漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

ここだけの秘密(1/19) 助け船

2008年11月02日 19時47分43秒 | 第11話/ここだけの秘密

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  ハリソンさん、ヒュームさんとはほんの挨拶程度の時間しか
お話ができなかったし、話したかった内容もヒュームさんの巧みな話術ではぐらかされて
しまいましたね。


 あっ、サンドイッチ食べてるよ!

はさんでいるのは果物のジャムとか、ゆで卵のつぶしたのとかみたいね。

サンドイッチは、英国のサンドイッチ伯爵(1718-1792)という賭博好きの人物が、
飲食の時間も惜しいとの事で考え出したパンの食べ方なのだそうじゃ。
1765年頃にはその名前で呼ばれている。

その頃って、いかんせんツナマヨサンドはないよね?
俺スキなんだけどな。

多分ないと思う…それから納豆マヨサンドも…。
私スキなんだけどね。
 

 ちなみに作者が計った所では、
第10話でハリソンさんが、ヒュームさん&ウォルポールさんと
出会ってから離れるまでの時間はたったの3分50秒でした。
今日の続きは明日。

第11話 予告編おまけ

2008年11月02日 10時41分53秒 | その他
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 ハリソンさん、今まではトロ臭くて、ノホホンとしていて、ひたすらお人よしといった印象の人でしたが、
実は呪怨を溜め込んだとっても怖~い人なのでした。
閲覧者によっては、超過激で唖然・慄然とするくらいの心の闇の部分もボチボチ出て来るようになります。


作者も血液関係の異常による体調不良のために、
  予定が遅れてしまいましたが、今日の夕方頃最初のページをアップいたします。

第11話 登場人物紹介

2008年11月02日 10時41分50秒 | 第11話/ここだけの秘密

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第11話/ここだけの秘密 予告編

2008年11月02日 10時41分20秒 | 第11話/ここだけの秘密

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 1759年末から60年の元旦にかけ、英国のヨーク、そしてロンドンの書店で、
「紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」という小説らしき読み物が発売され、大人気となりました。
61年初めと年末に6巻まで出た後、作者の体調不良を理由に休刊となり、
65年に7巻+8巻の続巻刊行が再開されました。

 すでに5巻あたりから人気の凋落が始まっていましたが、
7・8巻では一旦人気が盛り返して来ていました。
そして作者がいったい誰なのかは、「我こそは作者なり」と僭称する者・偽作品・模倣作品が
多数現れ続けたのにもかかわらず、真実は依然として謎のままだったのでした。

 ハリソンさんはランズバーグ夫人と親睦会会場となった屋敷の裏地にある、
人口池へと散策に出かけます。
ランズバーグ夫人はハリソンさんの甥夫婦を始めとする知人友人達に隠している
自分の秘密を明かします。

 そして、ハリソンさんに対し、「あなたが『トリストラム・シャンディ』の作者なのでしょう?」
― と、根拠の不明な唐突とも思える質問をするのでした。