アラベラさん、 「 夏休みの読書感想文が書けないよ~っ! 」
と泣きついて来る子供に、
「 この本読んでこう書けば? 」 ― とか、
そんなモンは、ハナっから省略して、
「 もうっ!私が下書きするからそれを清書して学校に持って行きなさいっ! 」
― って感じのお母さんみたいですな!
…何なんでしょうか、独身時代の自己表現に悔いが残っている才女様達が、
子や孫までも通して無限に欲求不満を晴らそうとしたり、
独身時代内でも、自分より立場が弱かったり、
性格がソフトな人間に対して、余計なお世話のプロデュースをしたがったりするのは ― 。
才女様達の子供達に意外と問題児が多いのを見る昨今、
「 女性に学問はいらない。 」
― と、いうのは、決して男尊女卑の差別だけでは無く、
実は他の意味もあるのでは ― と、作者には思えて来るのでした。
「 影の作者 」 ― この言葉をよく覚えていて下さい。
ハリソンさん、1762年4月現在では、全くの無自覚ですが、
いずれ無関係では無くなり、
人生最大の脅威となって襲って来るのですから。
次回はアラベラさんが、
自分のプロデュースした作品に向けられた批判への不満を爆発させます。
〈 次回の更新は9月5・6日の予定 〉