例会で「苗木城」&「農村景観・日本一」などへ行ってまいりました。
苗木城の特徴は自然の地形を有効に生かして築かれた山城です。 至る所に天然の巨岩等が「石垣」と
して巧みに利用されています。 総延長約500mの石垣には多種類の積み方が見られます。
(苗木遠山史料館・パンフレット抜粋)
館員の言によると、「全国でも稀なる巨岩を利用した石垣の城としてその名が知られているそうです。
そして、この苗木城に似たお城として、大分県竹田市の「荒城の月」で有名な城跡、「岡城」があるそうです。」
その巨岩に圧倒されてのお城めぐりでした。 まだ一部については整備中とのことでしたが、見学するの
には何ら支障はありませんでした。
そのあと、帰路にある「道の駅」及び「小里川ダム」にも立ち寄りました。
苗木遠山史料館:国指定史跡「苗木城跡」の麓に、中世・戦国時代から明治初期に至る、苗木領の歴史的
な文化遺産を保存・公開している。
ここでは苗木遠山家の資料を中心に、貴重な諸資料が展示してあります。
苗木城概略図(国指定史跡)
城跡は市内を流れ貫く木曽川の右岸、一段と高く聳える城山(432m)にあります。
木曽川から山頂の天主跡までの標高差は約170mです。
足軽長屋門 風吹門跡までの石垣
風吹門跡:三の丸の出入り口にあった門 大矢倉跡
駆門跡:三の丸内 牢屋:大門左側奥にありました。
大門跡:二の丸と三の丸を仕切っていた。 御朱印蔵跡:領地目録や朱印状など重要文書や
刀剣類が納められていました。
綿蔵門跡:年貢として納められた真綿が門の2階に 坂下門跡:文字通り坂道の下にあった門
保管されていた。
菱櫓門跡 千石井戸・本丸口門:一番高いところにあった井戸
二の丸と本丸の境にあった。
的場跡 本丸口門跡付近の石垣
笠置矢倉門跡:ここからの眺望がよく、正面に 玄関口門付近の石垣
笠置山が見える。
玄関口門跡:名のとおり、天守への正式な道 天守展望台(天守台柱建物):苗木城の天守は二つの
巨岩にまたがる形で造られ三層となっていました。
眼下の木曽川 前方の恵那山「(曇天で視界不良でしたので
晴天時の写真を掲載。)
本丸玄関口付近・天主台から下る階段 右側の馬洗岩
居住空間跡付近の石垣 居住空間跡の礎石
的場跡 さらに下ったところの石垣
☆☆苗木城から恵那市岩村町富田へ貸切観光バスにて移動
この階段を上ると展望所
展望所からのパノラマ写真(曇天でしたので、うすく霞がかかっていました。)
(6月27日撮影)
同じ展望所より5月21日撮影(晴れ)
☆☆さらに道の駅「おばあちゃん市・山岡」へ移動
木造水車・日本一 小里川ダム堰堤からの風景(左方上部が道の駅)
道の駅からすぐ近くにある小里川ダム
最下部からの眺め(堰堤からエレベーターを利用)