漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

ここだけの秘密(6/19) 池の畔で心が開放されて 

2008年11月16日 16時30分02秒 | 第11話/ここだけの秘密

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もし、ランズバーグ夫人がこの物語のヒロインならば、
ハリソンさんも彼女に「ひとりタイタニック」なんてさせていなかったでしょう。
この物語のヒロイン、実は現在書きかけの第17話9ページ目で初登場なのでした。
やっぱヒロインにしては、かなり遅い登場ですよね~?
そちらはどんな女性なのかというと、花に例えたら、「スプレー咲きの白ばら」といった所でしょうかね。

 話を戻して、「忍冬(すいかずら)の君」ことランズバーグ夫人も、映画「タイタニック」のローズ嬢のように、
上流階級にありそうな家族関係やら縁談話のもつれなどで悩んでいるのでしょうか?


確か、作者初回で現在17話の下書きを描いてるってあったような…。

あれから、ほとんど進んでないという事じゃないか?
もう11話まで来とるぞ。大丈夫なのか?

フランスの鴨もウチの近所の川にいる鴨と何処といって
変わった所なんてないじゃない?

わたしの家の近くの公園にいるのもあんな感じだよ。

作者はローレンス・スターンの妻や最晩年に懸想したという
女性の容姿を想像して、ズバリ的中させた事があったそうじゃ。
後に「週間朝日百科 世界の文学59」で2人の絵姿を確認して
びっくらこいたそうじゃ。

作者って、プチ超能力系?

若い頃ほどでもないが、霊感も少しばかりあるとの事じゃが…。

だから第7話の最後にちょっとホラー的な展開
ほのめかしたんじゃ…。

♪ きっと来る~ ♪ なんて…いったい何が来るんだよッ?!




心にふと浮かんだり、口にした事柄が、後になって結構実際に起こったりしてしまい、
恐くなる事もあります。
来週はランズバーグ夫人の生い立ちが彼女自身の口から語られます。

 フランス通過編のプロット&ネームはでき上がっています。
(実際描く時には微調整が必要になるとは思いますが。)
その後はこれからネーム作成となりますが、
初回にもあるように、ラストはもうどうなるか決まっているのでした。
予定では、来年まとまった時間を作って、集中して続きを描こうと思っています。

〈次回の更新予定は11月22・23日の予定〉