今度は前回より2か月も空けてしまいました。
これまでの所、この話、時々ハリソンさんが暗い表情をして、
実はこいつ相当怖いんじゃないかと思わせるような事をツイートしているのですが、
全体としては、ほのぼのふんわかパステルトーンな感覚で描けていたんではないかと、
作者自身は思っていたのでした。
ところが、この先の暗転部分を描こうとしても、
今までの自分の人生経験ではまだまだ描けないと気が付いた時、
紙を机に置いてペンを持つ事ができなくなっていました。
ハリソンさんが未来に絶望したあまり、
トリストラム・シャンディ氏のそそのかしに乗ってしまった部分を描くためには、
作者自身が生きるか死ぬかの状況まで叩き落されてみて、
その時の自分自身の感情がまず分からなければ描けないんじゃないのかと ―― 。
それでこうなってみると運がいいのか悪いのか、
作者現在そういった状況に本当に叩き落されてしまいましたが、
ハリソンさんの気持ちも、
シャンディ氏の気持ちも分かって来ました。
特に、 「 笑いの奥に潜む負の感情 」 という物が ―― 。
後は、この状況を奇跡でも何でもいいから抜け出す方向へと持って行けたのなら、
また描く事に集中できるかもしれません。
ハリソンさんとマー坊が泊っているオテル、
14世紀に7代にわたる法王様達がアヴィニヨンで、
フランス王の監視下に置かれていた時期に住んでいた宮殿の側にあるのでした。
この宮殿、作者30代の初めに見学しましたが、
だだっ広くて、冬超さみーだろーなーという記憶しかありません。
住んでいた当時の法王様方とスタッフの方々達は、
暖房を MAX 効かしていたとしても震えていたんじゃないでしょうか?
ついでですが、作者、別の町でとある歴史博物館を見学した時に、
チケット売り場の人から学生と思われたらしく、
作者自身もそれに乗ってちゃっかり学生料金で見学してしまいました。
マー坊、トイレ掃除に熱心になるあまり、
タイムスリップして、現代日本の水洗便所から出て来て、
女子高生達に 「 うっそ ありえねー!! 」 「 やっ 」 「 マジで変態!? 」
…なんて事にはならない事を祈りますな~。
次回も出来次第。
今度はもう少し早くできるようにしたいです。